芥川症

芥川症

作者名 :
通常価格 605円 (550円+税)
獲得ポイント

3pt

    【対応端末】
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
    【縦読み対応端末】
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

新規会員限定半額クーポンプレゼント

作品内容

父の死因とは一体何だったのか? 食い違う医師・看護師の証言。真相を求め、息子はさまよう(「病院の中」)。多額の募金を得て渡米、心臓移植を受けた怠け者の男と支援者たちが巻き起こす悲喜劇(「他生門」)。芸術を深く愛するクリニック院長と偏屈なアーティストが出会ったとき(「極楽変」)。芥川龍之介の名短篇に触発された、前代未聞の医療エンタテインメント。黒いユーモアに河童も嗤う全七篇。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2017年06月16日
紙の本の発売
2016年12月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

    Posted by ブクログ 2017年05月01日

    芥川龍之介の書いたものを医療という形で色々と料理した一冊です。
    耳、他生門、クモの意図など、グロテスクなものから温かいものまでありますが、一気読みでした。
    芥川龍之介は実はパクリだらけという内容には芥川龍之介好きの私には成程と思いました。
    それ言ったら元も子ない。
    だって大概の文学は何かからパクッて...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2016年12月26日

    久坂部羊『芥川症』新潮文庫。芥川龍之介の作品に着想を得て描いた短編集。医療に対する諷刺の効いた短編7編を収録。久坂部羊がまたまた違う一面を見せてくれた。グロテスク、ブラック、ホラー、ユーモア、様々な要素を取り入れた面白い短編集だった。

    『病院の中』。『藪の中』からの着想だろう。父親の死に疑念を抱き...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2019年01月23日

    久坂部さんの作品は、フィクションと現実が交錯するすれすれの線が描かれているようで、読後毎回しばらく言葉を失います。生死や医療への医師としての見方が作品に込められているのを感じます。自分も老いや死を意識する年代に入って、残りの人生をどう生きるか、そして大事な人たちと自分の死に向き合うか、その選択の時期...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2018年07月25日

    【医療小説の短編集】
    謎解きとか仕掛けより、心理描写が秀逸な著者。
    ニヤリとさせられる話から、ドロドロした話まで盛りだくさん。
    医療現場をちょっとだけ知ることができそうなのも良し。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2017年06月27日

    #fb この人、グロいの専門家と思ってたので、こういうコメディ?タッチは意外と面白く。芥川の何をモチーフにしたのかは各題名で明らかなんだけど、決して全てが芥川のスジをなぞっているわけではなし。個人的には、「地獄変」からの翻案が秀逸。あ、やっぱグロテスク...。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2018年06月22日

    芥川龍之介が、いかに優れた小説家であったとはいえ
    残されたのは基本的に小粒な作品ばかりだった
    だから、そのスキャンダラスな死への憧憬を抜きにしては
    こうも長年読み継がれる存在となりえたものか
    少々疑わしいと思われる向きも、けっこう多いと思う
    半ばは真だ
    しかし、芥川の凄まじさは
    その死に至る準備段階...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2017年05月15日

    著者のデビュー作『廃用身』に度肝を抜かれ、その後のいずれの作品にも衝撃を受けました。いちばん最近読んだ『嗤う名医』で初めて短編を読み、その腕にも唸りました。本作はそんな著者による芥川龍之介作品のパロディ。登場順に(括弧内が芥川の元ネタ)、『病院の中』(『藪の中』)、『他生門』(『羅生門』)、『耳』(...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2017年03月27日

    芥川龍之介の名作をパロディちっくに模しているが、内容は結構真剣。医者との距離が近づく。2017.3.27

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2017年02月15日

    芥川龍之介の作品題名を捻って、医療ミステリーに仕上げた現役医師ならではの、ブラックユーモア的な医療ミステリー。
    『藪の中』をもじった『病院の中』は、医療現場で如何にもありそうな・・・
    『芋粥』をもじった『バナナ粥』は、切実な介護問題を描きながら、最後は落語的なオチが。
    『地獄変』をもじった『極楽変』...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2017年01月25日

    【収録作品】病院の中/他生門/耳/クモの意図/極楽変/バナナ粥/或利口の一生
     ブラックユーモア。現場を知る医師が書いただけに、笑えない。

    このレビューは参考になりましたか?

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

芥川症 に関連する特集・キャンペーン