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  • 文藝春秋 2026年10月号
    NEW

    文藝春秋

    雑誌
    -
    1,200~1,400円 (税込)
    ◎愛子天皇は歴史の必然である 保阪正康 ◎【深層レポート】悠仁さま 天皇教育の波紋 本誌編集部 ◎禁断の「継体天皇」対談 万世一系か始祖王か 水谷千秋 河内春人 【高市早苗研究 第5回】 ◎高市早苗「苛烈な母への愛と畏れ」 甚野博則&本誌取材班 ◎高市・維新「関西ヤンキー連立」が呼ぶ消費税解散 新町隆史 ◎消費減税に私が反対した理由 稲田朋美 ◎「日本一悪い男」の告白 藏内勇夫 ◎「中国の新型統一戦争に屈しない」日本メディア初 台湾国防部長を直撃 峯村健司 ◎「倒産まであと30日」エヌビディアの爆走経営 杉本りうこ 【転倒・骨折を防ぐ新常識】 ◎部屋・靴・歩き方・食事 チャート・テスト付 データでわかる転倒・骨折予防術 山田実 ◎おひとりさまの「転倒サバイバル」 上野千鶴子 ◎3分に一人が…「骨折手術」最前線 梶山寿子 ◎吉川美代子/林家木久扇/冨士眞奈美/大村崑 私たちはこうして骨折から蘇った 秋山千佳 ◎辺野古ボート転覆事故 両親独占手記 支えられていたのは、ママの方でした「ともちゃん、ごめんね」 ◎プーチン、トランプと戦う赤根智子さんの素顔 鳥嶋七実 ◎トヨタ副社長「章男会長とのケンカの真相をお話しします」 井上久男 ◎オリオンビールはこうしてブランドになった 村野一 ◎怪物・尚弥と不屈・拓真 井上兄弟の育て方 井上真吾 ◎公立高校の甲子園 書かれざるカネと夢 田中仰 ◎「有明高校の夏」かくして旋風は起きた 田口元義 ◎熊本地震戦記 木村敬(知事) ◎芥川賞選考委員退任に寄せて 小川洋子 ◎【日本の顔 インタビュー】佐藤雅彦「数年に一度、大きいのがボンと来る」」 【連載】 ◎【新連載】世界と戦う「AIインテリジェンス」 伊藤錬(Sakana AI社長) ◎【新連載第3回】底線思考 「強靱国家」中国はどこでつまずくか 佐橋亮 ◎成田悠輔の聞かれちゃいけない話 16 ゲスト 筒井康隆 「AIが文学的に駄目な理由」 ◎有働由美子対談 93 石田ひかり(俳優)夫と娘に家事卒業宣言 ◎古風堂々 89 藤原正彦 ◎日本人へ 276 塩野七生 ◎ベストセラーで読む日本の近現代史157 佐藤優 ◎言霊のもちぐされ24 山田詠美 ◎ラファエルの羅針 6 柚月裕子 ◎ゴルフ春秋 20 ◎【最終回】地図を持たない旅人 大栗博司 ……ほか

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  • 元カレの名前なんて忘れた

    元カレの名前なんて忘れた

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,699円 (税込)
    “思い出”を置いて、私たちは進む――四人の人気作家が描く、苦くて甘い「元カレ」の物語 ●「姉ちゃん」(青山美智子) 出演したドラマが話題となり、俳優として注目され始めた姉ちゃん。「有名になると親戚が増えるっていうけど、元カレも増えた」と愚痴をこぼし……。 ●「三月なんて前世」(一木けい) 小麦アレルギーの脚本家、琴は元カレが米粉パン職人として成功していると知る。彼との出会いから別れまでが思い起こされ……。 ●「すべてはカーテンの中」(町田そのこ) 別れ話に納得できず、「セフレでもいい」と縋ってしまった美加は、同級生だった彩智と偶然再会する。彩智は高校卒業後にある事件を起こしていて……。 ●「二つ年上」(山内マリコ) 〈未経験者歓迎〉の着物ショップで働くことになった沙良。慣れない仕事に忙しくしながら、思い出すのは別れた恋人のことだった。
  • プレゼント(新潮文庫)

    プレゼント(新潮文庫)

    これはこれまで小説を愛してきてくれた人へ、そしてこれから小説の世界に一歩踏み出す人へ贈るプレゼント。何気なく読んだ物語が、ふと目にした一行が、意外な言葉ひとつが、人生を大きく変えるかもしれない。現代を代表する7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした、驚きと切なさ、怖さと美しさ、何よりとびきりの面白さを詰め込んだ奇跡の一冊。さぁ、あなたの人生に小説という選択肢を。
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    小説・文芸
    4.5
    1巻814円 (税込)
    2021年本屋大賞第1位。待望の文庫化。 【文庫化特典 スペシャルストーリー】 町田そのこさんの書き下ろし小説付き 52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そ のためこの世で一番孤独だと言われている。 自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。 〈解説〉内田剛
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    コンビニ兄弟

    ラノベ
    4.1
    1~5巻649~781円 (税込)
    九州だけに展開するコンビニチェーン「テンダネス」。その名物店「門司港こがね村店」で働くパート店員の日々の楽しみは、勤勉なのに老若男女を意図せず籠絡してしまう魔性のフェロモン店長・志波三彦を観察すること。なぜなら今日もまた、彼の元には超個性的な常連客(兄含む)たちと、悩みを抱えた人がやってくるのだから……。コンビニを舞台に繰り広げられる心温まるお仕事小説。
  • 夜明けのはざま

    夜明けのはざま

    小説・文芸
    4.3
    1巻946円 (税込)
    人生で間に合ったことと、 間に合わなかったこと、どちらが多いだろう。 大切な人との別れと自分自身の心の解放を描いた 本屋大賞受賞作家の感動作! 寂れた町にある、家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」。大切な人を亡くし後悔や痛みを抱えながらも、「いつか」がいつ来てもよいように、「今」を生きようとする人々を力強く描き出した希望の物語。
  • 宙ごはん

    宙ごはん

    小説・文芸
    4.4
    1巻946円 (税込)
    本屋大賞ノミネート作、待望の文庫化! 宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。二人の母がいて「さいこーにしあわせ」だった。 宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と暮らし始める。待っていたのは、ごはんも作らず子どもの世話もしない、授業参観には来ないのに恋人とデートに行く母親との生活だった。 代わりに手を差し伸べてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯だ。花野の中学時代の後輩の佐伯は、毎日のごはんを用意してくれて、話し相手にもなってくれた。ある日、花野への不満を溜め、堪えられなくなって家を飛び出した宙に、佐伯はとっておきのパンケーキを作ってくれ、レシピまで教えてくれた。その日から、宙は教わったレシピをノートに書きとめつづける。 ──きっと、この物語はあなたの人生を支えてくれる。 文庫化にあたり、単行本の初版カバーに掲載した掌編に加え、書き下ろし掌編を収録。 解説は、作家の寺地はるなさん。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『宙ごはん』の文庫版となります。
  • 星を掬う

    星を掬う

    小説・文芸
    4.1
    1巻836円 (税込)
    手に掬い取れるものが、星のようにうつくしく輝きを放つものであればいい。 そのひとつに、わたしとの記憶もあったら、嬉しいな。 千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には、かつて自分を捨てた母・聖子がいた。他の同居人は、家事を完璧に担う彩子と、聖子を理想の「母」と呼び慕う恵真。 「普通」の家族関係を築けなかった者たちの奇妙な共同生活は、途中、うまくいきかけたものの、聖子の病で終わりを告げ――。 すれ違う母と娘の感動長篇。 〈解説〉夏目浩光
  • カフェーの帰り道

    カフェーの帰り道

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,799円 (税込)
    【第174回直木賞受賞作】東京・上野の片隅にある、あまり流行っていない「カフェー西行」。食堂や喫茶も兼ねた近隣住民の憩いの場には、客をもてなす個性豊かな女給がいた。竹久夢二風の化粧で注目を集めるタイ子、小説修業が上手くいかず焦るセイ、嘘つきだが面倒見のいい美登里を、大胆な嘘で驚かせる年上の新米・園子。彼女たちは「西行」で朗らかに働き、それぞれの道を見つけて去って行ったが……。大正から昭和にかけ、女給として働いた“百年前のわたしたちの物語”。/【目次】稲子のカフェー/嘘つき美登里/出戻りセイ/タイ子の昔/幾子のお土産
  • 読楽2026年5月号
    続巻入荷

    読楽

    【豪華執筆陣!】伏尾美紀 柏井壽 赤川次郎 【大藪春彦賞受賞記念特別読み切り】 伏尾美紀 荷物 スカウト業の野口は自分より格下のティッシュ配りのおっさんと出会う 【好評連載】 柏井 壽 三日月旅館 念願の京の都での民泊開業前。大物客来訪で掬月に試練が迫る─! 【歴史&時代】 坂井希久子 夜鷹狩り あさのあつこ おもみいたします 参 梶 よう子 とむらい屋颯太 門田泰明 覚悟召されよ権中将殿 【風味絶佳】 吉田篤弘 月とコーヒー 【警察&ミステリー】 赤川次郎 盗みと恋の手ほどきは 【マンガ】 サメマチオ 追読人間臨終図巻
  • 襷がけの二人

    襷がけの二人

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,001円 (税込)
    「二人一緒なら、どこへでも行けます。」 話題をさらった直木賞候補作、ついに文庫化! 【文庫版では、スピンオフ作品「わたぼこりの女」も特別収録】 有能な女中頭の初衣×平凡で印象が薄い嫁・千代。 大正から昭和、激動の時代を生きる女性たちの物語。 ごく平凡な顔立ちの千代が嫁ぎ先で出会ったのは、料理の腕が抜群で てきぱきと立ち働く女中頭の初衣。 一つ屋根の下で暮らすうちに絆が芽生えていく。 しかし、米軍の敵機が襲来するようになり、ある日、予想もつかない事態に陥ってしまう。 大正、昭和を生き抜く女性たちの歓びや哀しみに溢れた悪化の直木賞候補作。 解説・青木奈緒「リアルな大正昭和の家事模様」 ╲絶品料理も登場!!/ ・手間のかかった牛タンシチュー ・ウニと松葉で化粧された胡麻豆腐 ほか 単行本 2023年9月 文藝春秋刊 文庫版 2026年9月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • ぎょらん(新潮文庫)

