【感想・ネタバレ】人はどう死ぬのかのレビュー

あらすじ

誰にも訪れる「死」。しかし、実際にどのようにして死んでいくのかを知っている人は少ない。人がどのような末期を知らないと、虐待に等しい終末期医療に苦しみ、悲惨な死を迎えることになりかねない。肉親が迎えたとき、そして自ら死を覚悟したとき、どのような死に方を選べばいいのか。在宅診療医として数々の死を看取った、作家の久坂部羊氏が、人がどのような死を迎えるのかをリアルに描き、安らかな死を迎えるために、私たちが知っておくべきことを解説する。その日に備えて、読んでおきたい「死の教科書」

はじめに
第一章 死の実際を見る、心にゆとりを持って
第二章 さまざまな死のパターン
第三章 海外の「死」見聞録
第四章 死の恐怖とは何か
第五章 死に目に会うことの意味
第六章 不愉快な事実は伝えないメディア
第七章 がんに関する世間の誤解
第八章 安楽死と尊厳死の是々非々
第九章 上手な最期を迎えるには

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Posted by ブクログ

母がガンかもと友人に話したら勧めらた本。
現代人は是非読むべきと思った。
経験者は語るとはこのことで、各章こどに誰かと語り合いたいくらい。母に読ませるかどうかは迷っているが、母がガンかもと聞いて狼狽えている兄弟には是非読んでもらいたいと勧めた。
何故なら、周りは当人に病院に行くべきとか、行かないべきとか言うのではなく、当人の意思を尊重すべきだと思ったから。今までまずは病院行きなよと気軽に言っていたことを恥じる。

1
2025年03月08日

Posted by ブクログ

在宅医療Dr.の著者が自身の経験をもとに、上手な死に方を提案する一冊。
まず前提として、現代日本人のほとんどは、病院で亡くなっており、死を身近に感じる機会がない。結果どうなるかというと、身内の死に直面したとき、あわてふためき、病院にすがりつき、医師の言われるがままに延命治療をして、本人が望んでいない悲惨な死を迎えることになる。

必要のない治療をして、身体がむくみ、腹水になる症状は生きたまま腐っている状態という表現には衝撃を受けた。
また、家族を死に目に間に合わせるために苦しい心臓マッサージをしたり、投薬をすることにも意味がなく、意識がなくなったあとも耳だけ聴こえているというのも都市伝説らしい。

著者が提唱する死生観は、余命宣告をされるぐらいの末期の場合は、無理に治療や延命をせず、残された時間好きなことをして過ごし、最期は痛みをとるだけの治療をし、住み慣れた自宅で穏やかに最期を迎えること。

私はこの本を読みながら、母の最期について答え合わせをしていた。
私の母は膵癌で、発覚したときには余命3か月。残された時間は家族で悔いのないように自宅で過ごし、延命も治療もしなかった。
最期は腐るようにではなく、干からびるように亡くなったが、あまり痛がることも苦しむこともなく穏やかだった。

最期は家族全員で母に「ありがとう」を伝えることができた。亡くなる瞬間、母は、はっきりと頷き、涙を流していた。
なので、耳が最期まで聞こえるという都市伝説は私は信じている。

1
2025年03月03日

Posted by ブクログ

幸せな死を迎えるための予習。

友人に借りた本だけれど
何度か読み返したいので買おう!!

100歳まで生きちゃう時代
どう生きるかを考えることも
どう死ぬかもちゃんと考えておきたい

読みおわった、
これは数年後また読みたい
死を意識して生きる
上手い死に方、下手な死に方
こんなことを言うとどう非難されるかと
わかっていてここまで書いてくれた著者に感謝。

どう死ぬか、いつ死ぬかわからないのに
これはやだとか、こうしたい、なんて
あれこれ言う方がナンセンス、
確かに、神のみぞ知る、

そして医者にいかないこと、、
著者はまじめにそう言っている
下手に延命治療や高度治療をすることで
本来の生き方ができなくなる、
父が亡くなる前、、、なんで無理に食べさせようと
したのか、、リハビリをやっていたのか、、
辛そうな痰の吸引、、自宅で亡くなった時に
救急車を呼んでしまったこと、、
後悔してもしきれないけれど。
知識がないし、初めてであったし、、
いいと思ったことをやっていたけど。
介護の本は読んだけど最期の本は
読んでいなかった、というより適切なものが
なかったのかもしれない。

