神田川デイズ

神田川デイズ

594円 (税込)

2pt

世界は自分のために回ってるんじゃない、ことが、じんわりと身に滲みてきた大学時代……それでも、あたしたちは生きてゆく。凹み、泣き、ときに笑い、うっかり恋したりしながら。

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神田川デイズ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    匿名

    購入済み

    地味だけど、ドラマは濃い

    出だしがあまりにむさ苦しい雰囲気なので、なかなか入り込みづらかった。でも何とか前に進んでみたら、嘘みたいに「読んでよかった」という感想に変化した。

    この短編集に書かれているのは、どれも「あるある」「ありそう」と思えることばかり。と同時に、「こんな物語は見たことがない!」「よくこんな状況をすくい

    0
    2022年04月06日

    Posted by ブクログ

    帯は
    『ダメダメの日常から、
     彼方の光に向かって
     手を伸ばす。
     痛くてかっこ悪くて愛しい
     「若さ」の物語。

     世界は
     あたしのために
     回ってる
     わけじゃない。
     でも…』

    本当に久しぶりに豊島さん読みました。
    この本も積ん読で、10年ぐらい前に買った本。苦笑
    当時は読むのがもったい

    0
    2018年12月02日

    Posted by ブクログ

    短編連作。
    大学コンプレックスのせいか、登場人物にイマイチ感情移入できず。「でも、早稲田でしょ」って感じで。

    ピンク映画は、監督が女優になったということ?

    0
    2016年12月18日

    Posted by ブクログ

    著者の出身、早稲田が舞台の作品
    描写される場所がほぼ全部実在している

    毎日すれ違うだけの、何万人もの他人の中で
    自分が素になれる場所を見つけるってきっと誰しも難しい

    何か見つけたいなぁって思って大学に来て
    その理想と現実はまた別だけど
    みんなそれぞれに何か考えながら生活してるのかなぁって

    自分

    0
    2016年01月04日

    Posted by ブクログ

    この人は私だといつも思わせてくれる「豊島ミホ」

    思春期な自意識過剰っぷり。
    卑屈。
    基本的に劣等感の塊。
    社交性のなさ。


    ただ鬱々と毎日は過ごせる。だって時は過ぎていくのだから。

    どの主人公にも私の要素を感じて
    そして惹かれつつも嫌悪する。

    オムニバス形式の大学生の物語。

    豊島ミホ素晴ら

    0
    2013年11月02日

    Posted by ブクログ

    初めて手に取った作家さんだったけど、なんだろうか、意外と好き。
    若干哀愁漂いつつも底の方に力強さみたいなものを感じた。
    他の作品もぜひ読みたい。

    0
    2010年12月24日

    Posted by ブクログ

    6つの章にそれぞれ主人公的な学生を置いて、それぞれのキャラが微妙にかかわり合いながら、作者の言うところの「めくるめかない」学生生活を切々と描くちょっと風変わりな青春もの。

    なんちゅうか、それぞれの章の主人公をつとめるキャラクターがまさに文字通り「青春のどん詰まり」で、周りのクラスメートと馴染めず

    0
    2020年09月24日

    Posted by ブクログ

    大学生活・・・本当はこんなんじゃなかった!と思ってる彼・彼女。抜け出すきっかけ見つけた人、まだ見つからない人、空回りの人、いろんな大学生活、人生。連作短編な感じ。

    初めて読む作家さん。
    それぞれ、もう少し物語を読みたかったので、★4つ

    0
    2013年11月25日

    Posted by ブクログ

    やっぱり豊島ミホ好き。日常の中にある絶望、自己嫌悪、投げやりな気持ちがぷんぷんで、もういやんなっちゃうよって感じなのに、やっぱりなんかがんばろ、私だって捨てたもんじゃない…かな…?って登場人物皆が希望を見つける。それぞれ自分らしく前を向き直す姿がなんだかやたらと清々しくて青春だなと感じてしまう。読ん

    0
    2012年10月12日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。
    みんな、表面では悩みなんて無さそうに、楽しそうに繕ってるけどその実、必死に自分に言い聞かせりしている。
    淡々としてるのにがむしゃらに出来たり、若いっていいー

    0
    2012年08月09日

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