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実名で綴るとっておきの秘話――直木賞受賞、睡眠薬中毒、そして離婚。編集者を経て作家となった著者ならではの、ハード・ボイルド・グラフィティ。吉行淳之介、野坂昭如、長部日出雄、星新一、佐野洋、小松左京、司馬遼太郎らも登場。ミステリー界の裏面史を実名、秘話、とっておきエピソードで描いた、ファン必読、疾風怒濤のミステリー開拓時代。
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Posted by ブクログ 2016年07月21日
ミステリ作品の編集を手掛けるうちに、自分でも書いてみようという欲望を抱くようになった編集者が作家に転向したその後の話。映画化、直木賞受賞などいくつかの成功を収めつつも、睡眠薬中毒に陥り、芥川やら三島やら太宰やらと自身を並べ、作家の孤独を説いて悦に入る。 チャンドラーを敬愛する妻小泉喜美子については、...続きを読む鼻っ柱は強いが話の合う女が、一方的に自分に惚れ、結婚してほしいと懇願してきた、と宣う。結婚してやる条件として、彼女の執筆活動を禁じておきながら、自身は好きなだけ創作に時間を費やし、挙句の果てに呑む打つ買うのやりたい放題。作家は人間として魅力的な人物であってほしいと思うこともあるが、この作品については、感嘆ものの鈍感さを備えた作者への侮蔑や憤りが、ページをめくる原動力となった。そして悔しいけれど、私小説としてもブックガイドとしても大変面白かった。この作者、生涯、編集者であれば、違った人生を送れたのではないか。
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