読みごたえもあり深く考えさせられた一冊

0
2026年04月04日

Posted by ブクログ

はじめにの最後の文章から紹介
家族や自分の死が間近に迫ったとき、最良の方法を選び、亡くなったあとに悔いを残さないようにするには、やはり死の実際を知ることが大切でしょう。
だから私はこの本を、「死に関する新しい教科書」のつもりで書きました。
大丈夫。恐くありません。不吉でもありません。慣れます。ときに笑えます。死には滑稽な側面のありますから。
一回きりの死を失敗しないために、多くの人が死の恐怖から解放され、上手な最後を迎えられることを、心より願っています。

とあります。
医者であった父の泰然とした死、そして、医者としての長年の経験、特に高齢者医療に携わって凝られた貴重な経験から感じ取られてことが丁寧に書かれていました。

内容ですが
はじめに
第1章 死の実際を見る、心によとりを持って
第2章 さまざまな死のパターン
第3章 海外の“死”見聞録
第4章 死の恐怖とは何か
第5章 死に目に会うことの意味
第6章 不愉快な事実は伝えないメディア
第7章 がんに関する世間の誤解
第8章 安楽死と尊厳死の是々非々
第9章 “上手な最後”を迎えるには
おわりに

参考にしたいこと
138頁
私は自分の死に、できるだけ希望を持たないようにしています。
私の好きな『老子』の言葉に、「道常無為而無不為(道は常に無為にしてしかも為さざるなし)」というのがあります。
何もしていないのに、すべてをなしているとはどういう意味か。
逆を考えるとわかりやすいでしょう。すなわち、何かをしようとするから、できないことが発生するということ。
死に関しても、あれイヤ、これイヤの気持ちを捨てて、死に向かったらそのまま受け入れるが一番だと思っています。
それだと苦しい死に方をするかもしれませんが、それも自分の死だと心得ておけば、少なくとも死ぬ直前に、なんで自分がこんな苦しい死に方をと、嘆きながら死ぬことだけは避けられるでしょう。

204頁
「新・老人力」のすすめ
発想の転換
年がいって動きがのろくなってきたら、“ゆっくり力”
効率的に動いたりできないのは“のんびり力”
他に“あきらめ力”、“受け入れ力”、“満足力”、“感謝力”
たしかに、満足と不満には絶対的な尺度などなく、自分の期待と現実との比較で決まるものでしょう。
であれば、期待値を下げれば下げるほど、満足感は高まるわけです。
つまり、“満足力”とは“期待値を下げる力”ということです。

などなど人生の終局「死」を迎えるについての準備も書かれています。

また、この新書を読んだら解りますが、久坂部 羊さんの小説のタネ証も書かれています。
次に読み始めているのは、「寿命が尽きる2年前」です。
また、派生的に読まなければならない本も出てきてしまいました(笑)。

0
2025年08月31日

Posted by ブクログ

50歳になったら一読をすすめたい本。
延命治療や死に場所(死に方)について書かれており、親や自分のことを考えるのに役に立つと思う。

0
2025年05月12日

Posted by ブクログ

死の実際、様々なパターン、死に目重視の弊害、癌への対峙の仕方、安楽死と尊厳死、そしてどう死ぬか…。最後まで元気で自宅でポックリ、ハッピーエンドですばらしい最後が実現する保証はない。求めなければ心穏やかになる。最後は自己肯定と感謝の気持、そして楽観しないで考えて最後に備えることが大事だ。考えさせられる良本。

0
2025年03月16日

Posted by ブクログ

経験に基づいた死生観
国が変わると死への考え方も大きく変わる
死の準備はネガティブではない
死を受け入れ難い人にも根気強く伝える書き方をされている

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2025年02月23日

Posted by ブクログ

医師である著者の方の経験と知識を持って書かれているので、リアルで生々しく勉強になることの多い一冊だった。
死に目に会いたいとゆう家族の望みだけを叶えるための、一時の悲惨な蘇生措置のところ、これが医療の現場での事実なのだと知った。
私は身近な人であればあるほど、死に目に会いたいとおもっていた。だから死に目に会えなかった時、間に合わなくてごめんね、と後悔した。
誰もそばにいなくて、たった1人で逝くのはさみしい、と思うのは自然な感情だと思う。
だけど、そこにこだわることはもうやめよう、そう思った。
どうか安らかに、と願って手を合わせた、それでよかったと思おう。