    ぎょらん(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.2
    1巻935円 (税込)
    人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。噛み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。地方都市の葬儀会社に勤める元引きこもり青年・朱鷺は、ある理由から都市伝説めいたこの珠の真相を調べ続けていた。「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。傷ついた魂の再生を圧倒的筆力で描く7編の連作集。文庫書き下ろし「赤はこれからも」収録。(解説・壇蜜)
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.3
    1巻737円 (税込)
    思いがけないきっかけでよみがえる一生に一度の恋、そして、ともには生きられなかったあの人のこと――。大胆な仕掛けを選考委員に絶賛されたR-18文学賞大賞受賞のデビュー作「カメルーンの青い魚」。すり鉢状の小さな街で、理不尽の中でも懸命に成長する少年少女を瑞々しく描いた表題作他3編を収録した、どんな場所でも生きると決めた人々の強さをしなやかに描き出す5編の連作短編集。(解説・吉田伸子)
  • 最後の晩餐

    最後の晩餐

    あなたは人生の最後に何を味わいますか? 当代の人気作家7名が究極のテーマに挑んだ、自由でぜいたくで幸福な「食」小説アンソロジー。  弥生子は「最後の晩餐」について語り合う若い夫婦の会話を盗み聞きして……江國香織「コインランドリーの夜」 失恋したクズハの家に、女友だち三人は最期に食べたいものを持ち寄って……金原ひとみ「ラストサパーフォーエバー」 最後のごはんは、鰻がいいっておとうさん、言っていたのに、このままだと……角田光代「最後の鰻」 経理の小曾根さんが退職することになり、送別会を開いたが……寺地はるな「小曾根幸子の送別会」 ライターの明日香は、今は亡き遠縁の作家の「最後の晩餐」について執筆することに……原田ひ香「最後に、何を食べたの?」 還暦のゆかり、9つ上のチロルねえちゃんと62歳の笹子の最近の話題は……藤野千夜「もうひとりのねえちゃん」 〝最後の晩餐〟という店が長野にあるという。夫を亡くしたばかりの桜子は娘たちとそのお店を探すが……井上荒野「本当の話」
  • ドヴォルザークに染まるころ

    ドヴォルザークに染まるころ

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,870円 (税込)
    小学生のとき、担任の先生と町の外からやって来た男が駆け落ちしたのを忘れられない主婦。東京でバツイチ子持ちの恋人との関係に寂しさを覚える看護師。認知症の義母に夫とのセックスレスの悩みを打ち明ける管理栄養士。父と離婚した母が迎えに来て、まもなく転校することになる小六の女の子。発達障害のある娘を一人で育てるシングルマザー。小さな町で、それぞれの人生を自分らしく懸命に生きる女性たちを描いた感動作。
  • ナモナキ生活はつづく

    ナモナキ生活はつづく

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    世界のどこかで今日も洗濯機をまわしながら野菜を刻み、鍋で煮込むあいだにあわただしく掃除機をかけ、自分や家族の生活を整えているあなたへ贈るエッセイ集。 「エネルギッシュ敏子」――やる気が出ない時に召喚するイマジナリー家政婦さんの活躍。 「かなしいポイ活」――心にたまる負の感情(=負ポイント)の解消法を考える。 「とれたてのピチピチ」――お酒を飲まない生活を続けてみたら、意外な発見があって・・・・・・。 「わしゃ気にせんよ」――忙しい毎日と片付かない部屋を解決した、ある方法とは? 「みちみち」――なにも得られない。気づきも学びもない。そんな時間の大切さについて。 ほか多数収録。 時にじんわり、時に愉快に心を解きほぐしてくれる、大人気小説家初のエッセイ集誕生! ◆著者プロフィール 寺地はるな(てらち・はるな) 1977年佐賀県生まれ、大阪府在住。2014年『ビオレタ』でポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。2021年『水を縫う』で河合隼雄物語賞受賞。2023年『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞9位入賞。2024年『ほたるいしマジカルランド』で大阪ほんま本大賞受賞。『こまどりたちが歌うなら』『いつか月夜』『雫』『そういえば最近』『リボンちゃん』など著書多数。
  • きよくしぶとくやかましく

    きよくしぶとくやかましく

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,985円 (税込)
    「誰にだって、秘密を持つ権利はあるんだよ」 どこにでもある田舎町、白日町。今日も老若男女がやかましく、それなりに揉めながら幸せに暮らしているはずだった。ある夜校長先生の家のお座敷に死体が!それでも婦人部の面々は死体の隣りで自分たちの「秘密」を語りお茶会を始めるがーー 白日町の中に、きっとあなたが見つかる人間讃歌長編。 プロローグ 白日町老人会 海亀のささやき 第一幕 白日町婦人部 たぬきの夢 第二幕 白日町青年団 三匹のおおかみ 第三幕 白日町大綱引き 蛇のまなざし エピローグ 白日町子ども会 おやすみこひつじ
  • 駐車場のねこ

    駐車場のねこ

    小説・文芸
    3.7
    1巻800円 (税込)
    「オール讀物」新人賞受賞作「姉といもうと」を含む傑作短篇集。 幸田文の『流れる』に憧れる家政婦の姉と、指がないが活動的でラブホテル受付をする妹。 つぶれたスナックの女性店員たちが開いた競馬場での同窓会。 職人気質のクリーニング店主と常識外れの若い女性客。 駐車場の猫に餌をあげている布団屋の妻と、“役者のような美男子”の夫……。 おもわずほほえんでしまうユーモア。人間観察からあふれでる、生きることへの“姿勢の良さ”がにじみ出る。 解説・森絵都「どんな個性も大らかなユーモアをもって包みこむことで、マイナスをもプラスに転化させる。これぞ嶋津マジックだろう」 何気ないやりとりから生れる違和感がクセになる、オリジナリティ溢れる全7篇。 ※この電子書籍は2019年9月に文藝春秋より刊行された単行本『スナック墓場』の文庫版を底本としています。 文庫化にあたり、改題しました。
  • わたしの良い子

    わたしの良い子

    小説・文芸
    4.3
    1巻726円 (税込)
    三十一歳独身、文具メーカーの経理部に勤める椿は、出奔した妹の子ども・朔と暮らすことに。毎日の子育て、更に勉強も運動も苦手で内にこもりがちな朔との生活は、時に椿を追いつめる。自分が正しいかわからない、自分の意思を押しつけたくもない。そんな中、 どこかで朔を「他の子」と比べていることに気づいた椿は……。 解説 村中直人 「誰かのこと、嫌いって言ってもいいよ。家ではね」 注目作家・寺地はるなが描く「良い子」の定義とは。
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

    あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.1
    1巻693円 (税込)
    ごめんなさいも、ありがとうも、大切な人にこそ言えなかったのは――。恋人に紹介できない家族、会社でのいじめによる対人恐怖、人間関係をリセットしたくなる衝動、わきまえていたはずだった不倫、ずっと側にいると思っていた幼馴染との別れ……。後悔とその先の人生にあたたかな救済をもたらす全5編。デビュー作「カメルーンの青い魚」と同時期に書かれた幻の短編「くろい穴」収録。(解説・奥田真弓)
  • ガラスの海を渡る舟

    ガラスの海を渡る舟

    小説・文芸
    4.2
    1巻770円 (税込)
    大阪の心斎橋からほど近い空堀商店街で「ソノガラス工房」を営む道と羽衣子。兄の道はコミュニケーションが苦手で、「みんな」に協調することができない。妹の羽衣子は、何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいた。正反対の二人は、祖父の遺言で共に工房を継いでからも衝突が絶えなかったが、ある日「ガラスの骨壺が欲しい」という依頼が舞い込み――。兄妹が過ごした十年間を描く傑作長編。
  • 水を縫う

    水を縫う

    小説・文芸
    4.4
    1巻638円 (税込)
    松岡清澄、高校一年生。一歳の頃に父と母が離婚し、祖母と、市役所勤めの母と、結婚を控えた姉の水青との四人暮らし。学校で手芸好きをからかわれ、周囲から浮いている清澄は、かわいいものや華やかな場が苦手な姉のため、ウェディングドレスを手作りすると宣言するが(「みなも」)。いつまでも父親になれない夫と離婚し、必死に生きてきたけれど、息子の清澄は扱いづらくなるばかり。そんな時、母が教えてくれた、子育てに大切な「失敗する権利」とは(「愛の泉」)。世の中の〈普通〉を踏み越えていく、清々しい家族小説! 第9回河合隼雄物語賞受賞作品。
  • 声の在りか

    声の在りか

    小説・文芸
    4.1
    1巻748円 (税込)
    希和は、小4の息子・晴基が書いた「こんなところにいたくない」というメッセージを見つける。本人に確かめたくても動き出せない希和は、民間学童で働き始めるが――息苦しい日常を生き抜くあなたに贈る物語
  • あなたはここにいなくとも 無料お試し版
    無料あり

    あなたはここにいなくとも 無料お試し版

    小説・文芸
    3.9
    1巻0円 (税込)
    どれだけ辛くても、わたしひとりの苦しみではない。この苦しみを慈しんでくれるひとが、遠くに待ってくれている。 恋人に紹介できない家族、会社でのいじめによる対人恐怖、人間関係をリセットしたくなる衝動、わきまえていたはずだった不倫、ずっと側にいると思っていた幼馴染との別れ――いまは人生の迷子になってしまっているけれど、あなたの道しるべは、ほら、ここに。もつれた心を解きほぐし、本当の自分を取り戻すための全五篇。 2021年に本屋大賞第一位となり、常に新刊を心待ちにされる著者による2023年2月刊行の短篇集のなかから、「おつやのよる」を特別無料配信します。 *本稿は校了前のデータをもとに作成しています。そのため、刊本とは一部内容が異なる場合がございます。予めご了承ください。 町田そのこ(まちだ・そのこ) 1980年生まれ、福岡県在住。2016年「カメルーンの青い魚」で第15回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。17年、同作を含む短編集『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。『52ヘルツのクジラたち』で2021年本屋大賞を受賞。他の著書に『ぎょらん』『うつくしが丘の不幸の家』『星を掬う』『宙(そら)ごはん』「コンビニ兄弟」シリーズがある。

