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Posted by ブクログ
評価が難しい。一気に読ませる、とても重い内容、考えなければならない、哲学的要素、安楽死とは、且つ終盤に急にミステリー要素を入れてきてフィクション感溢れされる…医師だから書ける内容なんだろう。
R. I. P.
Rest in pease タイトル通り。
次兄が3名の自殺願望者を殺し、裁判に。
妹が調べて手記にしている、という体で話が進む。
最後はあっけなく収束。
あっけなさ過ぎて星1つ減な感じはあるが、1冊読みながら、自分ならどうする?と答えは決まっているもののなんとなくうじうじ考えてしまう、かなり引きづってしまう作品力に星5つ
「それはもちろんいいでしょう。本人が望んでいるのだから」
「本当の思いやりについて、もう少し真剣に考えてみてください」
冒頭の2行が全てを体現しているかと。
理屈ではそうだが、まるで人間味が感じられない。まるでAIの判断じゃないか。 82
フロイトは死の欲動(タナトス)の存在を主張。
生の欲動(エロス)と両方ある。 202
それは二者択一ではなくてグラデーションなの。203
ほんとうに相手のことを思いやるのいうのは、自分の想いを殺すことなんですね。 212
自殺者の遺族は自分の悲しみと怒りばかり大きくて、亡くなった本人を更迭してあげる気持ちはもちえないのか。かわいそうに、辛かったんだねと、思いやってあげることはできないのか。 220
Posted by ブクログ
面白い!死について今まで色々考えたことはあったけど、自殺についてはあまり深く考えたことなかったので、真也と薫子の意見の対立は非常に興味深かったな〜どちらかというと真也よりの考えなので、薫子の独善的な思考は、甘ちゃんやなぁと読んでて歯痒くもあったけど最初から最後まで一貫した善さみたいなのを持ってたから、キャラクターとして矛盾はなかったな。最後は真也の方が、気持ちと思考を切り離しきれなくて苦しんでて、人間らしさがあった。
というか、自殺に対する考え方の話だと思ってたのに、最終的にサスペンスになってしまったのはちょっとビックリ。でも、そこも含めて面白かったですよ!
Posted by ブクログ
うむ〜最近ニュースでも話題となる自殺幇助に関する内容で多岐の事情は異なるが精神的に生きる事への執着が薄れるのも病と考えるので有れば、医師による安楽死(尊厳死)とも関係も少なからず有ると思う。。
ダイバシティ化が叫ばれる世の中に有り、虐め、SNSによる誹謗中傷も酷い世の中にあっては全否定出来ない難しい内容。
読むにつれて3人の自殺希望者を殺害した村瀬真也の言い分は一貫性も有り理解も出来るのは筆者の力なのだろう。
真也が3人(若い芸術家の男性、失恋に悩む女性、不治の病の男性)の自殺希望者とSNSで「希使天使」の名で知り合い希望に添い殺人と遺棄を行った裁判を通して話が進む。真也は兄一也、妹薫子の3人兄妹で母を自殺で無くした優しい性格を見て育った薫子が、裁判を通し真也を解ろうとするが殺人を犯すと言う一線が解らない。事件前から真也の主治医精神科医の白鳥に真也は「善良なサイコパス」である助言で少し救われるも理解出来ずに真也は死刑を求刑される。
然し。。。この殺人の裏には「邪悪なサイコパス」で仮面を被った白鳥が自殺希望者と真也を結び付け糸を引いていた、その事実が判明した時は薫子は行方不明に真也は死刑執行で白鳥は海外に高跳びした状況で終える。
この最後の裏のサスペンス的なストーリーは無くても確りとしたストーリーで成り立っておりちょっと残念な終え方だった。
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