0
2025年01月26日

Posted by ブクログ

とてもよかった。まさに教科書

人はどう死ぬのかの教科書的な解説と、他の国との比較により日本はいかに「死」「死ぬこと」そのものをタブー視しているか。

がんについての解説もわかりやすい。

自分自身について考えるだけでなく、家族やパートナーにも自分が延命措置をされたいのかされたくないのか、具体的にどこのどの部分を話し合うべきか、ACPの大切さなどいろいろ書いてありとても勉強になった。

こういう本を読める人には一読おすすめ。

ピンピンダラダラ、ヨロヨロヘトヘトが面白かった。死後の世界が何カアル派と何モナイ派の話も。
「人間も生き物だから、死ぬ間際にはある程度の苦しみがあるのは当然」という一文にはまあ、そうだよねと、覚悟を持っとくしかないんだなと思えた。
そして覚悟を持っている人ほど穏やかな死になりやすいとのこと。

新・老人力とマイナスの老人力についてもなるほど納得。

外科医として、外務省の医務官として、在宅医療の主治医として様々な死のあり方に接してきた医師久坂部さんによる死ぬことへの教科書。

久坂部さんのお父さんが素敵
死に目より大事なもの
虚心坦懐という言葉
いろいろ心に残る

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2024年09月28日

Posted by ブクログ

死ぬことは怖いこと、避けるべきことというのが普通の考えだと思っていたが、この本を読むことで死がいい意味で身近に感じる事ができた。生きているうちに死ぬときに後悔しないように周りの人と接する事、いつ死ぬかわからないので毎日楽しく生きる事が大事なのだと感じた。また、病気になって延命措置をして、人間らしい生き方を出来ないくらいなら苦しまずに死ぬことも選択肢の一つという事がよくわかった。

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2024年07月23日

Posted by ブクログ

引き続き「死」を知りたくて手に取る。在宅医療医師が人生一度きりの死を、どうすればうまくやり終えるかのヒントを教えてくれる一冊。
私も延命治療はして欲しく無いと思い、「尊厳死の宣言書」を書いたが、もっと確固たる意志も必要な事が分かった。周りに死が近づいたと感じたときに再度読みたい。65歳を過ぎて癌が見つかったら治さずに死のうか。

■学
上手な最後を意識する
病院死より在宅死(病院には行かない覚悟が必要)
超高齢、末期胃癌の人は病院には行ってはならない
7割が病院死
メメント・モリ(死を想え)
ACPを調べておく
本 老人力 赤瀬
死ぬときはある程度は苦しいものだと覚悟
ガン 医師が思う良い死に方No1
近藤誠 患者よ、がんと闘うな
安楽死をするためにスイスに行く

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2023年04月18日

A

購入済み

考えさせられる

死ぬことにも準備が必要だということ。
普段はあまりかんがえたくないことだが、
誰もがいつかは必ず死ぬのだから。
自分の死もさることながら
大事な人を送る場合も
あらかじめ、考えておかないといけない。

0
2023年02月18日

Posted by ブクログ

前に読んだのに、それを忘れてタイトルに惹かれて再読。死についての漠然とした恐怖を紐解き、どのように迎えるか、現場で何が起きているか、を知り、考えるきっかけになる良書。覚悟をする、ということの大切さを思った。また忘れた頃に再読したい。

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

死ぬならがん、と書いてあって、なるほどなと思った。

どうやって死ぬのか、色々読んでいくと、苦しみたくないけど長生きもしたくなくて、でも準備もしておきたくて、と思うと、がんかなぁと思えた。

どうやって自分は死ぬのかな…。避けられないし、どうしても考えてしまう。がんで死ねるのが、いちばんよさそうって、思考を180度捻ってくれた貴重な一冊。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

死ぬのが怖かった。生まれ変わった先の人生が超無理ゲーだったらどうしよう、とか考えたり、例えば脳梗塞でめっちゃ強い痛みを感じて死んだらどうしようとか考えていた。しかし死ぬのも人生の一部。生まれてきたらみんな必ず死ぬ。これを書いてる次の瞬間に死んだとしても、明日通勤途中に車に轢かれて死んだとしても、あるがままに受け入れるしかない。

その代わり、いつ死が訪れるか分からないという気持ちでいると、今日を精一杯生きようと思える。あと死ぬのが怖いのは、今が幸せで今が終わって欲しくないから、あとはこの人生でまだやり追えてないことがあるから人生を終わらせたくないのだと気づいた。

最後は自己肯定と感謝!!