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  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

    明日町こんぺいとう商店街

    巻末に特典イラスト付き! この路地を曲がれば、そこはもう、すこし不思議な世界の入口――。ひとつの架空の商店街を舞台に、七人の人気作家がお店を開店し、短編を紡ぐほっこりおいしいアンソロジー。商店街のマスコット「招きうさぎ」がなつかしくあたたかな物語へといざないます。
  • アシンメトリー

    アシンメトリー

    小説・文芸
    3.8
    1巻759円 (税込)
    結婚に強い憧れを抱く女、朋美。結婚に理想を追求する男、貴人。結婚に縛られたくない女、紗雪。結婚という形を選んだ男、治樹。朋美は、親友の紗雪が幼なじみの治樹と突然結婚を決めたことにショックを受ける。心から祝えない朋美だったが、ふたりの結婚パーティーで出会った貴人に次第に魅かれていく。しかし、紗雪と治樹の結婚には隠された秘密があった……。アシンメトリー(非対称)なアラサー男女4人を巡る、切ない偏愛ラプソディ。
  • 雨夜の星たち

    雨夜の星たち

    小説・文芸
    4.1
    1巻847円 (税込)
    「主人公が少しだけ他人と心を通わす様が、 わざとらしくなく無理がなくて、好きです。」 ――沖田修一(映画監督) できないことは、できません。 やりたくないことも、やりません。 他人に感情移入できない26歳の三葉雨音は、 それを長所と見込まれ、お年寄りの病院送迎や お見舞い代行の「しごと」をはじめる。 聞き上手な80代セツ子、 手術の付き添いを希望する40代の好美など 依頼人は様々。空気を読まない三葉だが、 行動に変化がみられていく――。 めんどうだけど気になる三葉から 目が離せない。 解説:沖田修一 【著者からのコメント】 「雨夜の星」は目に見えません。 でもたしかにそこにあります。 空気を読むという言葉があります。 空気は目に見えません。 見えないけれどそこにあるものは、 良いものとはかぎりません。 その場の空気を読むことばかりに心を砕き、 いつのまにか決定的に間違った方向へ 進んでいくことだってあるのです。 空気は読むって、そんなに良いことなんでしょうか? そんなことを思いながら書きました。 【主な登場人物】 ◆三葉雨音 26歳。職業はお見舞い代行。 他人に興味がない。 ◆霧島開 三葉の雇い主。 喫茶店の店主で、ホットケーキが苦手。 ◆リルカ スナックで働く、 感情豊かで共感能力が高い霧島の彼女。 ◆星崎聡司 三葉の元同僚。 湯気の立つ食べものが苦手。失踪中。 【依頼人たち】 ◆田島セツ子 病院への送迎。聞き上手な80代。 ◆権藤 肝臓の病気で入院中の70代。 因縁の相手。 ◆清川好美 手術の付き添い。 配偶者なしの42歳。 日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞、 SPURほか各メディアで紹介されました! (2021年単行本刊行時)
  • 雨が降ったら

    雨が降ったら

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    夫の浮気で離婚し、古いアパートで独り暮らしをする初佳、48歳。子ども達は独立し、収入は決して高くない。将来に不安がないわけではないが、自分が選んだものだけに囲まれた生活は思いのほか幸福だ。ある日雨に降られて入った『わかば洋傘店』で、70代すぎと思しきパンクな恰好の女性店主に「雨が降ったら傘をさせ」という言葉と店名が大きく入った傘を貸してもらい――。「これから先」の人生が楽しみになる著者の最高傑作!
  • 居た場所

    居た場所

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,540円 (税込)
    かつて実習留学生としてやってきた私の妻・小翠(シャオツイ)。表示されない海沿いの街の地図を片手に、私と彼女の旅が始まる。記憶と存在の不確かさを描き出す、第160回芥川賞候補作。
  • いつか月夜
    NEW

    いつか月夜

    小説・文芸
    4.0
    1巻968円 (税込)
    いつか見た月夜は、これからも、人生に何度だってあらわれるのだろう――加藤千恵さん(小説家) ぼくたちは、夜を歩く。眠れない夜に。不安な夜に。静かで、藍色で、心細い。でも歩かずにはいられない。そんな夜に。 会社員の實成は、父を亡くした後、得体のしれない不安にとり憑かれるようになった。特に夜に来るそいつを遠ざけるため、なにも考えずに、ひたすら夜道を歩く。そんなある日、会社の同僚・塩田さんが中学生くらいにみえる女性を連れて歩いているのに出くわしたことから「深夜の散歩」を行うことに。やがて、何故か増えてくる散歩メンバー。皆、それぞれ日常に問題を抱えながら、譲れないもののため、歩き続ける。いつも月夜、ではないけれど。(解説・加藤千恵)
  • いつか月夜

    いつか月夜

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    「寺地さんの作品の中で、一番好きです」原田ひ香さん ぼくたちは、夜を歩く。眠れない夜に。不安な夜に。静かで、藍色で、心細い。でも歩かずにはいられない。そんな夜に。 「一緒に歩かない?」 会社員の實成は、父を亡くした後、得体のしれない不安(「モヤヤン」と呼んでいる)にとり憑かれるようになった。特に夜に来るそいつを遠ざけるため、とにかくなにも考えずに、ひたすら夜道を歩く。そんなある日、会社の同僚・塩田さんが女性を連れて歩いているのに出くわした。中学生くらいみえるその連れの女性は、塩田さんの娘ではないという……。やがて、何故か増えてくる「深夜の散歩」メンバー。元カノ・伊吹さん、伊吹さんの住むマンションの管理人・松江さん。皆、それぞれ日常に問題を抱えながら、譲れないもののため、歩き続ける。いつも月夜、ではないけれど。
  • 【電子オリジナル】うずたか氷(苺)を君と

    【電子オリジナル】うずたか氷(苺)を君と

    BL
    4.8
    1巻440円 (税込)
    甘酸っぱくも切ない男子高校生の緑と楯の恋、その後のゆくえは――。大学進学で未来東京を離れ、未来京都で暮らす緑と地元の大学に通う楯。距離ができたことでより一層想いを募らせる緑と相変わらずマイペースな楯は夏休みに再会の約束をして……。まだまだ拙い二人のその後を描いた電子オリジナル短編。カバーイラスト:紀伊カンナ ※本作品は「小説すばる」2018年3月号掲載の短編小説を電子書籍化しました。
  • うつくしが丘の不幸の家

    うつくしが丘の不幸の家

    小説・文芸
    4.3
    1巻760円 (税込)
    海を見下ろす住宅地『うつくしが丘』に建つ、築 21 年の三階建て一軒家を購入した美保理と譲。一階を念願の美容室に改装したその家で、夫婦の新しい日々が始まるはずだった。だが開店二日前、偶然通りがかった住民から「ここが『不幸の家』って呼ばれているのを知っていて買われたの?」と言われてしまい……。わたしが不幸かどうかを決めるのは、家でも他人でもない。わたしたち、この家で暮らして本当によかった──。「不幸の家」で自らのしあわせについて考えることになった五つの家族の物語。本屋大賞受賞作家による、心温まる傑作小説。/【目次】第一章 おわりの家――美容室開業に選んだ家を「不幸の家」と言われた女性。/第二章 ままごとの家――不仲の夫、家でした娘、反抗的な息子、迷える妻。/第三章 さなぎの家――男に騙された女性と、幼い娘を抱えたシングルマザー。/第四章 夢喰いの家――不妊治療がうまくいかず、離婚届を書いた年の差夫婦。/第五章 しあわせの家――恋人が置いていった子供と、かつて父に捨てられた私。/エピローグ/解説=瀧井朝世
  • うどん キツネつきの

    うどん キツネつきの

    小説・文芸
    3.6
    1巻999円 (税込)
    パチンコ店の屋上で拾った奇妙な犬を飼育する三姉妹の人生を繊細かつユーモラスに描いて第1回創元SF短編賞佳作となった表題作をはじめ、郊外のぼろアパートで暮らす多言語の住人たちの可笑しな日々「シキ零レイ零 ミドリ荘」、15人姉妹の家が建つ孤島をある日見舞った異常事態「母のいる島」、謎めいた子供たちの日記で幕を開ける不可思議な冒険「おやすみラジオ」、ねぶたの街・青森を舞台に時を超えて紡がれる美麗な幻想譚「巨きなものの還る場所」の全5編を収録。新時代の感性が描く、シュールで愛しい物語。第36回日本SF大賞候補作。/解説=大野万紀
  • 海を見に行こう

    海を見に行こう

    小説・文芸
    3.6
    1巻440円 (税込)
    同棲していた彼氏とケンカして、家出した茜。民宿を経営する叔父夫婦のもとに転がり込むが、そこはラブホテルに替わっていて……(「海風」)。結婚して10年。ずっとうまくいっていた妻との間に、大きな悩みを抱えてしまった航。久しぶりに戻った故郷で、昔傷つけてしまった女性と再会し――(表題作)。海辺の街を舞台に、人生に迷い立ち止まる6人の男女の再生を描く、ほろ苦くも心温まる小説集。
  • 運命の湯/運命の人はどこですか?

    運命の人はどこですか?

