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保健室登校の女友達とのぎこちない友情。同級生と馴染めない、音楽ライター志望の偏屈な女子に突然訪れた恋。大好きな彼とさよならすることになっても、どうしても行きたかった、東京――。山と田んぼに囲まれた田舎の高校を舞台に、「あの頃」のかっこ悪くて、情けなくて、でもかけがえのない瞬間を切ないまでに瑞々しく綴る、傑作青春小説。
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Posted by ブクログ
高校生の卒業までを丁寧に描いた作品。忘れていた図書室の匂いや友達とのなんでもない会話、その中に生まれていた空気や感情までもが鮮明に思い出されました。 私の高校生活も、楽しかったと思い出すことができました。 友達との時間も楽しかったですが、受験勉強を必死でやった記憶も鮮明です。もう一度高校生活を送るこ...続きを読むとはできないですが、あの時勉強した事をもう一度することはできると思い、先日から高校数学を再勉強しています笑
こんなんずるいって〜〜 ありそうな普通の話を書いているからこそ、2007年の本がこんなにも“くらう”小説になってるのかなとか思っちゃった
めっちゃ良かった。周りをじわじわ固めていっての最後の一編、そして最後のシーン。あれ以上に綺麗なものってないかもしれない。
自分は中高女子校だったから、高校での恋愛とか身に憶えもないのに、なんか懐かしいような切ないような。 久々に本読んで泣いたなぁ。 よかった。
久しぶりに大好きな短編集に出会えた感じ。 豊島ミホさんの描く何気ない田舎の風景、登場人物の心情、青春の1ページがキラキラと輝いていました。青春の思い出って、全てが全てハッピーエンドってわけじゃなく、どこかほろ苦かったりするまさに「檸檬のころ」。 でもだから青春っていいのよなあ 好きだったお話は「ルパ...続きを読むンとレモン」、「ラブソング」。自分の青春時代と重ねて読んでしまって震えた…
地方の高校が舞台の連作短編集。 高校生視点の話と大人視点の話があり、どちらも檸檬のようなほろ苦さがあって良いが、 個人的には圧倒的に高校生視点の話の方が好き。 というのも、時たま登場する楽曲が、自分がその時代に聴いてたり好きだったりしたものとがっちりハマっていて、 シーンによってはぐわんぐわんと響く...続きを読むものがあったから。 懐かしい曲を聴いて、少し懐かしい気持ちになりながら、 自分の輝かしくない青春時代を振り返りたくなるような気持ちにさせられた。
普通で何気ない日常。そのきらきらとした部分を切り取っているからこそみずみずしく、かけがえのないあの頃をハッと思い出させてくれる。田舎の新学校が舞台であることも相まって、より一層甘酸っぱく切ない物語。
2019/10/7 初めて豊島ミホさんの本を読みました。以前から気になってた本だったので読むことができて良かったです。 内容は青春小説ですが、なんだか絶妙なバランスがあってすごく読みやすいし話に引き込まれる感じです。短編ですが話が連動していて、それぞれの話の主人公的な人物が次の話の主人公となんらかの...続きを読む形で繋がっていたりするので、ストーリー仕立てにもなっているような気がします。 すごいバランスがいいという印象を受けたのはあとがきを読んだ時に納得したんですが、ストーリーが派手なことに極端になってなくて、学校だったり日常だったりで、いわゆる普通の人にスポットを当てた話になっているからだと書いてあって、まさにその通りだなあと思いました。 派手さはないけど、そこにはしっかりしたストーリーがあって普通の主人公たちがすごい輝いた青春を送っているような感じを受けます。 作者自身はそういうキラキラした青春はあまり好んでなかったようですが、細かい描写などすごく引き込まれました。もっと読んでみたいなと思います。
高校時代、もしかしたら自分が経験したかもしれない恋愛模様や将来への葛藤などが描かれている青春小説。 高校時代に戻ったようで、なんだか懐かしかった。
2018.1.5- 「タンポポのわたげみたいだね」 やえちゃんを思い出しながら読んだ。 当たり前の日常は、今となってはキラキラした期間限定の青春そのものだったな。 「金子商店の夏」 夢を諦めるときの、胸がじりじりするようなフワフワ居場所なく浮いてるような、居心地悪い感覚。 でも人生は1回。 軌道修...続きを読む正はいつだって可能なはずだ。 「ルパンとレモン」 少しわかってしまう。加代子の感情、接し方、居心地の悪さと居心地の良さ。まさに甘酸っぱさ。 「ジュリエット・スター」 高校の頃の、かわいくて小さくてちょっと魔性さもある同級生を思いながら読んだ。あの頃と少し、違った形で高校時代を楽しんだら、こんな青春もあったのかな。いや でもあの頃があるから今がある。 寮生活が懐かしい。 「ラブソング」 切ないね~ 胸が痛いくらい切ないね。 でも、いい恋をするって、素晴らしい。 「雪の降る町、春に散る花」 これは、色ーんなことを思い出させてくれた。 大学合格を知った瞬間、一緒に受けた友達が補欠合格だったこと、高校に伝えに行ったこと、友達と報告しあったこと、向こうで住む場所や家具を探したこと、親と離れる瞬間、母がいつも握手を求めてきたこと、父はすんなり帰ったこと笑、両親をお店に連れていったこと、愛犬もいつも一緒に来てくれたこと、階段から愛犬が落ちたこと。。止まらない。笑
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