0
2026年01月11日

Posted by ブクログ

死に方への提言と指南をする新書

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誰にも訪れる「死」。しかし、実際にどのようにして死んでいくのかを知っている人は少ない。人がどのような末期を知らないと、虐待に等しい終末期医療に苦しみ、悲惨な死を迎えることになりかねない。肉親が迎えたとき、そして自ら死を覚悟したとき、どのような死に方を選べばいいのか。在宅診療医として数々の死を看取った、作家の久坂部羊氏が、人がどのような死を迎えるのかをリアルに描き、安らかな死を迎えるために、私たちが知っておくべきことを解説する。その日に備えて、読んでおきたい「死の教科書」

はじめに
第一章 死の実際を見る、心にゆとりを持って
第二章 さまざまな死のパターン
第三章 海外の「死」見聞録
第四章 死の恐怖とは何か
第五章 死に目に会うことの意味
第六章 不愉快な事実は伝えないメディア
第七章 がんに関する世間の誤解
第八章 安楽死と尊厳死の是々非々
第九章 上手な最期を迎えるには
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現在の「死に方」に対する問題提起と、著者の考える最適な選択

病院で行われる、儀式としての蘇生処置
家族に対するパフォーマンスの意味合いが強い
手を尽くさなかったと訴えられないための予防線

無駄とも思える延命治療
自分の意思で延命治療を拒んでいても、意識が無くなった状態で家族から治療を求められると、医師としては断れない
なので、家族に対してもちゃんと理解してもらっておく必要がある


死に目に立ち会う事を重視する欺瞞
医師としても、家族に立ち会わせてあげたいという思いから延命しようとしているが、果たして本当に必要な事なのか?

ただ、著者も一様に否定しているわけでもなく
母親の死に目に合わせてあげたいと、必死で心臓マッサージをした経験も紹介されてある
ただ、その際は間に合わなかったようだが


人は自殺以外は死に方を選ぶことはできないが、ある程度の準備はできるという前提で
その心構えのための方法が紹介されている


私個人の思う理想の死に方も、多くの医師が言うようにガンで死ぬのが一番ましかと思う
死ぬ心構えもできるし、身辺整理もできるし、ある程度の痛みの緩和方法も確立されている
むしろ、癌になれた時点で既に長生きできたと思うべきなのだろうな

万が一、更に長生きして老いさらばえたとして
誤嚥性肺炎になった時点で老衰と同義と思っている
なので、自分は胃瘻手術はしたくないしかな
その他にも、自発呼吸ができなくなったとしても同様



長野県は長寿県として有名とされている
長野で進められているのが「ピンピンコロリ(PPK)」で
「ピンピン」は個人の努力である程度はできるけど、「コロリ」はむしろ難しくなるという
言われてみれば確かにそう
まぁ、コロリは脳梗塞や心筋梗塞を想定しているのだろうけど、それでも助かる人もいるし、そうしたらむしろ今作で言われている「死ねない」状態になるからなぁ



安楽死については、「安楽死を遂げるまで」(宮下洋一)を読んだので、少し知っている

一口に安楽死といっても様々な方法がある
・積極的安楽死
・自殺幇助
・消極的安楽死
・セデーション

医師の手による処置、医師が事前に説明した上で患者の手による処置、延命治療の停止、意識レベルを下げる処置

「尊厳死」という言葉の定義は曖昧

賛成派と反対派の間で議論が続いており、特に社会的圧力や悪用の危険性が反対理由として挙げられている。
すべり坂理論の問題は大きいように思える
誰がどんな意図で行うか
たとえ患者自身が選択したとして、そこに至るまでに様々な力が加わる事もあると思う