    小説・文芸
    3.5
    1~4巻330円 (税込)
    私の名前はジュリエット。生を受けて二十年と半年。日本人顔の私にまるで不釣り合いなこの名前のせいで、今まで散々苦労してきた。だけど最近、こんな名前の私だからこそ、きっと「ロミオ」にも出会える気がしてならないのだ…。大学の友人と一緒に「ロミオ」探しをするうちに、現れたのは…? 名前には運命を動かす力がある? 恋愛アンソロジー『運命の人はどこですか?』収録の傑作短編。

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  • おかえり台湾 食べて、見て、知って、感じる 一歩ふみ込む二度目の旅案内

    おかえり台湾 食べて、見て、知って、感じる 一歩ふみ込む二度目の旅案内

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,848円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 渡台回数は60回にせまる、台湾大好き、もはやマニアの域、な声優の池澤春菜と、 何回か台湾に行ったけれどお店の名前も覚えていない、という作家の高山羽根子(自称ポンコツ……)が、 ふたりして台湾に行ってきました。 二度目の旅をコンセプトに、初めての台湾では行かなさそうなスポットを厳選して、 食べて、見て、知って、感じる台湾をお届けします。 地元の人も驚くマニアックな飲食店セレクト(日本語メニューなどない)や、 初めての台湾ではハードルの高い健康系(漢方とか、薬草とか)チャレンジ、 文化や歴史が垣間みえる建築めぐり(今まで知らなくてごめんなさい……)、 現代の台湾の人々の価値観にも折々に触れる書店やギャラリー訪問(新鮮!)などなど、 たくさんの人たちに会って話して、いろんな話を聞いてきました。 読んで旅気分を味わうもよし、次の台湾旅への想像をふくらませるもよし、 旅人としてのヒント満載の1冊です。 フライトや民泊の体験コラム、行く前に観たいオススメ映画、 ふたりのおみやげコレクション、帰国後の対談など、こぼれ話ももりだくさん。 スポット紹介にはGoogle Mapへの二次元コードリンクつき。 使いやすいエリアマップや、指でさして使えるおたすけ会話集も収録しました。 この本を読んで使って、次の台湾旅の始まりには、ぜひこうつぶやいてください。 「ただいま台湾」!
  • 大人は泣かないと思っていた

    大人は泣かないと思っていた

    小説・文芸
    4.2
    1巻627円 (税込)
    時田翼32歳、農協勤務。九州の田舎町で、大酒呑みの父と二人で暮らしている。趣味は休日の菓子作りだが、父は「男のくせに」といつも不機嫌だ。そんな翼の日常が、真夜中の庭に現れた“ゆず泥棒”との出会いで動き出し……(「大人は泣かないと思っていた」)。恋愛や結婚、家族の「あるべき形」に傷つけられてきた大人たちが、もう一度、自分の足で歩き出す──色とりどりの涙が織りなす連作短編集。
  • オブジェクタム/如何様

    オブジェクタム/如何様

    小説・文芸
    3.6
    1巻913円 (税込)
    小学生のころ、祖父はいつも秘密基地で壁新聞を作っていた。(「オブジェクタム」)、第2回林芙美子文学賞受賞作(「太陽の側の島」)、敗戦後に戦地から復員した夫は、出征前と同じ人物なのか。(「如何様」)など、芥川賞作家が描く短編集。
  • 女ともだち

    女ともだち

    敵か味方か? 怖くて温かくて切ない人気女性作家短編小説集 人気女性作家が競作した豪華短編集。衝撃のラスト、細やかな心理描写……名手が繰り出す短編小説の醍醐味をぜひご堪能ください。 目次 COPY 村山由佳 ト・モ・ダ・チ 坂井希久子 卵の殻 千早茜 水底の星 大崎梢 こっちを向いて 額賀澪 ブータンの歌 阿川佐和子 ラインのふたり 嶋津輝 獣の夜 森絵都
  • 女の子は、明日も。

    女の子は、明日も。

    小説・文芸
    3.8
    1巻627円 (税込)
    略奪婚をした専業主婦の満里子、女性誌編集者の悠希、不妊治療を始めた仁美、人気翻訳家の理央。元同級生達は再会を機にそれぞれの悩みに向き合うことになる。前妻への罪悪感、要領のいい後輩への嫉妬、妊娠できない焦り、好奇の目に晒される戸惑い――。華やかな外見に隠された女性同士の痛すぎる友情と葛藤、そしてその先をリアルに描く衝撃作。
  • 鏡よ、鏡

    鏡よ、鏡

    小説・文芸
    3.2
    1巻594円 (税込)
    莉南と英理子は化粧品会社の美容部員。愛想がよく、コミュニケーション力に長けた莉南。自分の価値観を優先し、上っ面の付き合いを嫌う英理子。対照的な二人は自分にないものを持った相手に惹かれ、親交を深める。だが、あることを機に英理子は会社側と対立する。そのとき莉南は――。現代を生きる女性二人の友情と決断の物語。
  • 架空の犬と嘘をつく猫

    架空の犬と嘘をつく猫

    小説・文芸
    3.8
    1巻726円 (税込)
    空想の世界に生きる母、愛人の元に逃げる父、その全てに反発する姉、そして思い付きで動く適当な祖父と比較的まともな祖母。そんな家の長男として生まれた山吹は、幼い頃から皆に合わせて成長してきた。だけど大人になり彼らの《嘘》がほどかれたとき、本当の家族の姿が見えてきて――? これは破綻した嘘をつき続けた家族の、とある素敵な物語!
  • 彼女が天使でなくなる日

    彼女が天使でなくなる日

    小説・文芸
    3.9
    1巻704円 (税込)
    九州北部にある人口三百人ほどの星母島。子どもについての願い事なら何でも叶えてくれるという「母子岩」があり、近年有名になっている。そこで〝モライゴ〟として育てられた千尋は、一年前に戻ってきて、託児所を併設した民宿を営んでいた。子どもにまつわる様々な悩みを抱え、母子岩のご利益を頼りやってきた宿泊客に、千尋は淡々と為すべきことを為し、言うべきことを言う……。簡単な癒しではない、でも大切なことに気づかせてくれる、宝物のような小説。
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

    彼女たちは楽園で遊ぶ

    小説・文芸
    3.9
    1巻2,090円 (税込)
    お嬢さんたちの若い命が、新世界を担うのです。 どうぞ、健やかに過ごしてくださいね……。 喧嘩別れした親友が高校を退学した。 突然、山に施設を作った新興宗教・NI求会に入会したのだ。 親友を取り戻そうとする凜音。 東京から《特別》になるために来た初花。 大人が《楽園》と定めた場所に閉じ込められた子供たちは、 その聖地で、禍々しいものと対峙する。 町田そのこの新境地。 女子高生たちの、青春×スリラー開幕!
  • カム・ギャザー・ラウンド・ピープル

    カム・ギャザー・ラウンド・ピープル

    小説・文芸
    3.0
    1巻561円 (税込)
    おばあちゃんは背中が一番美しかったこと、下校中知らないおじさんにお腹をなめられたこと、自分の言い分を看板に書いたりする「やりかた」があると知ったこと、高校時代、話のつまらない「ニシダ」という友だちがいたこと……。大人になった「私」は雨宿りのために立ち寄ったお店で「イズミ」と出会う。イズミは東京の記録を撮りため、SNSにアップしている。映像の中、デモの先頭に立っているのは、ドレス姿の美しい男性、成長したニシダだった。イズミにつれられてやってきたデモの群衆の中、ニシダはステージの上から私を見つけ、私は逃げ出した。敷き詰められた過去の記憶とともに……。芥川賞候補の表題作他3編を収録。
  • カレーの時間

    カレーの時間

    小説・文芸
    4.0
    1巻880円 (税込)
    ふたつの時代をカレーがつなぐ 心にしみる“からうま”な物語 偏屈な祖父と二人で暮らすことになってしまった孫息子・桐矢。 昭和の高度成長期にレトルトカレーの営業マンとして働き、カレーを囲む時間だけは打ち解ける祖父が、半世紀の間、抱えてきた秘密とは――。 生きることのままならなさと愛おしさを描く、スパイシーな味わいの傑作小説。 【感動の声、続々!】 「ひとの持つどうしようもなさ、そこから生まれる愛おしさ。味わい深く余韻ある作品!」 ――町田そのこさん 「あの時代を生きてきた祖父と、この時代を生きている僕。どうしようもない噛み合わなさと、どう向き合うか。 いま必要なテーマをじっくり煮込んだ、これぞテラチ風味の極うま長篇」 ――瀧井朝世さん 「時を追って進む回想は、それまでただの頑固ジジイだった義景の人物像を、立体的に生々しく浮き上がらせてみせる。 なぜ自分の考えを押しつけるのか、なぜカレーを食べている時だけは幸せそうなのか、なぜ強いことを無条件に善だと考えるのか。 理不尽にも見えた義景の言動が、一人の人間の生きた証として胸に迫ってくるのだ」 ――北大路公子さん(解説より)
  • 川のほとりに立つ者は

    川のほとりに立つ者は

    小説・文芸
    4.0
    1巻759円 (税込)
    カフェの店長として忙しく働く清瀬は、恋人の松木とすれ違いが続いている。関係がこじれた原因は彼の「隠し事」にあると思っていた。そんなある日、松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。入院中の松木の家を訪れ、彼が隠していたノートを見つけた清瀬は、すれ違いの「本当の理由」を知ることになり――。‶当たり前〟に埋もれた声を丁寧に紡ぎ、他者と交わる痛みとその先の希望を描いた物語。 解説:瀧井朝世
  • ガラスの海を渡る舟

    ガラスの海を渡る舟

    小説・文芸
    4.1
    1巻1,500円 (税込)
    大阪の心斎橋からほど近いエリアにある「空堀商店街」。そこには、兄妹二人が営むガラス工房があった。兄の道は幼い頃から落ち着きがなく、コミュニケーションが苦手で、「みんな」に協調したり、他人の気持ちに共感したりすることができない。妹の羽衣子は、道とは対照的に、コミュニケーションが得意で何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいる。正反対の性格である二人は互いに苦手意識を抱いていて、祖父の遺言で共に工房を引き継ぐことになってからも、衝突が絶えなかった。そんなガラス工房に、ある客からの変わった依頼が舞い込む。それは、「ガラスの骨壺が欲しい」というもので――。『水を縫う』『大人は泣かないと思っていた』の寺地はるなが放つ、新たな感動作! 相容れない兄妹ふたりが過ごした、愛おしい10年間を描く傑作長編。
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

