木野塚探偵事務所だ 木野塚佐平シリーズ1

木野塚探偵事務所だ 木野塚佐平シリーズ1

550円 (税込)

2pt

警視庁(ただし経理課一筋三十七年)を定年退職した木野塚佐平氏。フィリップ・マーロウ、リュウ・アーチャーなど、ハードボイルドに心酔する氏は、長年貯めたヘソクリを元手に、憧れの探偵事務所を開業する。しかし、凶悪事件の依頼どころか、念願の美人秘書もやってこない。そんなある日、近所づき合いで掲載した業界誌の広告から、ひょんな依頼が舞い込んでくる。記念すべき木野塚探偵事務所最初の事件は、何と、金魚の誘拐事件だったのだ。気鋭の著者が、愛すべき老人探偵。木野塚氏の活躍(?)を描く、大爆笑必至のハードボイルド連作集、シリーズ第一弾。

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木野塚探偵事務所だ 木野塚佐平シリーズ1 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    4
    定年を過ぎてから私立探偵を始める木野塚氏。憧れの事務所を開設しなんだかんだでうまくやってるところがすごい。
    桃世という助手にも恵まれ、ほのぼの感漂う探偵話が面白い。
    ハードボイルドに憧れており吸えないタバコや飲めない酒を始める形から入る感じも面白い。
    歳をとってからでも学んで成長しやりたいことを

    0
    2016年08月28日

    Posted by ブクログ

    ハードボイルドな私立探偵を目指す木野塚氏、最初は痛々しいだけなんだが、読み進むにつれて何か愛着が湧いてくるから不思議。

    但しまともな推理物を想像すると肩透かしを食らう。
    ミステリーかどうかも怪しい内容。

    0
    2015年05月18日

    Posted by ブクログ

     ユーモア小説である。主人公である経理一筋37年で定年退職した警察OBが探偵事務所を始め、たまたま採用した若い女の子が秘書というか助手として大活躍するというストーリーである。
     その主人公が木野塚佐平である。誇大妄想というかフィリップマーロウに憧れたという設定からわかるようにコメディーである。サスペ

    0
    2017年11月25日

    Posted by ブクログ

    「木野塚探偵事務所だ」。
    タイトルからして笑えてしまうのは、作品を読み終えたからかもしれない。

    ハードボイルド大ファン木野塚は、定年を迎えてからようやく憧れていた「探偵事務所」を設立する。探偵事務所所長、殺人事件の依頼が来て颯爽と問題を解決していく。酒と煙草を愛好する彼の隣には美人秘書。そんな妄想

    0
    2016年05月05日

    Posted by ブクログ

    定年退職を機に長年夢だった探偵事務所を始めた木野塚氏の奮闘記。いたって平凡な木野塚氏の憧れは、フィリップ・マーロウのようなハードボイルドな探偵だが、一つも思い描くようにはいかない。さらにひょんな事から雇った助手が切れ者で、いつも遅れをとったと感じている木野塚氏のなんとか体裁を保とうとする言動に悲哀を

    0
    2015年08月12日

    Posted by ブクログ

    2014.10.11(土)

    警視庁一筋…
    ただし経理課一筋37年の木野塚佐平が定年後に選んだ職業が『私立探偵』。
    ハードボイルドに憧れて、こうあるべきと決めつけて夢見る60歳。

    名探偵が誕生!!?!

    -------------
    樋口有介さんの小説は何冊か読んだけど
    主人公が不潔でだらしなかった

    0
    2014年10月12日

    Posted by ブクログ

    この作者本当に良い。デンスケでは笑いすぎて過呼吸になった。60歳からの起業。なにかやり始めなければと忸怩たる思いを行動に移さねば。

    0
    2014年04月09日

    Posted by ブクログ

    20130225 デビュー作の後、二作くらい読んだ記憶がある。昨年ピースを久しぶりに読んだ。この作品は作者の今のとしだから読めるのかも。笑えない哀愁がハードボイルドなのだろうか。

    0
    2013年02月25日

    Posted by ブクログ

    ユーモアハードボイルドと言うとペット探しを得意とする私立探偵の物語を思い出す。この連作集も望んでいないのにペット探しが専門になってしまう老私立探偵物語と思って読み進めると、ハードボイルドらしい寂しいエンディングが用意されていた。助手に手柄を横取りされ続けて、悔しがる老探偵の悲哀で終わるよりこちらのほ

    0
    2011年08月26日

    Posted by ブクログ

    作者の作品全般に言えることだが、ミステリー要素には期待すべきでない。作者のユーモアセンスだけで書いたような話。何度も笑った。

    0
    2011年04月14日

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