海泡

海泡

865円 (税込)

4pt

4.0

暑く長い夏休み、2年ぶりに小笠原へ帰省した大学生の木村洋介。難病を抱え、次第に弱っていく初恋の女性・丸山翔子に会うに忍びなく、帰りにくかったのだ。竹芝からフェリーでおよそ26時間、平和で退屈なだけが取り柄だったはずの島では、前村長の娘で中高の同級生・一宮和希がストーキングされていると噂が立ち、島一番の秀才と謳われ、医学部を目指していた藤井智之は不可思議な言葉を呟く。どこか不穏な空気が漂うなかで、二つの事件が続けざまに起こる――。常夏の島を舞台に、名手が伸びやかに描いた青春ミステリが、大幅改稿、決定版で登場。/解説=千街晶之

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海泡 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    古文書を繙くと、どうやら2015年に
    一度この本を読んでいるようだが...(^ ^;
    全くもって記憶に無し(^ ^;

    まぁ、だいぶ加筆訂正した、とのことなので、
    印象が変わっているに違いない...(^ ^;

    作者お得意の「韜晦した若者」が主人公。
    二年ぶりに帰省した小笠原の父島で、
    様々な事件に

    0
    2019年11月12日

    Posted by ブクログ

    以前に読んだことがあったのに気付かず手に取ってしまった…。
    でも内容もおぼろげになっていたし改稿箇所があったりして、そして何より樋口有介作品に夏の印象を持っている自分としては、時を経て再読しても面白かった。

    生意気で気怠げな主人公は、樋口作品のそれとして「いかにも」な感。
    幾人もの女の子との会話は

    0
    2018年11月18日

    Posted by ブクログ

    樋口有介先生の夏の描写はとてもいいですね。
    小笠原の空気やそこで暮らす人々の様子が伝わってくる。
    親しかった友人たちの変化、恋模様など切なさを感じられた。
    夏になると読みたくなる。

    0
    2023年04月29日

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