悪医

悪医

779円 (税込)

3pt

わずかな希望にすがりつき、治療を求める末期がん患者と、効果のない治療で患者を苦しめたくないと悩む若き外科医。現役の医師でもある著者が「悪い医者とは?」をテーマに真摯に取り組み、第3回日本医療小説大賞を受賞した感動の医療長編。

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悪医 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とにかく暗くて重くて苦しくて…医者・患者どちらの感情も分かって…
    病気になった今は、怖くてもう読めないけど…でもとてもよい作品だったと思う。

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    末期がん患者と医師、2人それぞれの目線で話が進んでいく中で、両者の葛藤や苦しみ、考え方の違いがありのままに伝わってくる。患者目線では医師からの余命宣告が突き放したように聞こえ、医師の目線では無理な治療はせず残りの大切な時間を有意義に過ごしてほしい思いでの余命宣告、という立場によって全く考え方が違うと

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    医療系の本をチャットgptに尋ねて提案された本。なるほどわかりやすく、読みやすくて感情の移入がし易かった。がん患者と医者、大きく隔たるそれぞれの考えをどうまとめるのか。最後は上手に落として納得の物語になりました。よかった。

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

    義父が膵臓癌で亡くなったばかりだったのであまり他人事とは思えず、読み進めました。義父はこの物語の主人公とは性格も選んだ治療法も全然違うのですが、何度もこんなふうに辛かったのかなと思うシーンがありました。

    死の直前であっても医者には突き放されたくない、治療法がなくても一緒に考えて悩んでくれる人がいる

    0
    2025年06月27日

    Posted by ブクログ

    よかったぁ。久坂部さんの小説面白いね。なんで今まで知らなかったんだろう。

    自分の事はいいとして、子どもが癌になってもう治療はできないと言われたら、医者を憎むと思う。
    でもそれって、治療とか薬とか、医者側の事を何も知らないってのもあると思う。
    だって、抗がん剤とか副作用とか、効く効かないとか知らなか

    0
    2025年04月25日

    Posted by ブクログ

    末期癌患者と医師との間にある溝が描かれていた。癌が進行して治療の余地がないと宣告する医師とそれでも一縷の望みをかけて治療をしてほしい患者の両者の思いが描かれていて僕は医療者側の意見になびきながら読み進めていたが最後の方で医者が見放すことの心理的ダメージがあると書いてありたしかにと思った。医者側からし

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    がん末期になっても、最後まで治療してほしいと願う患者。なぜなら、治療をやめるということは死を受け入れることだから。

    がん末期になったら、最後まで治療しないほうがよいと言う医者。なぜなら、副作用で体力が奪われるよりも、体力が残されているうちに有意義に過ごした方が患者のためだと思うから。

    両者とも、

    0
    2023年10月15日

    Posted by ブクログ

    身内が癌になって、一切のがん治療を自分から断って亡くなったので、心に響きすぎる内容だった。
    癌になって、標準治療が効かなくなった後、自分だったらどうするかな。
    どういう形にせよ、自分で道を決めて、やり切ることが大切なんだと思う。

    0
    2023年01月09日

    Posted by ブクログ


    治療は病気を治す事では無い
    治療すれば治る病気なんて数少ない
    進行を抑えるのが目的の治療の方が実際は多い

    副作用と治療の有益性のバランス

    医者の一言って大きいんだなと思った

    0
    2020年11月17日

    Posted by ブクログ

    一気読み。久坂部先生のマジメ本ではトップクラス。感動する作品です。
    「余命三か月」と医師からこう宣告され残された時間を有意義に生きなさいと宣告される患者。
    セカンドオピニオン外来から始まり、がん免疫療法と現実を受け入れることなく、最期まで諦めません。結局ジタバタすることが、有意義な過ごし方だったんで

    0
    2020年08月30日

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