青空チェリー

青空チェリー

小説・文芸
649円 (税込)

3pt

ベッドの上でからみあうふたりの脚。きれいに塗られたパールピンクの爪。その足指が、ときおりぎゅうとねじ曲がる。開く。曲がる。開く。……。予備校の隣にラブホが建った。以来、あたしは屋上から、のぞきみちゃんな日々。ゆるしてちょうだい、だってあたし十八歳。発情期なんでございます。ある日、誰も来ないはずの屋上に男の子がやってきた――!! それ以来、あたしは彼と、“一緒に”のぞいて、“お互いに”オナニーすることに……。栄えある第1回R-18文学賞・読者賞受賞の表題作を収録した、女の子のための3つのストーリー。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    青空チェリー
  • タイトルID
    :
    133918
  • ページ数
    :
    232ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年10月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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青空チェリー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これまで、たくさん戦争について学んできて、恐ろしさや悲しみも理解しているはずだったけど。
    「ハニー、空が灼けているよ。」を読みと、現実味がものすごかった。
    自分だったとしても、多分ダーリンの足を砕くと思う。

    0
    2012年11月12日

    Posted by ブクログ

    またまた豊島ミホさん。
    3つの短編集。


    『ハニィ、空が灼けているよ。』

    「今からでもなんとかしたいと思うのに、
     私は力を持たず、
     大きな流れの源を見定めることもできず、
     ただ不安に駆られているだけ。」

    戦争が始まり、都から田舎に帰る。
    大切な「教授」を残して。
    そして田舎で再会した幼なじみの「ダーリン」。

    麻美の気持ちが揺れていて、
    ダーリンにも召集令状がきて、
    都の教授からは毎週花束が届く。

    一本のカナヅチが、
    破壊的に暴力的に切ない役割を持っていて
    思わずドキドキしました。


    『青空チェリー』

    デビュー作。
    「女による女のためのR-18文学賞」で読者賞を受賞したらしいです。

    「変態条約締結。
     赤信号、ふたりで渡れば怖くない。」
    「おなかの中にたまったピンク色のものが、
     何もかもをかき乱す。」

    こっそり学校の屋上からラブホを覗いていた
    文学部小説家志望の森田さん。
    頭が良くてお医者さん志望の共犯者の本橋君。

    小説家と、お医者さんと、頭の良い人が、変態。笑

    さっぱりしていて、
    ドキドキしちゃうエロさは爽やかでした。
    女の子の思春期、かわいらしい!


    『誓いじゃないけど僕は思った』

    「二十一歳の僕の持ち物は、
     アツコとの思い出コレクション以外になんにもない。
     でもそれでいい。
     いつか僕が死ぬ時は棺桶にそれだけ入れて欲しい。」

    何年経っても、忘れられない同級生のアツコ。
    浩介は、アツコ以外の誰にも本気になれず毎日を過ごしていく。
    友人の心配をよそに、
    浩介はアツコと過ごした日々を大切に振り返っていく。

    誰にだって忘れられない人はいても、
    時間はどんどん過ぎていって、
    その時大好きだった「あの人」は年を重ね変化していく。
    思い出は変わらないのに。

    それでも、あの時のあの人を求めてしまう。

    なんだか切なかった。


    豊島ミホの文章は、
    友達と話しているような書き方なのに
    どこかにギュッとされるような場面があって。
    そんなキモチを表現できる豊島さんがうらやましい。
    年齢近いのに!苦笑

    0
    2012年08月17日

    Posted by ブクログ

    短編が3つ入ってる本で、中でも「ハニィ、空が灼けてるよ。」が好きです。豊島ミホさんの本は独特のちょっと暗い雰囲気の話がお気に入り。

    0
    2012年07月26日

    Posted by ブクログ

    デビュー作が表題作。
    女性のためのR18っていうテーマなんで、内容はそうなんですが、でもすごく爽やかな文章だなぁ(^ー^)

    この中に入っている、「ハニィ、空が灼けているよ。」が好き。
    ハードカバーのと文庫版、読み比べてみるのもオススメ。

    0
    2012年07月05日

    Posted by ブクログ

    4.2 女子から見た性愛がどんなものかを描いた物語。短編3編。3つ目の話はもはや架空の話ではなくなってきている。女子にも性欲があり、相手を求めていると言う部分に男性異性愛者は励まされる。架空の話かもしれないけど。

    0
    2026年07月26日

    Posted by ブクログ

    3話収録されていて、賞をとったタイトル作よりも
    他のほうがよかったかも

    「ハニィ、空が灼けているよ」は
    ”戦争”と”都会人が田舎で暮らすこと”の共通点である
    『非日常』の描き方がうまいと思った
    本当の世界でも遠い国で起こる紛争はどこか現実味を欠く

    あと、どこかに出てきた、過去のいい思い出だけをマッチに例えて、
    「1本マッチをすると、その瞬間だけ温かい気持ちになる」
    と表現していたところにすごく納得した

    0
    2016年01月30日

    Posted by ブクログ

    1日で読破。なんで豊島なのに今まで読まなかったんだろう。一作目読んだだけでも満足。ダーリンは豊島の中で好きな部類の男子。デビュー近くでこの出来はすごい。

    0
    2014年06月25日

    Posted by ブクログ

    豊島ミホさんのデビュー作。
    「女による女のためのR-18文学賞」読者賞受賞作品。
    明るい顔して泣きそな気持ちがせつない、女の子のための三つのストーリーらしい。
    私は「ハニィ、空が灼けているよ。」が一番好きかな。
    戦争の話なんだけど、昔の話じゃなくて、いまの話。
    主人公の、悲しさを感じないように精いっぱい振舞う感じを想像してしまって、私も切なくなる。
    大事な人を想う気持ちが、すごく痛い。
    教授とダーリンの間で揺れる、って紹介されているけど、私は揺れてなんかないと思う。
    きっとどっちも大事、どっちも真剣。
    ダーリン、ハニィって呼び合いながらも全然甘くない2人の会話が、なんだかすごくおかしくて、かわいくて、切ない。
    ダーリンの性格、すごく好きです。

    表題作の「青空チェリー」は、すごくあっけらかんとした青春ストーリーって感じ笑
    抜けるような青空の下で、ラブホを覗く予備校生の2人のお話です。
    少しずつ寄り添う感じが素敵です。

    「誓いじゃないけど僕は思った」は中学時代の恋心をずっと忘れない話。

    「青空チェリー」以外は単行本と少し内容が違うらしいので、そっちも読んでみたいです。

    0
    2013年02月13日

    Posted by ブクログ

    どの話も良かったけど、「ハニィ、空が灼けているよ」は泣きそうになった…
    やっぱ豊島さんの文章が好きだなぁ。
    単行本の方も読もう!

    0
    2012年01月09日

    Posted by ブクログ

    女の人は、好きなんじゃないかなあと思う。読みやすいけどしっかりと読み応えがあってすごく好き。

    タイプの違う3つの短編からなる一冊。私はどれも好きですが、ハニィ~の読後のなんとも言えないもどかしい感覚がすきでした。

    0
    2011年07月02日

青空チェリー の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    青空チェリー
  • タイトルID
    :
    133918
  • ページ数
    :
    232ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年10月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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