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九州北部にある人口三百人ほどの星母島。子どもについての願い事なら何でも叶えてくれるという「母子岩」があり、近年有名になっている。そこで〝モライゴ〟として育てられた千尋は、一年前に戻ってきて、託児所を併設した民宿を営んでいた。子どもにまつわる様々な悩みを抱え、母子岩のご利益を頼りやってきた宿泊客に、千尋は淡々と為すべきことを為し、言うべきことを言う……。簡単な癒しではない、でも大切なことに気づかせてくれる、宝物のような小説。
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Posted by ブクログ
世の中には泣いてる子供の親に攻撃的な輩が必ず存在する。黙らせろと詰める輩は絶対に間違えた人間で存在で大きく言うとお前がいなければいいだけ.政子さんがいつまでじろじろ見てんだよ、子供は泣くもんだと言ってやった言葉が正解なんだよね。ミステリアスな麦生の本当はただの阿呆な男とか、どんな存在と思った三崎が父...続きを読む親の女で親子対面する大義を掲げて接近したとかでの千尋の一言一言→みんながどうしてきたかは私には関係ないの返しがグッと来た。寺地はるなさんのビオレタとか今回の民宿とベビーシッター屋と初めて目にするのを忘れるくらい自然ですんなり受け入れた、肌に合うってことなのかなぁ
213ページの最後〜声出してぐふぐふ笑っちゃった。 ライトなテーマじゃないのに主人公の思考とか語彙が面白くて笑っちゃう。すごい好き。 寺地はるなさんの描く主人公まじで好きすぎる。 クロエの蜂蜜が出てきたのもすごい嬉しかった。
場所は九州北部にある星母島。 母小岩が近年パワースポット。 民宿「えとう」と託児所を営む、「モライゴ」の千尋。 千尋のことを大切に思う麦生。 育ててくれた政子。 政子の娘、亜由美。 孫のまつりには、10代で産んだ息子の陽太がいる。 民宿を訪れる人達が、母小岩を目指して訪れる。 それぞれが親子関係、...続きを読む人との繋がりに悩みをもっている。淡々と接する千尋や麦生。 人は、それぞれが大変に思うこと、葛藤、嫉妬、孤独などがある。それを他人から意見されることにより、何かの気づきを得ることがある。そんなことをこの島を訪れた人が経験し、また生活をしていくであろう、そんな物語のように私は思えた。千尋自身も、色々な人と接して本当の自分の思いや、島の人の思いを知り、最後に月の見えかたは自分の心が反映されていることに気づく。誰もが月を眺めた時、のんきそうに見える日が多ければ、いいなと思った。 第1章 あなたのほんとうの願いは 第2章 彼女が天使でなくなる日 第3章 誰も信頼してはならない 第4章 子どもが子どもを育てるつもりかい 第5章 虹
誰もが未成熟で歪なので心を抱えている。 自分だってそうだ、歪の極みなのだ、とわかっている。 みんなの普通が自分の普通では無い時、 人は。 自分のやるべきことを淡々とこなしていく千尋。 一つ一つの言葉に重みがありました。 子育てに悩んでいる人も読んでみてもいいかも。
寺地はるなさんの世界にどっぷり浸れます! 主人公の千尋に深い愛情を注ぐ人たちが好き。 そして、クロエの蜂蜜の一瞬の登場に、寺地さんファンは心ときめくはず…だと思う…
千尋のようなしっかりとした『自分軸』を持った人になりたいと思う。媚びることなく同調するでもなく、「自分以外の人間の気持ちなんかわからない」と言いきりながらも相手の気持ちに寄り添うことが出来る。上部だけの優しさではななく、言うべきことをしっかり言える。カッコいい!そんな人になりたいけどたぶん一生なれな...続きを読むい…
忙しさを理由に伝えないことか積み重ならないように。 相手の感情は相手のもの、私の感情は私のもの。 それぞれの感情をどのように受け止めるのかはそれぞれのもの。 それぞれに伝えるしかない。 辛い時、心を遠くに飛ばす…など、傷つかないように蓋をしている感情やもやもやして表せなかったことを言葉にして寄り添...続きを読むってもらえてる感覚にしてくれる作家さん。 下記は心に響いた箇所。 『自分の都合の良い素敵な人生の物語の展開を夢見るのは自由だけど、感情も事情もある他人に都合の良い役柄を押しつける人は、僕は大嫌いだな』 『多くの人は「友達」を良いものだと思いすぎなんじゃないでしょうか』 『励ましのつもりでそう言ったのかもしれないけど、誰かのたった一言が引き金になって取り返しがつかないことがおこることだってあるんだよ』
いろんな人がいて、いろんな人と出会っていろんな気持ちになる。もし、人から見た自分の人生が辛くて暗いものだったとしても気にしちゃダメだ! 大切な人に言った一言で、その人の人生を救えることは少なくても、大切な人に大切だよ!大好きだよ!っていうことは大事なこと。
誰かのためではなく、自分のための一歩 天使である必要はない、もっと自分を大切に‥ 寺地さんの作品は読んだ後にいろんな感情を抱かせてくれる。
天使になどならせてはいけない、誰ひとり この世の中を、地に足つけながら自分の足で生きていきたい、と思える本 誰かの都合に振り回されないしなやかな心をもち続けられますように
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