    希望のゆくえ(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    誰からも愛された弟には、誰も知らない秘密があった。突然姿を消した弟、希望(のぞむ)。行方を追う兄の誠実(まさみ)は、関係者の語る姿を通し弟の持つ複数の顔を知る。本当の希望(のぞむ)はどこにいるのか。記憶を辿るうち、誠実もまた目をそらしてきた感情と向き合うこととなる――。痛みを抱えたまま大人になった兄弟が、それぞれの「希望(きぼう)」を探す優しいエールに満ちた物語。文庫化にあたり、書下ろし短篇を収録。(解説・山中真理)
  • 君は素知らぬ顔で

    君は素知らぬ顔で

    小説・文芸
    4.1
    1巻660円 (税込)
    文具メーカーで働く由紀江は耕次と付き合って半年。気分屋の彼は機嫌が悪くなると手がつけられない。耕次の怒りを理不尽に思いながらも言い返せない由紀江。次第に彼の態度はエスカレートしていき……。(「今日の占い」より)とある女優の成長を軸に、様々な時代を生きる人々の心のささくれを丁寧に描いた六編。最後に新鮮な驚きと爽やかな感動が待っている、連作小説の傑作!
  • 今日のハチミツ、あしたの私

    今日のハチミツ、あしたの私

    小説・文芸
    3.9
    1巻682円 (税込)
    蜂蜜をもうひと匙足せば、あなたの明日は今日より良くなる──。「明日なんて来なければいい」と思っていた中学生のころ、碧は見知らぬ女の人から小さな蜂蜜の瓶をもらった。それから十六年、三十歳になった碧は恋人の故郷で蜂蜜園の手伝いを始めることに。頼りない恋人の安西、養蜂家の黒江とその娘の朝花、スナックのママをしているあざみさん……さまざまな人と出会う、かけがえのない日々。心ふるえる長篇小説。
  • 暗闇にレンズ

    暗闇にレンズ

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    数え切れないほどの監視カメラが眼を光らせる街角で、高校生の「私」と親友の「彼女」は、携帯端末の小さなレンズをかざして世界を切り取る。かつて「私」の母や、祖母や、曾祖母たちがしてきたのと同じように。そうして切り取られた世界の一部は、あるときには教育や娯楽のために、またあるときには兵器として戦争や弾圧のために用いられた――映画と映像にまつわる壮大な偽史と、時代に翻弄されながらもレンズをのぞき続けた、血縁に依らぬ“一族”の系譜を辿る物語。芥川賞作家の初長編にして、受賞第一作として発表された傑作が待望の文庫化。/解説=倉本さおり
  • 恋シタイヨウ系

    恋シタイヨウ系

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    私たちの住む太陽系と似ているけれど、ちょっと違う「タイヨウ系」では、惑星間をさまざまな宇宙船が飛び交っている。人類は地球から他の星々へ自由に移住し、小さな町を作ったり、地元の住人と交流したり――。月、水星、金星、火星、太陽、木星、土星、天王星、海王星、冥王星。十の星で生きる人びとのさまざまな恋愛模様を、小説と短歌でファンタジックに綴る。ポップで、あたたかな、雪舟えまワールドへようこそ! 穂村弘氏、タカノ綾氏推薦。 目次 月 ナチュラルシティー 水星 あたらしい先生 金星 流星と見まごう船で 火星・太陽 僕らは愛の気流のなか 木星 おやすみ猫たち 土星 友好銀河にあこがれて 天王星 あなたが見えます 海王星 生まれ変わる僕ら 冥王星 王妃の愛  (全9話) 247ページ
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

    この部屋で君と

    誰かと一緒に暮らすのはきっとすごく楽しくて、すごく面倒だ。「いつかあの人と同じ家に住めたらいいのに」「いずれこの二人暮らしは終わってしまうんだろうか」それぞれに想いを抱えた腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕……気鋭の作家8名がさまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー。
  • こまどりたちが歌うなら

    こまどりたちが歌うなら

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    前職の人間関係や職場環境に疲れ果て退職した茉子は、親戚の伸吾が社長を務める小さな製菓会社「吉成製菓」に転職する。 父の跡を継いで社長に就任した頼りない伸吾、誰よりも業務を知っているのに訳あってパートとして働く亀田さん。やたらと声が大きく態度も大きい江島さん、その部下でいつも怒られてばかりの正置さん、畑違いの有名企業から転職してきた千葉さん……。 それぞれの人生を歩んできた面々と働き始めた茉子は、サービス残業や女性スタッフによるお茶くみなど、会社の中の「見えないルール」が見過ごせず、声をあげていくが――。 一人一人違う〈私たち〉が関わり合い、働いて、生きていくことのかけがえのなさが胸に響く感動長編!
  • コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店 1巻

    コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店

    少年・青年マンガ
    3.5
    1~2巻792円 (税込)
    本屋大賞作家による大人気お仕事小説、待望のコミカライズ! 九州だけに展開するコンビニチェーン「テンダネス」。その名物店「門司港こがね村店」で働くパート店員・光莉の日々の楽しみは、老若男女を意図せず籠絡してしまう、魔性のフェロモン店長・志波三彦を観察することだった……! 「心」を温めてくれるコンビニに、あなたも行ってみませんか?
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex) 原作&コミカライズ 無料お試し版
    無料あり

    コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex) 原作&コミカライズ 無料お試し版

    名物店長と個性的な客たちが集う小さなコンビニの心温まる物語。原作小説とコミカライズの一部が読める〈無料お試し版〉。 九州だけに展開するコンビニチェーン「テンダネス」。その名物店「門司港こがね村店」で働くパート店員の日々の楽しみは、勤勉なのに老若男女を意図せず籠絡してしまう魔性のフェロモン店長・志波三彦を観察すること。なぜなら今日もまた、彼の元には超個性的な常連客(兄含む)たちと、悩みを抱えた人がやってくるのだから……。コンビニを舞台に繰り広げられる心温まるお仕事小説と、そのコミカライズ冒頭が読める無料お試し版を特別配信! 原作小説からは、「プロローグ」と「第一話 あなたの、わたしのコンビニ」を、コミカライズからは、「第1話①」を公開いたします。

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  • サムシングブルー

    サムシングブルー

    小説・文芸
    3.7
    1巻555円 (税込)
    結婚を意識していた恋人と別れてしまった27歳の梨香は、哀しみのさなか、結婚式の招待状を受け取る。差出人は高校時代の彼氏と親友。二人が付き合っていたことを全く知らず、失恋との二重のショックに落ち込む梨香。さらに、当時の仲間たちと一緒に結婚祝いを贈ることになり……。迷いながら、揺れながら、幸せを手さぐりで追い求める女性の姿を丁寧に描く、胸ふるわせる長編恋愛小説。
  • 幸せになりやがれ
    値引きあり

    幸せになりやがれ

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,170円 (税込)
    緑と楯は恋人同士。ようやく思いを遂げられた! という気持ちのつよい緑は、どうしても楯を束縛しがちだ。いけないと思いつつもやめられない緑。そんなある日、楯が家に帰ってこず、緑は楯を探す旅に出る(「幸せになりやがれ」)/水灯利と縦は性格も家庭環境も全く違う二人の少女。そんな二人がひょんなことから心を通わせ、穏やかだが激しい愛をわかちあっていく(「水灯利と縦」)
  • 雫

    雫

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,870円 (税込)
    今日が、雨でよかった――時を超え、かたちを変えて巡る、“つながり”と再生の物語。 ビルの取り壊しに伴うリフォームジュエリー会社の廃業を起点に時間をさかのぼりながら、物から物へ、人から人へと、30年の月日のなかで巡る想いと“つながり”、そして新たなはじまりを描く、寺地はるな(2023年本屋大賞9位)の真骨頂が光る、感動長篇。 出会い、卒業、就職、結婚、親子、別れ……。中学の卒業制作づくりで出会った4人がそれぞれ直面する数々の選択と、その先にある転機、人生のままならなさ。不器用に、でもひたむきに向き合う彼らの姿を通して、日常のささいな不安や違和感を丁寧にすくい取って人の弱さにそっと寄り添いながら、いまを生きるあなたにエールを贈る大人の青春小説。 【内容】 2025年 4月 2020年 2月 2015年 12月 2010年 7月 2005年 4月 2000年 8月 1995年 9月 2025年 10月
  • 紙魚の手帖Vol.01

    紙魚の手帖

    小説・文芸
    5.0
    1~30巻1,500~1,699円 (税込)
    「ミステリーズ!」の後継誌ついに創刊。コンセプトは、国内外のミステリ、SF、ファンタジイ、ホラーを刊行してきた東京創元社による「総合文芸誌」。『蝉かえる』で第74回日本推理作家協会賞、第21回本格ミステリ大賞W受賞の櫻田智也が贈るシリーズ最新作。第21回本格ミステリ大賞の全選評も一挙掲載。さらに、第18回ミステリーズ!新人賞受賞作「三人書房」ほか、充実の創刊号。/【目次】『紙魚の手帖』創刊にあたって/【創刊記念特別エッセイ】投げ込みマガジン〈紙魚の手帖〉戸川安宣/【受賞作決定!】第31回鮎川哲也賞 選評  辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩/第18回ミステリーズ!新人賞 選評 大倉崇裕・大崎 梢・米澤穂信/【第18回ミステリーズ!新人賞受賞作】三人書房 柳川 一●第18回ミステリーズ!新人賞受賞作。若き日の江戸川乱歩を描く、流麗な謎解き譚/【第21回本格ミステリ大賞全選評】第21回本格ミステリ大賞受賞作決定!/第21回本格ミステリ大賞選考経過/受賞の言葉 [小説部門] 櫻田智也 [評論・研究部門] 飯城勇三/選評 小説部門/選評 評論・研究部門/【日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞受賞第一作】白が揺れた 櫻田智也●ハンターたちが狩りをしていた山で起きた、悲劇の真相は?〈エリ沢泉〉シリーズ最新作!/【読切】ゼロ 加納朋子●私の元にやってきたのは、カフェオレ色の天使だった。少女と犬の絆を描く最新ミステリ!/スフレとタジン 近藤史恵●コロナ禍の影響で志村さんが講師で始めた〈パ・マル〉の料理教室。タジン鍋を使うモロッコ料理を……。/フォトジェニック 秋永真琴●カメラを構える彼女の目に、この世界は、僕は、どんなふうにうつっているんだろう? 気鋭が贈る傑作掌編。/108の妻 石川宗生●点描の妻、夢見る妻、革命家の妻、お品書きの妻……様々な「妻」をお楽しみください。/セリアス 乾石智子●ひっそりと暮らす魔道師夫婦、彼らの秘密とは……/魚泥棒は誰だ? ピーター・トレメイン 田村美佐子 訳●修道院の厨房で起きた二件の事件をフィデルマが解き明かす/【INTERVIEW 期待の新人】千田理緒『五色の殺人者』/大島清昭『影踏亭の怪談』/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/『紙魚の手帖』創刊記念読者プレゼントキャンペーン/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 首里の馬(新潮文庫)

