人はどう死ぬのか

人はどう死ぬのか

935円 (税込)

4pt

誰にも訪れる「死」。しかし、実際にどのようにして死んでいくのかを知っている人は少ない。人がどのような末期を知らないと、虐待に等しい終末期医療に苦しみ、悲惨な死を迎えることになりかねない。肉親が迎えたとき、そして自ら死を覚悟したとき、どのような死に方を選べばいいのか。在宅診療医として数々の死を看取った、作家の久坂部羊氏が、人がどのような死を迎えるのかをリアルに描き、安らかな死を迎えるために、私たちが知っておくべきことを解説する。その日に備えて、読んでおきたい「死の教科書」

はじめに
第一章 死の実際を見る、心にゆとりを持って
第二章 さまざまな死のパターン
第三章 海外の「死」見聞録
第四章 死の恐怖とは何か
第五章 死に目に会うことの意味
第六章 不愉快な事実は伝えないメディア
第七章 がんに関する世間の誤解
第八章 安楽死と尊厳死の是々非々
第九章 上手な最期を迎えるには

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人はどう死ぬのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    母がガンかもと友人に話したら勧めらた本。
    現代人は是非読むべきと思った。
    経験者は語るとはこのことで、各章こどに誰かと語り合いたいくらい。母に読ませるかどうかは迷っているが、母がガンかもと聞いて狼狽えている兄弟には是非読んでもらいたいと勧めた。
    何故なら、周りは当人に病院に行くべきとか、行かないべき

    1
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    在宅医療Dr.の著者が自身の経験をもとに、上手な死に方を提案する一冊。
    まず前提として、現代日本人のほとんどは、病院で亡くなっており、死を身近に感じる機会がない。結果どうなるかというと、身内の死に直面したとき、あわてふためき、病院にすがりつき、医師の言われるがままに延命治療をして、本人が望んでいない

    1
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    はじめにの最後の文章から紹介
    家族や自分の死が間近に迫ったとき、最良の方法を選び、亡くなったあとに悔いを残さないようにするには、やはり死の実際を知ることが大切でしょう。
    だから私はこの本を、「死に関する新しい教科書」のつもりで書きました。
    大丈夫。恐くありません。不吉でもありません。慣れます。ときに

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    50歳になったら一読をすすめたい本。
    延命治療や死に場所(死に方)について書かれており、親や自分のことを考えるのに役に立つと思う。

    0
    2025年05月12日

    Posted by ブクログ

    死の実際、様々なパターン、死に目重視の弊害、癌への対峙の仕方、安楽死と尊厳死、そしてどう死ぬか…。最後まで元気で自宅でポックリ、ハッピーエンドですばらしい最後が実現する保証はない。求めなければ心穏やかになる。最後は自己肯定と感謝の気持、そして楽観しないで考えて最後に備えることが大事だ。考えさせられる

    0
    2025年03月16日

    Posted by ブクログ

    経験に基づいた死生観
    国が変わると死への考え方も大きく変わる
    死の準備はネガティブではない
    死を受け入れ難い人にも根気強く伝える書き方をされている

    0
    2025年02月23日

    Posted by ブクログ

    医師である著者の方の経験と知識を持って書かれているので、リアルで生々しく勉強になることの多い一冊だった。
    死に目に会いたいとゆう家族の望みだけを叶えるための、一時の悲惨な蘇生措置のところ、これが医療の現場での事実なのだと知った。
    私は身近な人であればあるほど、死に目に会いたいとおもっていた。だから死

    0
    2025年01月26日

    Posted by ブクログ

    とてもよかった。まさに教科書

    人はどう死ぬのかの教科書的な解説と、他の国との比較により日本はいかに「死」「死ぬこと」そのものをタブー視しているか。

    がんについての解説もわかりやすい。

    自分自身について考えるだけでなく、家族やパートナーにも自分が延命措置をされたいのかされたくないのか、具体的にど

    0
    2024年09月28日

    Posted by ブクログ

    死ぬことは怖いこと、避けるべきことというのが普通の考えだと思っていたが、この本を読むことで死がいい意味で身近に感じる事ができた。生きているうちに死ぬときに後悔しないように周りの人と接する事、いつ死ぬかわからないので毎日楽しく生きる事が大事なのだと感じた。また、病気になって延命措置をして、人間らしい生

    0
    2024年07月23日

    Posted by ブクログ

    お医者さんで終末期医療を専門にしている人が書いた本

    どんな最新の医療でも死なないことはできない。
    最後は全員当たり前にただ死ぬ。それは必要以上に悲観的になる必要はない。そういう事実があるだけ。

    助かる見込みがあれば治療を受けたいけれど 悲惨な延命治療は絶対に嫌というのは両立しない
    悲惨な延命治療

    0
    2024年05月27日

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