生島治郎の一覧

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作品一覧

2020/10/16更新

ユーザーレビュー

  • 黄土(こうど)の奔流
    生島治郎『黄土の奔流 冒険小説クラシックス』光文社文庫。

    過去に刊行された傑作冒険小説の再刊企画の第1弾。第2弾の胡桃沢耕史『天山を越えて 冒険小説クラシックス』を読んでみたら非常に面白かったので、本作も読むことに。

    1965年刊行の紅真吾シリーズの第1作。これぞ冒険小説のお手本というようなワク...続きを読む
  • 浪漫疾風録
    疾走感あふれる「ほぼ自伝小説」。
    昭和31年に早川書房に入社して編集者として成長し、昭和39年に退職して処女作を上梓するまでを描いた成長物語。
    ただ、著者自身の歩みを描いていると同時に、日本推理小説界の発展期を描いているので自伝なのに群像劇になっている。
    入社試験で面接官を務め、上司となった田村隆一...続きを読む
  • 星になれるか
    ミステリ作品の編集を手掛けるうちに、自分でも書いてみようという欲望を抱くようになった編集者が作家に転向したその後の話。映画化、直木賞受賞などいくつかの成功を収めつつも、睡眠薬中毒に陥り、芥川やら三島やら太宰やらと自身を並べ、作家の孤独を説いて悦に入る。 チャンドラーを敬愛する妻小泉喜美子については、...続きを読む
  • 片翼だけの天使(小学館文庫)
    「君に届け」の次は大人の恋愛小説。

    小泉喜美子ファンの私は手放しで絶賛出来ない。小泉さん(生島治郎と離婚後)の元カレ内藤陳と本書映画化の際、主人公越路(生島治郎がモデルとされる)役の二谷英明お二人の追悼気分で手に取ったが、複雑な心境だ。映画はまだ見てません。本書が「恋愛小説の傑作」「現代における稀...続きを読む
  • 黄土(こうど)の奔流
    個人的には生島氏はハードボイルドというより冒険小説の書き手で、学生時代にイネスやマクリーンがお気に入りだった頃に、よく読んだ記憶がある。今回久しぶりに氏の冒険小説を読んでみて、「血湧き、肉躍る」感じはあるなあと思いつつも、一番気になったのは主人公の子供っぽさ。ハードボイルドな男たちが、ここだけは譲れ...続きを読む

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