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Posted by ブクログ
何だろう、これは(^_^;)
6割読むまで、何も起こらない(^_^;)
架空の南の島の暮らしが描かれるのみ。
島では外国人であるアメリカ人と、
その運転手として働く現地人と、
それぞれの目線で交互に語られる島の日常が、
少しずつ違和感を増していく。
が、誰もそれを具体的には描けない。
登場人物それぞれが得る情報を、俯瞰している
読者にはストーリーが見えて来るが、
断片的な情報しか持たない登場人物は、
何も手を打てないまま流される人が多い。
最後の最後で意外な展開になるが、
いやこれは深い教訓を含むのか、
はたまた冗談なのか…悩むところだ(^_^;)
この作品、作者は自己ベストに選ぶが、
世間の評判は最低だとか…(^_^;)
読んでみると何となく分かる気も(^_^;)
でも、資本主義も行き詰まり、
日本が「経済活動」の一環として
戦争を積極的に取り入れ始めた昨今、
この作品の持つ意味は小さくない(-_-)
もちろん極論ではあるが、
今後の我が国の進むべき道を
示唆してくれているのかも。
こりは読まないと分かるまい(^_^;)
Posted by ブクログ
南海の楽園を舞台にした…。
うーん、説明こまる。
かつては日本軍に占領され、今はアメリカの影響下にある島国が舞台なんだけど、言葉が…。
なまってるって設定で、なまってるんだけどこれに違和感がすごい。
まぁ、話の本筋には関係ないんだけどさ。
で、大量のプラスチック爆弾が行方不明になって、その島にいるCIAのスパイがその捜索を始めるんだけど。
それがメインでくるのかと思ったらそうでもなく、島の気候と同じように、だらだらとまったりとしてるだけなのだ。まぁ、それでも水面下では動きがあって…。
なんなんだろうなぁ。
どこをどうとっても消化不足というか、物足りなさがあるというか。
現実ってそんなに劇的なことはないんだよ、っていえばそうなんだろうけど、それにしてもね。
つか、これってなぁ、って思うのは私がアメリカ的ハリウッド的なものに毒されてしまっているという証拠なんだろうか。
島民の選択は、結局のところ行き詰まるのだろうなと、思う。
若者は、どうやってもアメリカ的消費社会からの刺激からは逃げられない。
落日を迎えるとわかっている物語にあえて「楽園」というタイトルをつけた樋口氏のセンスには、ただただ平伏するのみなのである。
Posted by ブクログ
以前、燐鉱石の国・ナウルで突然通信が途絶えて「すわ、革命か!?」と騒がれた事があったけど、本作はあの事件をモチーフに書いたのかと思ったら、それよりもずっと前の作品でビックリした。
預言者か。
あと、島の原住民の訛りに上州弁を使ったのは上手いと思った。
樋口さんおなじみの切な系青春ストーリーでも枯れかけのおっさんが頑張っちゃう話でもないけど(いや、スタッド氏は枯れかけのおっさんか)、これはこれで十分面白かった。
ナウルやらパラオやらミクロネシア連邦やらの歴史をかじってから読むのと読まないのとでは、感じる面白さに差があるような気もする。
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