【感想・ネタバレ】探偵は今夜も憂鬱 柚木草平シリーズ3のレビュー

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Posted by ブクログ

あまり渋みのないハードボイルド。中編が3本収録されていて、どれも面白かった。
金がなく、オシャレでもないが、何故か美人とよく出会って、よくモテるという、まぁハードボイルドの王道といえば王道な小説。でもノリが軽い。
正統派ハードボイルドを求める人には向かないが、これはこれでアリだろう。

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2019年05月29日

Posted by ブクログ

柚木草平シリーズ第三弾。

今作では、前二作で全体を覆っていた
「ユーモラスな空気」がだいぶ薄まり、
なかなかにハードボイルドな印象。
ちょっと恰好いいが、ちょっと普通になったか(^ ^;

全三話を収めた短編集で、当然のことながら
それぞれに「訳ありの美女」が登場する。
草平がいちいち一目惚れするのもお約束(^ ^

相変わらず会話のテンポは軽快で読みやすい。
以前に書いた「読点の打ち方が趣味に合わん」のも
だいぶ改善(と言うのか分からんが)されていて、
ずいぶん読みやすくなった印象(偉そうですが(^ ^;)

本当は、もうちっと一作目のようにドタバタした方が、
「女に弱いハードボイルド」のセリフの
「当人も自覚してるばかばかしさ」が生きるのでは...
というのは正直な私の感想ですが(^ ^;

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2014年08月26日

Posted by ブクログ

皮肉屋で女にだらしなくて金欠で妻と別居中と結構なダメ人間ではあるものの、そのキャラクターや語り口は相変わらず魅力的。

事件はそこまで意外性のあるものではないけど、話作りは秀逸。

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2014年06月26日

Posted by ブクログ

元刑事でフリーライターの主人公。
今回は「○○の憂鬱」と3つの短編集。エステクラブの美人オーナーから義妹の事で依頼を受けるが、翌日美人オーナーは自宅で殺害されてしまう(第1話)芸能プロダクションの社長からの依頼は、失踪した有名女優の捜索(第2話)雑貨店の美人オーナーから死んだずの夫から届いた手紙について調査の依頼がくる(第3話)・・・シリーズ第3弾

どの短編も意外な展開で、ストーリー展開も早いのでとても読みやすい本だと思います。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

やたら惚れっぽい元刑事のフリーライターが探偵役を務める、軽い語り口のハードボイルド。語り口に誤魔化されそうになるが、事件そのものは案外と重い。とはいえ、軽やかでユーモラスな口調が魅力なのは間違いのないところ。しかし、その彼の振るまいが時折無神経で癇にさわる感じになってしまっているのは、短い間に風俗が大きく変化したことの証しのような気がする。

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2023年05月04日

Posted by ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)
美女に振りまわされつつ、事件調査も生活の糧にしているフリーライターの柚木草平。エステ・クラブの美人オーナーからは義妹に関する調査、芸能プロダクションの社長からは失踪した女優の捜索、雑貨店の美人オーナーからは死んだはずの夫から送られてきた手紙の調査の依頼が舞い込むが…。柚木を憂鬱に、そしてやる気にさせる美女からの三つの依頼。私立探偵シリーズ第三弾。

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2019年11月05日

Posted by ブクログ

シリーズ3弾。相変わらずトレンディでしたわー。美女に弱くてダメなやつだけど憎めない感じがもうトレンディ。そして携帯電話がない時代ってやはり面白い。

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2017年11月05日

Posted by ブクログ

柚木草平シリーズ、3作目。3編の中編集。

依頼の最初は気乗りしないが、美女と金が絡みだすと結局捜査に乗り出す草平さん。シリーズを一作目から続けざまに読んできて、更に今回は中編集。さすがにちょっと飽きてきて、途中眠たくなってしまった。まぁ、このシリーズの醍醐味でもあるので、仕方ないけど、相手が美女ばかりだからかな。色々タイプがあるとは言っても、何だかみんな同じように見えてきた。でも、いい加減な言葉ばかり吐いてそうで、やる時はちゃんとやる草平さんが好きです。ちょっと時間を置いたら、こんなキザなセリフも恋しくなっちゃってまた読みたくなっちゃうんだろうな。

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2015年08月05日

Posted by 読むコレ

草平シリーズ3作目。
中篇を3作品収録だったんですね。

正直、ここらでシリーズの核になるような
重たい系の長編を期待していただけに...かなり残念。
それぞれのストーリーもやや小ぶりだし、
短編で同じような設定のストーリーを読むには
少々飽きてしまうなー。うーむ。

草平自体のキャラは好きですがさすがに
ストーリーでもっとワクワク出来ないとその良さも
半減。小出し小出しで面白いものではないかな...
(自分にとっては)。

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2013年01月30日

Posted by ブクログ

雨と風と光の憂鬱。それぞれに、それぞれのタイプの女性がか二人づつ。人の気持ちのもつれは、一筋縄ではいかない。
女のタイプはいろいろだけど多分女という性別をもつ人に言えることは口からでる言葉なんて心を乗せなくても、いくらでも操れることと、気の弱い女はいない、ってこと。

あと、柚木草平について二つ。一つは、案外真面目で律儀。
二つ目は、女好きなだけで、大してモテはしないってこと。
あぁ、こういう人ね、と思えば扱いやすいかんじだなぁ。

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2011年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ほどよい長さの中編集。題名通りにどの話も憂鬱な事件なのに美女とハッピーエンドになりそうな所でエンディングと言うストーリー展開が後味の悪さを消してくれて、楽しく読みきれる。生臭くならないのが逆にハードボイルドらしくなくて共感。ミステリーとしてはその手紙インクもちゃんと調べればわかるだろうとか、それはいくらなんでも依頼の前に調べるだろうとか穴がなくもないが、雰囲気を楽しむと割りきれば、十分楽しめる。

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2011年06月14日

Posted by ブクログ

探偵柚木宗平シリーズ第三弾にして初の中短編集。

雨・風・光を冠した三つのタイトル。

憂鬱になると知りつつも事件に関わってしまう探偵の憂鬱。

読後に残る倦怠感に似た重さの理由は?と思っていたら、なんの事はない。

作者が中短編を書くのが苦手なのね……。


氏が思うほど悪くないと読者は思いますぞ

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2010年02月13日

Posted by ブクログ

シリーズ3作目にして、やっと面白くなってきました。
個人的には、こういう短編の方が読みやすいみたいです。

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2010年02月01日

Posted by ブクログ

東野圭吾さんの作品と思って買ってきてしまったみたいで。。
でもおもしろかった!
3本立ての短編集でいなくなった女優を探したりと元警察という力を利用してあいまーいなかんじなんだけど解決させる。
味のある作品でした

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2009年12月11日

Posted by ブクログ

女に惚れっぽい和製ハードボイルドの短編を楽しめた本。元刑事でフリーライター、アルバイトで探偵のような事をやっているが、美しい女に頼まれればウラがあるとわかっていても最後まできっちり仕事はやりとげる。う〜ん、渋い。 自嘲しながらも自分のポリシーは守るんだなあ、このオジサンは(笑)男は優しくなければ生きている資格はないってね。続編でてるのかなあ??

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2011年09月17日

Posted by ブクログ

樋口有介 シリーズ。。 軽妙なタッチがなかなかくせになる軽いミステリー。 シリーズものはそろえたくなるから厄介だ
(2007年11月)

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2009年10月04日

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