ナモナキ生活はつづく

ナモナキ生活はつづく

1,650円 (税込)

8pt

4.6

世界のどこかで今日も洗濯機をまわしながら野菜を刻み、鍋で煮込むあいだにあわただしく掃除機をかけ、自分や家族の生活を整えているあなたへ贈るエッセイ集。

「エネルギッシュ敏子」――やる気が出ない時に召喚するイマジナリー家政婦さんの活躍。
「かなしいポイ活」――心にたまる負の感情(=負ポイント)の解消法を考える。
「とれたてのピチピチ」――お酒を飲まない生活を続けてみたら、意外な発見があって・・・・・・。
「わしゃ気にせんよ」――忙しい毎日と片付かない部屋を解決した、ある方法とは?
「みちみち」――なにも得られない。気づきも学びもない。そんな時間の大切さについて。
ほか多数収録。

時にじんわり、時に愉快に心を解きほぐしてくれる、大人気小説家初のエッセイ集誕生!

◆著者プロフィール
寺地はるな(てらち・はるな)
1977年佐賀県生まれ、大阪府在住。2014年『ビオレタ』でポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。2021年『水を縫う』で河合隼雄物語賞受賞。2023年『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞9位入賞。2024年『ほたるいしマジカルランド』で大阪ほんま本大賞受賞。『こまどりたちが歌うなら』『いつか月夜』『雫』『そういえば最近』『リボンちゃん』など著書多数。

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ナモナキ生活はつづく のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    寺地さんの小説が好きだ。でも、エッセイも大好きになった。とても面白い。寺地さんとは同じ年生まれなので忍者ハットリくんやスチュワーデス物語など楽しんできたものが同じでものすごく嬉しい。小説でもここでも、本はたくさん読んでるからえらいとかすごいとかではないと書かれている。同じように映像や音声だとついてい

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    寺地はるなさんの小説がすごく好きで、どんな方なんだろうと興味をもって、トーク会に参加したこともあります。なので待望のエッセイ本で、予約して購入し、しかもすぐには読まずに少しずつ楽しみに読んでいたのですが、読み始めてしばらく(5/6くらいまで)は「ゔーん、、、私にはあんまりあわないかも、私は小説が好き

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    余計な情報を入れずに、その本を楽しみたいから、著者のSNSやエッセイは見ない、と知人が言った。もちろんそれも分かる。
    が、私は好きな人、興味ある人のことは、どんどん知りたい、と思うタイプ。
    あんなすごい作品を書くのに、意外と庶民的なんだな、とか、同じような悩みを持ってるんだな、とか、なるほどそんな風

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    読書は嫌いじゃないけれど、普段の忙しさでなかなかじっくり本が読むことができない…。それでも、寺地さんの本を読むと、ほっとするというか救われるというか、心にすーっと馴染む感覚がして、私にとって、時間をかけてでも読みたくなる唯一の作家さん。「きっと感性が近いのだろうなぁ」とずっと思っていたので、ワクワク

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    誰かへの手紙みたいな本を書きたいと思って、そんな寺地さんの思いがエッセイになった本。
    寺地さんの書く小説が好きなので寺地さんにはたくさん本を書いてほしいと思った。

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    2018年に刊行された『大人は泣かないと思っていた』が大好きで、それ以来読み続けている寺地はるなさんのエッセイ集。

    お名前の雰囲気から、ふんわりとしたイメージを抱いていたけれど、SNSで発信されている言葉で自身の軸をしっかり持たれている方だなと感じていた。

    このエッセイでやはりと思ったり、こんな

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    寺地さんの日常を描いたエッセイ。
    名前のつかない仕事や生活は山の様にある。
    家事もそのひとつ。
    そんな名前もない仕事や生活を作家さんが文書にすると、ちゃんとした、しかも何か素敵な生活となる。
    作家さんって凄いなぁ〜と思わせる、そんなエッセイ。

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とっても共感できるお話が多かったです。

    特に「悪いことがあっても、この先良いことしかないと思うようにしている」とか

    うんうんって読みました。

    たまに、えっ、そうなっちゃう?っていうのもありましたけど。

    とにかく一気に読んじゃいました。

    寺地さんの本の中で一番おもしろいかも。全部読んだわけじ

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私はいわゆる物語が好きなので、
    エッセイと聞くと若干身構えてしまうところがあります。しかし本作はどれも2ページ前後で、読みやすくて簡潔で、抜群に面白い!
    あっという間に読み終わってしまいました。
    中でもわかる…と共感した話が、
    p28ノーノーシンプルライフです。
    赤子が乳を欲しがるがこときひたむきさ

    0
    2025年11月04日

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