この本の主張をまとめると、無駄な延命処置をされたくないのであれば
・病院に行かない
・救急車を呼ばせない
という選択に尽きる

ただ、場合によっては家族に殺人罪、もしくは自殺幇助の嫌疑がかけられることもあるのでは?と思った
そのために、かかりつけ医と普段から密に情報を共有する必要があるわけで
ここで言う病院というのも、その対応方針に違いがあるのだろうな



終始、延命治療は悪という事ありきで書かれているように感じる
そっちの方が幸せな人もいないとは言えないのでは?とも思った
それこそ、亡くなった人に聞くことはできないし、両方を経験した人でなければどっちがいいとか言いようもない



脳死や臓器移植に関する事は、「人魚の眠る家(東野圭吾)」を読んだときに色々と考えた
自分自身の選択と、家族の意思を尊重するかは基準が変わってきそうなところがある
ドナー、レシピエントの立場の違いでもあるだろうし
明確な基準は決めにくいと思う



序文で笑えるところもあると書いてあったけど、笑えるような部分はなかった
著者はどこが笑えると思って書いたのだろうな?

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

父はどう死ぬのか、自分はどう死ぬのか、勉強になった

知っていて死に臨むことと知らないでいることは全然違う

死が来たら受け入れるしかない

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2025年10月08日

Posted by ブクログ

死を恐れない
生と死は隣り合わせというが日本では死について論じることが少なく臭いものには蓋をするような雰囲気を感じる
生と死は自分では決められない
とはいえ、いつ死ぬかわかるのは望んでいない
病院で死ぬことが多く、死が身近にないのも死生観が培われないのではないか
良く生き、良く死ぬ

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

「死ぬときぐらい好きにさせて」という言葉で共感を得た女優さんがいたが、確かに死ぬときって自殺のほかは好きに死ねないだろう。
自分も身内の死に立ち会ったときこれで良かったのか…という想いはずっと消えないでいる。
なぜかというと病院で最善の治療をしてもらっているのだがもう先は無い(高齢でもあったし)分かっていながら点滴と呼吸、本人は苦しそうだった…

そんな疑問にこたえるようにこの著者はリアルに生々しく答えてくれていた。
最後は求めない力、自己肯定感と感謝、これにつきるだろうな。

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2025年07月04日

Posted by ブクログ

家族にガン診断が出て、右往左往した。
少しずつ状況を受容していくうちに、苦痛な治療などせず家で最後まで過ごしさせてあげたいと思うようになった。そんな時に、ふと目にとまった一冊。

悲惨になる治療現場もあることを知り。
ただ、そればかりで、治療をしないことも間違いの場合もり、結局右往左往するしかないけれど。

いつかは死ぬ。死を絶対否定しないこと。
それまで、どう過ごすが、どう受け止めるか。
生きてる間は、なるべく穏やかな環境、心持ちでいたい。

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2025年03月09日

Posted by ブクログ

死についてよりリアルに考えれたかも。
死ぬ間際にいい人生だったって言いたいなあ。
仏教は好きだから道教も少し見てみよー。

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2025年01月23日

Posted by ブクログ

私は、両親を、時期は異なるがそれぞれ孤独死で亡くしている。日本人の平均寿命よりかなり早くに。もちろんどちらも心の準備は全くなかった。
残された子供たち(私たち)は、事あるごとに「死ぬときは病院で死のうね」と合言葉のように言い合っている。だって、死ぬときに誰かに看取ってもらえるから。心の底からそう思っていた。

けれどこの本を読んで、欲が出てしまった。治療で苦しみたくないし、家が好きな私はやはり住み慣れた自宅で過ごしたい。
そのためには準備が必要だ。自分の死に方についてよく考え、希望を家族に伝える。
そして、人は必ず死ぬのだから、つまらないことで意地を張ったり、ケンカしたり、ムキになってこだわったりする事はやめようと思った。

