老父よ、帰れ

老父よ、帰れ

850円 (税込)

4pt

4.6

認知症の父親を施設から自宅マンションに引きとると決めた矢部好太郎。家族の協力を得て自宅介護を始めるも、食事に排泄の介助とままならぬことばかり。隣人からは過度に問題視され……。高齢者医療を知る医師でもある著者が介護をめぐる家族の悲喜劇を描く。

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老父よ、帰れ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    先日読んだ久坂部羊さんの『老乱』がセンセーショナルでしたので、もう一冊認知症の父親のことを描き、話題になった久坂部さんの小説を読んでみた。

    今回のお話は自宅(マンション)で認知症の父親を介護する夫婦の物語だ。『老乱』よりも、認知症患者を取り巻く周りの人の感情などに焦点を当てているような感じでした。

    0
    2025年06月03日

    Posted by ブクログ

    感謝の気持ちと敬意をもって接すれば、認知症でも穏やかになるということを聞き、自宅介護に踏み切った好太郎。持ち前の楽観主義があるとはいえ、この時点で尊敬に値するとまずは思った。現実はなかなか厳しいものがあり、なかでも排泄の問題は避けては通れないがゆえ、凄まじいと痛感した。一生懸命お世話をしている人に必

    0
    2023年12月19日

    Posted by ブクログ

    実体験がないと書けない話しです。

    最後にお父さんが死んでおわるなかと思ったら 元気に回復して終わりました。

    あらあら

    またまだ介護は続くやうです。

    痴呆は人それそれ

    主人の両親は見送りました。

    自分の両親は 弟が主になって見送りました。

    今度は私の番です。

    どんな痴呆生活が待っている

    0
    2023年11月27日

    Posted by ブクログ

    久坂部羊『老父よ、帰れ』朝日文庫。

    高齢者医療に携わる著者が認知症の高齢者介護に奮闘する家族の悲喜劇を描いた小説。

    古くは、有吉佐和子の『恍惚の人』、昨年読んだ認知症の元刑事を主人公にした佐野広実のミステリー小説『わたしが消える』と認知症を描いた小説は幾つかあるが、余り多いとは言えず、そういう点

    0
    2023年03月10日

    購入済み

    認知症で施設入所していた父親を家に連れ帰り、介護した主人公。
    壮絶な介護をおもしろおかしく描写されていましたが、介護の本質は何かと問う周囲との軋轢や葛藤、理想と現実のギャップに、自ら父親を連れ帰った主人公が、「この野郎」と手を上げようとした姿が実感として迫りました。
    読んでいる私も、いずれは親の介護

    #切ない #深い #タメになる

    0
    2023年12月03日

    Posted by ブクログ

    ある医師の講演を聞き、認知症の父親を施設から自宅へ引き取ることにした好太郎。
    好太郎は影響を受けやすいタイプだ。
    良いと思ったら一直線。
    そして、すぐに焦って先走るタイプでもある。
    それが介護の中にも出ている。
    それにしても、介護はやっぱり大変だと思わざるを得ない。
    好太郎の性格や腹が立つけど個性的

    0
    2023年11月06日

    Posted by ブクログ

    認知症の父を自宅で介護することにした好太郎。介護休業制度を利用してと言うがさてさて、、、
    若干思い込んだら一直線な感じがするけど好太郎さんはよく頑張ってる。奥さんや娘さんも大事にしてね。

    認知症の人は幼子の相手をするより手ごわいと思うけど…
    話が通じないイライラは幼子相手より募る気がする。

    0
    2023年05月12日

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