    首里の馬(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.9
    1巻605円 (税込)
    問読者(トイヨミ)――それが未名子の仕事だ。沖縄の古びた郷土資料館で資料整理を手伝う傍ら、世界の果ての孤独な業務従事者に向けてオンラインで問題を読み上げる。未名子は、この仕事が好きだった。台風の夜に、迷い込んだ宮古馬(ナークー)。ひとりきりの宇宙ステーション、極地の深海、紛争地のシェルター……孤独な人々の記憶と、この島の記録が、クイズを通してつながってゆく。第163回芥川賞受賞作。(解説・大森望)
  • 白ゆき紅ばら
    値引きあり

    白ゆき紅ばら

    小説・文芸
    4.2
    1巻569円 (税込)
    良い子は天国へ行く。悪い子はどこへでも行ける。行き場のない母子を守る「のばらのいえ」。〈かわいそうな子どもを救う〉という理想を掲げ、ある夫婦が運営するその家で暮らす祐希は、未来のない現実から高校卒業と同時に逃げ出した。しらゆきちゃん、べにばらちゃんと呼ばれ、幼少のころから一心同体だった紘果を置いてきたことをずっと後悔していた祐希は、十年越しに紘果を迎えに行くこと決意をするが――。
  • Genesis 一万年の午後

    Genesis 一万年の午後

    創刊号はベテラン堀晃を筆頭に、松崎有理、宮内悠介、高山羽根子、倉田タカシなど現在の日本SF界を牽引する俊英のほか、次世代を担う新鋭・久永実木彦、ライトノベル界で活躍する秋永真琴・宮澤伊織の新作短編を収録。日本SFの新たな潮流を創るオリジナル・アンソロジー誕生。【収録作】久永実木彦「一万年の午後」/高山羽根子「ビースト・ストランディング」/宮内悠介「ホテル・アースポート」/加藤直之 エッセイ「SFと絵」/秋永真琴「ブラッド・ナイト・ノワール」/松崎有理「イヴの末裔たちの明日」/吉田隆一 エッセイ「SFと音楽」/倉田タカシ「生首」/宮澤伊織「草原のサンタ・ムエルテ」/堀晃「10月2日を過ぎても」
  • 砂に泳ぐ彼女

    砂に泳ぐ彼女

    小説・文芸
    3.6
    1巻759円 (税込)
    どうして、こんなにがんばってるんだろう。 大学卒業後、地元の携帯ショップで働いていた紗耶加は、息苦しい毎日に嫌気がさし、上京することを決心する。派遣社員ながらも新しい職場で充実した生活をスタートさせた。しかし、半同棲することになった彼氏の自分勝手な言動に違和感を抱きはじめる。幸せってなんだろう。仕事と恋愛の狭間で揺れる紗耶加を救ってくれたのはカメラだった。やがて紗耶加の撮った写真が雑誌編集者の目に留まり、彼女の運命は大きく変わっていく――。 ※本書は、二○一四年九月に小社より刊行された単行本『砂に泳ぐ』を改題し加筆・修正の上、文庫化したものが底本です。
  • 世界はきみが思うより

    世界はきみが思うより

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,500円 (税込)
    ある出来事がきっかけで他人が作った料理を受け付けなくなってしまった高校生の冬真は、同級生の時枝くんに「難病を抱えた美少女」の妹がいるという噂をきく。友達にそそのかされ、時枝くんの家まで行ったことがきっかけで、冬真は時枝くんと仲良くなっていくが――。一方、国際交流プラザで働く紗里は、「きれいなものが好き」なあまり、太ることへの嫌悪感を抱えていた。自分が撮影した写真が原因で時枝くんを傷つけたことを知った紗里は、“罰”としてマッチングアプリを始めて……。それぞれの理由で世界への信頼が薄くなった彼らが、大切な人と歩いていくために一歩を踏み出す感動作。
  • そういえば最近

    そういえば最近

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,199円 (税込)
    商店街の一角にぽつんとある、元・文学スナック、現・惣菜屋「真実一路」。 町内でいま話題をさらっているのは、その店のママ・愛里須とその夫で売れない小説家・治の行方。 ある人によれば、円満離婚したらしい。 別の人によれば、妻が甲斐性なしの夫に三行半をつきつけた、という。 また他の人いわく、夫が恐妻から逃げ出した、と。 邪気のない噂が邪気混じりの噂を巻き起こしていくーー急な閉店と夫婦の蒸発についての真相とは?
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

    創元日本SFアンソロジー

    ベテランから日本SF界の未来を担う新鋭まで、現代SF界を牽引する書き手が集結。新時代を創る書き下ろしアンソロジーシリーズ第4巻。第12回創元SF短編賞正賞・優秀賞受賞作を掲載。/【目次】はじめに/小川一水「未明のシンビオシス」/川野芽生「いつか明ける夜を」/宮内悠介「1ヘクタールのフェイク・ファー」/宮澤伊織「ときときチャンネル#2【時間飼ってみた】」/小田雅久仁「ラムディアンズ・キューブ」/高山羽根子「ほんとうの旅」/鈴木力「SFの新時代へ」/溝渕久美子「神の豚」〔第12回創元SF短編賞優秀賞受賞作〕/松樹凛「射手座の香る夏」〔第12回創元SF短編賞正賞受賞作〕/第12回創元SF短編賞選考経過および選評/ちいさなあとがき/編集部より
  • 宙を数える 書き下ろし宇宙SFアンソロジー

    宙を数える 書き下ろし宇宙SFアンソロジー

    【東京創元社文庫創刊60周年記念刊行】創元SF短編賞正賞・優秀賞受賞者、佳作入選者が競演。〈宇宙編〉には高山羽根子(第1回佳作)、酉島伝法(第2回正賞)、理山貞二(第3回正賞)、オキシタケヒコ(第3回優秀賞)、宮西建礼(第4回正賞)、宮澤伊織(第6回正賞)の6名の傑作を収録。ソロバンを携え銀河を旅する交易船、海に覆われた惑星に棲息する音をあやつる生き物たちの旅路、航行中の宇宙船で起こった前代未聞の連続殺人──2020年代のSF界を牽引する“東京創元社生まれ”の気鋭作家陣が贈る、書き下ろしテーマ・アンソロジー。【収録作】はじめに 東京創元社編集部/「平林君と魚(いお)の裔(すえ)」オキシタケヒコ/「もしもぼくらが生まれていたら」宮西建礼/「黙唱」酉島伝法/「ときときチャンネル#1【宇宙飲んでみた】」宮澤伊織/「蜂蜜いりのハーブ茶」高山羽根子/「ディセロス」理山貞二/ちいさなあとがき
  • タイニー・タイニー・ハッピー 1巻
    完結

    タイニー・タイニー・ハッピー

    少女・女性マンガ
    3.0
    全2巻594円 (税込)
    大型ショッピングセンター「タイニー・タイニー・ハッピー」の商品管理部門に勤める徹は、大学時代からつきあった実咲と結婚して2年。仲の良い夫婦だけど、ちょっとずつお互いのひっかかりに目をつぶりながら、という部分も…。そんな2人の間に生じたズレが…!??「タニハピ」を中心に、恋愛に仕事に悩む男女8人をリアルに描くオムニバスストーリー。
  • タイニー・タイニー・ハッピー

    タイニー・タイニー・ハッピー

    小説・文芸
    3.9
    1巻759円 (税込)
    東京郊外の大型ショッピングセンター「タイニー・タイニー・ハッピー」、略して「タニハピ」。商品管理の事務を務める徹は、同じくタニハピのメガネ屋で働く実咲と2年前に結婚。ケンカもなく仲良くやってきたつもりだったが、少しずつズレが生じてきて……(「ドッグイヤー」より)。今日も「タニハピ」のどこかで交錯する人間模様。結婚、恋愛、仕事に葛藤する8人の男女をリアルに描いた、甘くも胸焦がれる、傑作恋愛ストーリー。
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

    タイムマシンに乗れないぼくたち

    小説・文芸
    4.0
    1巻800円 (税込)
    愛され度200%! 大人気著者初の短篇集 商店街で働く南優香は、いまよりほんの少し愉快に生きるためのライフハックを思いつく。今日から私、殺し屋になる――(「コードネームは保留」)。 博物館の片隅で現実逃避に余念のないサラリーマンと小学生。つい悩みを吐露し合ってしまった二人の本当の願いは……(表題作)。 読むほどに心が楽になる、7つの物語。 解説・森川すいめい 目次 (1)コードネームは保留 (2)タイムマシンに乗れないぼくたち (3)灯台 (4)夢の女 (5)深く息を吸って、 (6)口笛 (7)対岸の叔父 単行本 2022年2月 文藝春秋刊 文庫版 2025年2月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 正しい愛と理想の息子
    値引きあり