知らないことを多く得る事ができた本だった。
読んで良かった。

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2024年12月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者が医師で作家でもある久坂部羊さん。
新書ですが、読みやすくて勉強になりました。
死について、ガンについて、安楽死について等知識を得たい方はオススメです。良著。
以下は自分が付箋を貼ったページ。
P37 助かる見込みがあるのなら、病院で治療を受けたいと言う人は、悲惨な延命治療になるリスクを受け入れる必要があります。助かる見込みがあれば治療を受けたいけれど、悲惨な延命治療は絶対にイヤというのは、両立しないのです。
P109のエンゼルケアの所。看護師が遺体の肛門に指を入れて掻き出すシーンが衝撃でした。
P126 人生百年時代の意味。この言葉の真に意味するところは、「百歳まで生きられる」ではなく、「百歳まで死ねない」ということだと私は思います。それがどれだけ恐ろしいことか。
P136 がんとの共存。がんを根絶しようと思うと、過度な治療を受けて副作用で苦しんだり、場合によっては逆に命を縮めてしまったりします。過激な治療ではなく、ほどほどの治療でようすを見て、治療の効果より副作用のほうが大きくなったら、潔く治療をやめる。これががん治療の要諦です。
P166 海外の安楽死事情。日本では本人の意思より家族の意見、さらには世間の常識が優先される風潮が、未だに強いと思われます。もちろん、死んでほしくないという家族の気持ちもわかります。しかし、それを優先すべきという人は、忘れていないでしょうか。いざ、自分が死ぬ以外にないほどの苦痛に陥ったとき、優先されるのは苦しんでいる自分ではなく、その苦痛を体験していない家族だという事を。

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2024年10月19日

Posted by ブクログ

誰にも訪れる「死」。しかし、実際にどのようにして死んでいくのかを知っている人は少ない。人がどのような末期を知らないと、虐待に等しい終末期医療に苦しみ、悲惨な死を迎えることになりかねない。肉親が迎えたとき、そして自ら死を覚悟したとき、どのような死に方を選べばいいのか。在宅診療医として数々の死を看取った、作家の久坂部羊氏が、人がどのような死を迎えるのかをリアルに描き、安らかな死を迎えるために、私たちが知っておくべきことを解説する。その日に備えて、読んでおきたい「死の教科書」

はじめに
第一章 死の実際を見る、心にゆとりを持って
第二章 さまざまな死のパターン
第三章 海外の「死」見聞録
第四章 死の恐怖とは何か
第五章 死に目に会うことの意味
第六章 不愉快な事実は伝えないメディア
第七章 がんに関する世間の誤解
第八章 安楽死と尊厳死の是々非々
第九章 上手な最期を迎えるには




☆4つけてるけど 4.5をつけたい!
久坂部羊さんの作品を初めて読んだのは 12年前の『廃用身』
読んでいると実話なんじゃないかと錯覚しそうな内容だったという記憶
やはりお医者さんが書いた本は現実味が帯びてる気がします
この本の内容も共感する部分がとても多く 私は死に対してマイナスのイメージってないんですよね
現実に近づいたら右往左往するのかもしれないけど 家族には最期はどうして欲しいのか話しています
家族だけじゃなく 世の中の多くの人も避けたい話のようですが いつか必ずやってくる自分の事なのにいざという時、決断出来るのかな?って思います

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2024年08月25日

H

購入済み

人は死ぬものであることは、全ての人は解っています。また、それの受け入れ方は、文化の影響を大きく受けることも解っているのであろうと思います。
著者のご意見は理解できたと思います。著者と反対の医者も有られるであろうと思いますので、両者の意見を比べて、自分で判断したいと思います。
一方で、文化人類学の観点から文化の違いによる点も読んでみたいと思います。
死については、多面的に見ることが必要であろうと思います。その意味では、一つの見解を明確にされた著作ですので、読む価値はあると思います。

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2023年10月20日

購入済み

良い死に方をするには準備が必要

医師の立場で数多くの患者の看取りをしてきた筆者が、死に方の良しあしを様々なケースをあげて教えてくれる。
日本で病院で死ぬのであれば、延命治療をどこでやめてほしいのかあらかじめ医者に伝えておいたとしても、そのとおりにしてもらえるかは分からない。おだやかな死を望むのなら自宅で逝くのをすすめている。うまく死ぬには残される人と意識を合わせ準備をしておくことが必要。

#切ない #タメになる #怖い

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2022年12月17日

Posted by ブクログ

葉隠に「武士道とは死ぬことと見つけたり」とあるように,死ぬことを考え実践することは生きることを考え実践することに通ず。自分や家族も生きているからにはいつか死ぬ当然のことを直視する。現状の死に方は病院にかかれば病院(医師)の義務としてあらゆる手段を使って「生きている状態」にしようとさせられる。それが苦痛をもたらすものでもである。心臓マッサージ,人工呼吸器,胃瘻,これらは体を傷つける。できれば,人間らしさを保ったまま,命を終えるのが望ましいと思う。いざというときには救急車を呼んでしまわないような準備が必要だ。

