樋口有介の作品一覧

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作品一覧

2022/03/19更新

ユーザーレビュー

  • うしろから歩いてくる微笑
     元刑事のフリーライター柚木草平は、山代母娘の家で鎌倉在住の薬膳研究家である藤野真彩という女性と出会う。
     10年前、高校生だった真彩の同級生が失踪しており、その同級生らしき人物の目撃情報が鎌倉周辺で増えているという。
     成り行きで女子高生の失踪事件を調べることになった草平だったが、関係者が殺害され...続きを読む
  • 礼儀正しい空き巣の死
    63非常に面白い。刑事さんだから難しく怖い描写もあるけど、主人公と取り巻く人たちの本質的な暖かさが文脈に滲み出ていて、作者の想いが伝わる。捜査一課での活躍を早く読みたいです。
  • ぼくと、ぼくらの夏
    作者である樋口有介氏のデビュー作。或る事件をきっかけとして出会った高校生カップルが、事件の謎を探る過程で互いの仲を深めていく青春ミステリー小説。主人公である高校生男子の一人称による語りで物語が進行するが、主人公と登場人物の会話でストーリーが進む場面も多く、ラノベ風味の仕上がり。評者がこれを初めて読ん...続きを読む
  • 刺青白書 柚木草平シリーズ4
    柚木草平が嫌いということではないんだけど、樋口有介は、やっぱり青春真っただ中な主人公が事件を探っていく話の方がいい。
    それは、最初に読んだ著者の本が『ぼくとぼくらの夏』と『風少女』だからだろう(どっちを先に読んだのかはおぼえていない)。
    これは主人公が大学4年の女の子ということで、そういう意味でも樋...続きを読む
  • 金魚鉢の夏
    荒唐無稽とも言い切れない近未来の日本のド田舎が舞台設定のスモールタウンミステリ。勿論ミステリの筋も一級品なのだが、樋口氏の絶妙な会話の妙が堪能できる。幸祐と夜宵、幸祐と愛芽、由希也と蛍子、の関係性を本線に、幸祐が捜査していくうちに明らかになっていく驚くべき事実を伏線に、人生の意味や社会の矛盾を鋭く描...続きを読む

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