    正しい愛と理想の息子

    小説・文芸
    4.1
    1巻492円 (税込)
    違法カジノで働いていた長谷眞・通称ハセと相棒の沖遼太郎は、偽宝石を女に売りつけて200万円作る必要があった。沖のミスで背負った借金を返すためだ。ようやく目標額に達したと思ったのもつかの間、騙したはずの女に奪い返され無一文に。借金返済のリミット目前、絶体絶命のハセは、今度は老人を騙すことを思いつくが――。話題作連発の著者による感動作!
  • 旅書簡集 ゆきあってしあさって

    旅書簡集 ゆきあってしあさって

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,699円 (税込)
    「さっきまでいた国の事を書きます。国の中の小さな特別区である町のような自治区には、いわゆる“お金”がありません。貨幣の代わりに“踊り”を踊ります。」「メモを取っている最中に、ボールペンのインクが切れました。カウンターに売り物のボールペンがあったので、ひとつくださいと小銭を渡すと、『この町では文字は残らないよ』と言って手渡されました。」「窓の外に目をやると、周囲の海面にたくさんの黒っぽい動物が集まってきているのが見えました。ラッコです。そのうちの一匹が、手にもった石を飛行機の翼のうえに置きました。『彼らなりの手向けなのよ。この機の運命をさとってるのね』」三人の作家が架空の土地を旅してまわり、手紙や写真、スケッチを送りあう、幻想旅情リレー書簡集。/【目次】一通目の手紙 暗くて暑い国 高山羽根子/二通目の手紙 泥の町 酉島伝法/三通目の手紙 飛行機の街 倉田タカシ/四通目の手紙 城塞都市 高山羽根子/五通目の手紙 未だ泥の町 酉島伝法/六通目の手紙 ほふりの村 倉田タカシ/七通目の手紙 ショッピングモール 高山羽根子/八通目の手紙 墜落の町 酉島伝法/九通目の手紙 着水した飛行機 倉田タカシ/十通目の手紙 島々の話 高山羽根子/十一通目の手紙 高山地帯の村 酉島伝法/十二通目の手紙 川が分かつ街 倉田タカシ/十三通目の手紙 戦争の島 高山羽根子/十四通目の手紙 サンクトペテルブルク−ペトログラード横断鉄道 酉島伝法/十五通目の手紙 基地の中 高山羽根子/十六通目の手紙 暗闇の村 倉田タカシ/十七通目の絵葉書 神の仮面の町 酉島伝法/十八通目の手紙 ッポンの町 酉島伝法/十九通目の手紙 雨とカーフューの国 倉田タカシ/二十通目の手紙 書類申請を待つ間 高山羽根子/二十一通目の手紙 変な通貨の国 高山羽根子/二十二通目の絵葉書 鳥の村 酉島伝法/二十三通目の絵葉書 「出る」ホテル 倉田タカシ/二十四通目のスケッチの紙片 街角の顔出し 高山羽根子/最後の手紙 まちあわせ 倉田タカシ/最後の手紙 まちあわせ 酉島伝法/最後の手紙 まちあわせ 高山羽根子/巻末エッセイ 二〇一三年のゴー・ウエスト 宮内悠介
  • たんぽるぽる

    たんぽるぽる

    小説・文芸
    -
    1巻1,100円 (税込)
    現実のあまりの生きにくさに、「こんなはずではなかった」と思い始めた若い人に読んでほしい。「とても私。きましたここへ。とてもここへ。白い帽子を胸にふせ立つ」「雪の日も小窓を開けてこのひとと光をゆでる暮らしをします」。北海道で生まれ育ち、やがて東京へ移住。すこしでも自由で幸福を感じるほうへと選択を重ねた20代から30代の日々が、繊細で、やさしく、毅然とした歌に。若い女性に人気の広がるロングセラー歌集。
  • チョコレートの町

    チョコレートの町

    小説・文芸
    4.0
    1巻583円 (税込)
    不動産会社の支店で店長の遼は、故郷にある店舗に一時的に赴任する。閉塞的な土地柄や何事にもいい加減な家族を嫌っていたが、友人の結婚問題や、父親の退職にまつわるトラブルなどを経て、見方が変わっていく。そして遼自身も自分を見つめ直してゆく。共感度抜群のエピソードがちりばめられた、青年の成長物語。
  • 月とアマリリス

    月とアマリリス

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,683円 (税込)
    本屋大賞作家の新境地となるサスペンス巨編! 声なき声が届くなら、今度こそ記者を諦めない。 『52ヘルツのクジラたち』で2021年本屋大賞を受賞後、『星を掬う』『宙ごはん』で同賞に3年連続ノミネート。人間ドラマを中心に執筆してきた町田そのこさん、初のサスペンス巨編! 北九州市の高蔵山で一部が白骨化した遺体が発見された。地元のタウン誌でライターとして働く飯塚みちるは、元上司で週刊誌編集者の堂本宗次郎の連絡でそのニュースを知る。 遺体と一緒に花束らしきものが埋めれられており、死因は不明だが大きな外傷はなかった。警察は、遺体を埋葬するお金のない者が埋めたのではないかと考えているという。 遺体の着衣のポケットの中には、メモが入っていた。部分的に読めるその紙には『ありがとう、ごめんね。みちる』と書かれていた。 遺体の背景を追って記事にできないかという宗次郎の依頼を、みちるは断る。みちるには、ある事件の記事を書いたことがきっかけで、週刊誌の記者を辞めた過去があった。 自分と同じ「みちる」という名前、中学生のころから憧れ、頑張り続けた記者の仕事。すべてから逃げたままの自分でいいのか。みちるは、この事件を追うことを決めた──。
  • 月のぶどう

    月のぶどう

    小説・文芸
    3.8
    1巻748円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大阪で曽祖父の代から続くワイナリーを営み、発展させてきた母が亡くなった。美しく優秀な母を目標にしてきた姉の光実と、逃げてばかりの人生を送ってきた弟の歩は、家業を継ぐ決意をする。うつくしい四季の巡りの中、ワインづくりを通し、自らの生き方を見つめ直していく双子の物語。
  • 月のぶどう

    月のぶどう

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,650円 (税込)
    実家である天瀬ワイナリーを営み発展させてきた母が、突然倒れ、かえらぬ人となった。優秀で美しい母を目指して生きてきた双子の姉・光実(みつみ)と、二十六歳になっても逃げることばかり考えている弟・歩(あゆむ)は、自分たちを支えてくれていた母を失い、家業を継ぐ決意をする。 デビュー作『ビオレタ』で高い評価を集めた期待の新鋭による、優しい涙がこみあげる感動作。
  • This is the Airport
    値引きあり

    This is the Airport

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,386円 (税込)
    私は、ずっと前から、滑走路で助走していたのかもしれない――パリからの留学生と暮らしを共にすることとなった夫婦、自分の強みを生かして奮闘するツアーコンダクター、もう辞めようかと悩む書店員、ある事件の影響で飛行機はおろか空港にすら近づけない女性……。空港では、多くの人びとがすれ違い、時に交差する。みなそれぞれに屈託や葛藤を抱えながら、それでも明日を信じて。
  • 凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]

    凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]

    小説・文芸
    4.6
    1巻999円 (税込)
    建物と対話をし、そこに住む人びとの知り得ぬ事柄を聞くことができる“家読み”のシガは、ある惑星で行き場を失ったクローンのナガノと出逢う。ともに旅をすることになった二人は、互いの存在を通して世界の豊かな一面を知っていく(「とても寒い星で」)。“塔の中”と呼ばれる特権階級の官吏でありつつ世間に違和感を覚える「私」は、家出中の若者を助けたことから新たな生きる意味を獲得する(「シールの素晴らしいアイデア」)。四篇収録の単行本に、文庫化に際して新作二篇を追加して贈る、歌人でもある著者の類い稀な言語感覚で描かれる超未来のハートウォーミング・ストーリーズ。/【目次】とても寒い星で/徐華のわかれ/シールの素晴らしいアイデア/銀河ボタン/二人という旅/CLONEHOOD DREAMS 1 この星の皆(みんな)があなたと/解説=泉谷瞬
  • どうしてわたしはあの子じゃないの

    どうしてわたしはあの子じゃないの

    小説・文芸
    3.7
    1巻803円 (税込)
    いつか田舎の村を出て上京し、自分の人生を切り拓くことを夢見る天。天の幼馴染で、彼女に特別な感情を抱く藤生。その藤生を見つめ続ける、東京出身で人気者のミナ。佐賀の村で同級生だった3人は、中学卒業前、大人になったそれぞれに充てた手紙を書いて封をした。時は流れ、福岡でひとりで暮らす30歳の天のもとに、東京で結婚したミナから、あの時の手紙を開けて読もうと連絡が来て――。他者と自分を比べて揺れる心と、誰しもの人生に宿るきらめきを描いた、新しい一歩のための物語。
  • ドライブイン・真夜中

    ドライブイン・真夜中

    小説・文芸
    3.2
    1巻699円 (税込)
    移民は二通りの生き方を選択させられる。セイカツシャかヒョウゲンシャか。ある日、セイカツシャである主人公は、勤めるドライブイン・レストランにやってきた刑事から「テロの予告があった」と知らされる。予告日は、ヒョウゲンシャの互助組織であるトモダチのパーティが開かれる日でもあった。突然世話することになったノラ犬、騒擾の予告、深夜の乱痴気騒ぎ、それぞれが絡み合い行きつく結末は?
  • ぬすびと

    ぬすびと

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    かつて喫茶店で働いていた鳴海は、菓子メーカーの創業一家・南雲家から子守役として雇われる。そこで出会ったのは、気難しい少年の栄輝と、美しい年上の奥様・彌栄子だった。次第に心を通わせていく三人だったが、ある出来事をきっかけに、彌栄子から「二度と会わない」と鳴海は突き放され、関係が途絶えてしまう。 それから二十年。大人になった栄輝から、ある日突然「母がそちらに行っていませんか」と電話が掛かってきて……。 きっと、ページをめくるたび、あなたは力を取り戻していく。 傷も時間も刻んだ体で、どこまでも自由に踊り出すための物語。
  • 猫はわかっている