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

病院側の視点で書かれているが、
看取りにおいての儀式という名の芝居をおこなっているという点や、
看取りを経験すると箔がつくということで、看取り経験者たちの話を指をくわえるようにして聞いていた、など、
ちょっと不愉快になる表現があった。

また、看取りは在宅ですべきで病院の治療は無益とあるが、
それは急変をしていない患者の場合であって、
現に吐血などの慌てて救急車を呼ぶような患者を受け持っていない著者が、断言すべきではないのではないかと思った。

教科書というには少し偏ったものであり、経験をもとに語られすぎているかなと思ったが、
医療はやりすぎると恐ろしいことになる、ということなど全体を通して勉強になった。

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2026年01月16日

Posted by ブクログ

本書の私の結論は、
最期が遠いうちから、死を意識して備えておく事。
理想は病院死より在宅死。
結論においては、著者と同意見。

死生観はホントそれぞれあるだろうけど、安楽死について触れられていて、私は消極的だったけど、本当に苦しんでいる人の立場を知る事や価値観を思えば制度として設けて良いのではないか、と考えるようになった。
だって。それも選択の、人権の、尊重じゃないかと。
選択出来る事で救われる人も居る現実。

オランダでは、条件付きで12歳から安楽死を認め、スイスでは医師による自殺幇助が認められ他国から望む人の受け入れもしているのだとか。

だいぶ重い感想になってしまったけど。
命は尊むべきという事は重々。
本書を読んで命についてより深く考えるようになった、という意味で意義のある読書になったかと。

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2025年12月24日

Posted by ブクログ

死は誰にも等しく訪れる。それは人生の終章でありながら多くの人が正面から語ることを避ける。苦痛や不安を和らげる医療の進歩がある一方、延命の名の下に尊厳を損なう現実もある。死を語ることは生を問い直すことに通じる。避けずに知り、選び、備えることで初めて「自分の死に方」が形づくれるのだ。

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

●科学博士の書評指数:
楽しみ度:★☆☆☆☆
共感度 :★★★☆☆
学び度 :★★★★☆
話題度 :★★★☆☆
お薦め度:★★★☆☆

●概要:
医師としての経験をもとに,死の現実を冷静かつ具体的に描いた本になります.病気・老衰・事故など多様な死の形態を紹介し,延命治療の限界や死に向き合う心構えについて述べています.日本と海外の死生観の違いや比較も交え,死を避けるのではなく受け入れることの重要性を述べております.「どう生きるか」を医療の観点から考えさせる一冊と考えます.

●感想:
【1】 一番印象に残ったのが,筆者の若い時の患者に対する体験.患者を助けようと徹底的な医療を試みるのだが,無残にもその努力は打ち砕かれ,患者の体は水ぶくれと腐敗が始まり,悲しい死となったいう経験.医療にも限界というものがある事を痛感する.

【2】 在宅医の経験から,老衰で死ぬことは,死ぬまでが長く大変だという事も新たな知識でありました.いわゆる,ピンピンコロリが難しいということが理解できます.あわせて,自分の死期が正確に理解できる事の有用性についても理解できます.「ガン」について死期がわかるので,死因としては良いのではという意見には「なるほど」と驚きました

【3】 救急車を呼ぶこと,胃ろう,いわゆる精一杯の医療行為が,「穏やかな死」につながらないことについて,他の本でも述べているように注意を促していました.在宅死の方が病院死よりも良いとの意見でした.

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

外務省の医務官として日本とは異なる終末期医療や死生観に触れ、高齢者医療の現場や在宅医療の勤務を経験し、作家として医療をテーマとしたフィクションを執筆した。あまり語られることのない死について、現実、医者の事情、世間の誤解などを語る。

練習もやり直しもできない一発勝負、運任せにする人、備える人。非常用品を準備する人と、しない人みたい。

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2024年12月01日

Posted by ブクログ

やはり最後は在宅医療。不要な延命より自分としてはの尊厳を持ちながら好きなことをして死ぬのが幸せだな。

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2024年11月30日

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