ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
開催中のキャンペーン
廃用身とは、脳梗塞などの麻痺で動かず回復しない手足をいう。神戸で老人医療にあたる医師漆原は、心身の不自由な患者の画期的療法を思いつく。それは廃用身の切断だった。患者の同意の下、次々に実践する漆原を、やがてマスコミがかぎつけ悪魔の医師として告発していく――。『破裂』の久坂部羊の、これ以上ない 衝撃的かつ鮮烈な小説デビュー作。
アプリ試し読みはこちら
「廃用身」
2026年5月26日公開 出演:染谷将太、北村有起哉、六平直政
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
内容の重さと文章量に圧倒されながらも面白くて手が止まらない本でした。 あらすじ 廃用身という言葉、すなわち麻痺したり事故や病気によって動かなくなった体に出会った漆原医師は、廃用身を切断し、残った人体で生きていく。そんな医療を考案して、自身が経営するデイサービスの患者に対して行っていた。しかし、そ...続きを読むの理屈を理解できない、またはその恐ろしさに狂乱するマスコミと大衆、漆原医師周辺の思惑によってどんどん自体は悪化していき。 廃用身という言葉自体も初めて聞きましたね。麻痺くらいで使うのかと思いきやもっと率直な意味、使い道のない体のパーツ、医療用語にはそういうものが多くあります。本当にその通りです。 読んでいて72歳死亡法案を思い出しました。割といい本だな、面白い案だなと思っていたこともあり、お年寄りと介護者、医療者全員が納得するのであれば切断するのも悪くないのだろうなとか考えていたら、漆原医師自身の話に変わっていくんですね。 政治やアイドルなんかでも思いますけど、私生活とビジネスを一緒の範囲で語りたがるのはどこも同じなんですね。公明正大で一つも汚点がないような医師だったらこの治療は受け入れられたのか、多分人間は感情的に自分が受け入れ難いと思ったものは何という理由をつけても拒否してしまうんだと思います。だから多分、一般的に受け入れ難い、その認識だけでそこまで狂乱してしまったのかな。 最初の方ではなく、後の方に漆原医師が治療範囲を広げるためにチーム分けたり、経験談話させたり、そういうのは少しずつん?って思っていましたがまさかのそれが伏線。 でも医療職だから言えるけど、本当に介護問題は身に染みて感じますよね。火葬代を安く済ませるために献体に登録する老人、相次ぐ老人虐待、家に帰ってくるなという介護者たち。なんと世知辛い世の中。早めに人生を終わりたいとすら思います。
映画見る前に絶対に原作を読みたい!と思い、急いで読み始めたけど、面白すぎてすぐに読み切ってしまった。こんな面白い作品が20年近く前の作品なんて信じられない。もっと早く読みたかった! 物語として面白いのはもちろん、今現在の介護の状況にもリンクしていて、凄く考えさせられた。初めの方は四肢が欠けた老人の姿...続きを読むを想像して思わずゾッとしてしまい、流石にダメでしょ…なんて思っていたのに、読み進めるうちにだんだんとAケアの有効性や効果に気持ちが傾くのが自分でも分かって、なんともいえない気持ちに襲われた。 漆原医師の人間性についても凄く興味深くて自分なりに色々考えさせられた。確かに思うところは沢山あるけれど、漆原医師は、その腕も患者を思う気持ちも、医師としてはとても優れた人物だったんじゃないかなと。全体的に凄く面白くて映画も楽しみ!
映画化を期に、原作ものだと知り手に取りました。2005年にこの作品が書かれていたことに、まず衝撃を受けました。2026年の今読むと、本作はより現実味を帯びて感じられます。 構成が非常に秀逸で、医療をテーマにした作品ならではの重さと恐ろしさがありました。きつい描写も多く、読み進めるのはかなり体力が必...続きを読む要でした。 久坂部さんの他の著書も読んでみたい気持ちはあるものの、またあの重さに向き合うには覚悟がいるため、なかなか重い腰が上がりません。読み続けたら精神を病みそうなので笑。 とはいえ、その他の著書も読破したい位面白い。
介護の限界に挑んだ確固たる信念か、それとも四肢への異常な執着か。本書が描く医師の姿には、割り切れない闇が潜んでいます。綺麗事では済まない介護の過酷な現実と、歪んだ個人の性癖が、医療の論理によって奇妙に結びついてしまったかのような生々しさ。現実の人間が持つ複雑さと醜悪さが、小説を超えた圧倒的な衝撃とし...続きを読むて心に刺さります。
ずいぶん興味をそそられる本を読んだ。 介護しやすいように、麻痺している手や足を切断するという「Aケア」という手法が、術後患者のメンタルや症状が回復するという事象が発生する。 いいこと尽くめのようなこの手法が、やはり受け入れられない自分がいる。 ただ、自分が患者の家族ではなく患者本人だったら…? 自分...続きを読むが当事者だったら受け入れるか否か、いつまでも答えが出なさそうだが介護の現場を見る機会があるたびにこの話を思い出すと思う。
ノンフィクション気がして怖くなってしまい、何度もフィクションだよね?と思ってしまった・・・ 倫理的に簡単に受け入れるのが難しいテーマなのに説得力がありすぎるし、とにかく様々な意味で凄い作品だった・・・
すごいのを読んでしまった。 映画館が都心過ぎてビビってしまったので読み始め。 介護保険の始まりくらいの時期に書かれたから20年くらい前?の話のはずなのに。 重すぎて苦しくなる。なにも言葉が出てこない。 ただもしAケアを提案されたなら受けると思う。
映画化と聞いて、読んでみた作品。 これが2003年に書かれたとは思えないほど現在の高齢化社会とリンクしており、ゾッとした。 自分が高齢になった時にもあり得る話だと思い、とても考えさせられた。 また時間をあけて読みたいと思う。
映画を観てから読んだ 映画も良かったし、映画みた後に本読んだ方が楽しめる。答え合わせ的な 介護の現場の過酷さ、人の内面の複雑さよ… フィクションだけど現実的 人間を描くのが上手い! Aケアについてはありだと思う
ドキュメンタリーかと思った
この作家の作品を初めて読んだせいもあって、前半部分は完全にドキュメンタリー 実話の手記かと思ってしまった。それほどのリアル感で描き出されている。現代の医療の仕組み 考え方 思想に、重たい指摘 課題を突きつけている作品である。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
廃用身
新刊情報をお知らせします。
久坂部羊
フォロー機能について
「幻冬舎文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
MR(上)
死が怖い人へ
老乱
いつか、あなたも
悪医
芥川症
あなたの命綱
R.I.P. 安らかに眠れ
「久坂部羊」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲廃用身 ページトップヘ