    猫はわかっている

    現代を代表する人気作家たちが、猫への愛をこめて書き下ろす猫の小説集第二弾! 猫が一生に一度だけ、人間の言葉をしゃべる!? 仕事と家事・育児にフル回転の雑誌編集者、九美が余命幾ばくもない猫を引き取ることになり……(村山由佳) 野良出身、いまは堂々の家猫ニャアが野犬に襲われ、まさかの!?(阿部智里) 火事が起きたとき、妻と双子の息子達の明暗が分れた。猫は何を見ていた?(長岡弘樹) 妊娠した姉から預かった猫との生活に、私の人生観が変わりだし……(望月麻衣) ほか、有栖川有栖、嶋津輝、カツセマサヒコらが登場! 話題の前作『猫が見ていた』に続く、謎と企みに満ちたオリジナル・アンソロジー。
  • 蜂蜜いりのハーブ茶-Space : The Anthology of SOGEN SF Short Story Prize Winners-

    蜂蜜いりのハーブ茶-Space : The Anthology of SOGEN SF Short Story Prize Winners-

    小説・文芸
    -
    1巻220円 (税込)
    地球を出発し、太陽から遠ざかる宇宙船。船内世界の住民は〈表側〉と〈裏側〉に分かれている。ある日、学校帰りの少女は、〈裏側〉にいるはずのない少年と出会った。静謐さに満ちた、薄闇の物語。第1回創元SF短編賞で「うどん キツネつきの」が佳作に選出された著者が贈る宇宙SF短編。※本電子書籍は、『宙を数える 書き下ろし時間SFアンソロジー』(創元SF文庫 2019年10月31日初版発行)に収録の「蜂蜜いりのハーブ茶」のみを電子書籍化したものです。『宙を数える 書き下ろし時間SFアンソロジー』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

    ハヤディール戀記

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻950円 (税込)
    あなたを愛した罰でしょうか――。かつて神に嫁した王妃の伝説が残り、繁栄を極める王国ハヤディール。類稀なる「力」を宿す巫女エスタと騎士団長レルファンは、許されぬと知りながら惹かれ合っていた。しかし、エスタが新たに神に嫁す神妃に選ばれたことから、互いに身を引いた。迎えた神妃祭の最中、エスタは何者かに攫われてしまう。一方王宮では、第一王女が毒殺され……。著者の原点にして新境地のファンタジー。文庫書き下ろし。
  • はるがいったら

    はるがいったら

    小説・文芸
    3.6
    1巻555円 (税込)
    両親が離婚し、離れて暮らす姉弟。完璧主義の姉・園は、仕事もプライベートも自己管理を徹底しているが、婚約者のいる幼なじみと不毛な恋愛を続けている。体が弱く冷めた性格の弟・行は、寝たきりの愛犬・ハルの介護をしながら高校に通い、進路に悩む。行が入院し、ハルの介護を交代した園。そんな二人に転機が訪れ――。瑞々しい感性が絶賛された、第18回小説すばる新人賞受賞作。
  • バージンパンケーキ国分寺

    バージンパンケーキ国分寺

    小説・文芸
    3.8
    1巻605円 (税込)
    女子高生のみほは、幼なじみの明日太郎が親友の久美とつきあいはじめてから、もやもやしてばかり。そんなとき、不思議なパンケーキ屋さんと出会う。くもりの日しか現れず、非処女のお客さんにだけドアベルが鳴るその店には、ポーカーフェイスな店主・まぶと、個性豊かなお客さんたちがいて──。恋と友情に悩むみほの見つけ出した答えと、お店の秘密が胸を甘く焦がす、特別なひと夏の物語。
  • パラダイスィー8

    パラダイスィー8

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,496円 (税込)
    失恋をして、仕事なんて全く手につかない。辛うじて生活を送るだけで精一杯……という人に朗報! あなたが日常に戻るまでサポートする、公的サービスがあるんです(「失恋給付マジカルタイム」)ほか。幻想文学の旗手が描く、ほんの少し不思議な世界に暮らす心優しき人々の日々。軽やかで幸福に満ちた新感覚SF短篇集。
  • パレードのシステム

    パレードのシステム

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,650円 (税込)
    鮮明で美しく、静謐かつ余韻に満ちたレクイエム、芥川賞作家の新境地。 人生はパレード、荘厳な魂の旅路。台湾と日本、統治と戦争の歴史に及ぶ記録と記憶の軌跡――。 祖父の自死をきっかけに実家のある地元に帰った美術家の私。祖父が日本の植民地だった戦前の台湾に生まれ育った「湾生」と呼ばれる子どもだったことを知り、日本統治下の台湾について調べ、知人からも話を聞き、誘われるまま台湾を訪れることになる。祖父の自死の原因、理由を探り、自身のルーツ・アイデンティティを確かめるための台湾訪問だが、何かに導かれるように台湾先住民の系譜にある人物の葬儀に参加することになる。日本とは全く違う儀式や儀礼、風景に触れるうち、戦争や生と死・祖父の思い出・美大時代唯一の友人の死、様々なイメージが想起され喚起されていくのだった。
  • パンダ・パシフィカ

    パンダ・パシフィカ

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    副業先の同僚から小動物の世話を頼まれたモトコ。その後、彼から届くメールは謎解きのようだったが、しだいにパンダと人類をめぐる歴史がひもとかれていく。テロルと戦争の時代に命を預かること=ケアの本質に迫りながら、見えない悪意による暴力に抗うための、小さく、ささやかな営為を企てる問題作。
  • ビオレタ

    ビオレタ

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,650円 (税込)
    婚約者から突然別れを告げられた田中妙は、道端で大泣きしていたところを拾ってくれた菫さんが営む雑貨屋「ビオレタ」で働くことになる。 そこは「棺桶」なる美しい箱を売る、少々風変わりな店。 何事にも自信を持てなかった妙だが、ビオレタでの出会いを通し、少しずつ変わりはじめる。 人生を自分の足で歩くことの豊かさをユーモラスに描き出す、心のすきまにしみこむ温かな物語。 選考委員の満場一致で選ばれた、第四回ポプラ社小説新人賞受賞作。
  • ビースト・ストランディング-Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2018-

    ビースト・ストランディング-Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2018-

    小説・文芸
    -
    1巻203円 (税込)
    自然現象のように“怪獣が降ってくる”現象が頻発するようになった日本。人々の間では出現した怪獣を持ち上げる競技が流行していた。プロの選手は管理された怪獣を用いる公式競技やショウリフティングで活躍し、そうでない者は街中に降りてきた個体を保護局が来る前に持ち上げる“野良プレイ”を楽しんでいた。しかし、怪獣たちがどこから来るのか、何のためにやってくるのかはいまだ解明されていない。第1回創元SF短編賞佳作・林芙美子賞受賞作家が贈る“怪獣”SF。※本電子書籍は、『Genesis 一万年の午後』(東京創元社 2018年12月21日初版発行)に収録の「ビースト・ストランディング」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 一万年の午後』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
  • プラトニック・プラネッツ

    プラトニック・プラネッツ

    近未来/パラレルワールドの地球を舞台に、一人の女性が自分の夢を見定め一歩踏み出していく成長物語。大事な人との別れ、自らの夢、働くこと……すべての生きとし生けるものに対する人生賛歌。この世界で生きていくための「ほんとうのこと」とは。宇宙の美しさとそこでの営み、すべての命に感謝したくなる、唯一無二の物語。
  • 辺境恋愛詩

    辺境恋愛詩

    小説・文芸
    -
    1巻3,080円 (税込)
    家と対話ができる「家読み」シガと逃亡中のクローン人間ナガノ。 愛し合うふたりは家読みの仕事をしながら幸せな旅を続けていたが、 ひとつの事件がきっかけで遥かなる地への逃避行がはじまる。 とある惑星の大陸を駆け抜けるふたりが行き着いた先で見たものとは‥‥‥ 歌人でもある小説家・雪舟えまが書き継ぐSF恋愛小説。 『凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]』(東京創元社)から連なるふたりの旅の物語を、ぜひお楽しみください。

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  • ほたるいしマジカルランド

    ほたるいしマジカルランド

    大阪北部の蛍石市にある「ほたるいしマジカルランド」は、願い事を叶えてくれるという噂のあるメリーゴーラウンドが人気の老舗遊園地だ。ここで働くのはどこか不器用で悩みを抱えた人ばかり。アトラクションやインフォメーションの担当者、清掃スタッフに花や植物の管理。お客様の笑顔のために奮闘する従業員たちの日常が、ふとしたきっかけで動き出し――。毎日がんばるあなたの心をふっと軽くする温かな物語。
  • ほたるいしマジカルランド

    ほたるいしマジカルランド

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    大阪の北部に位置する蛍石市にある老舗遊園地「ほたるいしマジカルランド」。「うちはテーマパークではなく遊園地」と言い切る名物社長を筆頭に、たくさんの人々が働いている。アトラクションやインフォメーションの担当者、清掃スタッフ、花や植物の管理……。お客様に笑顔になってもらうため、従業員は日々奮闘中。自分たちの悩みを裡に押し隠しながら……。そんなある日社長が入院したという知らせが入り、従業員に動揺が走る。
  • 蛍たちの祈り

    蛍たちの祈り

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,899円 (税込)
    蛍が舞う夏祭りの夜──山間にある小さな町に暮らす中学生の坂邑幸恵と桐生隆之は、生きるために互いの秘密を守り合うことを決めた。それから十五年後、大人になった幸恵と隆之の予期せぬ再会が、家族や友人、町の人々の人生に大きな影響を与えていく。明かせぬ秘密を抱え、思い描いた道のりではなかった。それでも、この小さな光が照らす世界を大切に生きたい。一人一人のささやかな祈りを描いた、心震える傑作小説。

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