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カフェの店長として忙しく働く清瀬は、恋人の松木とすれ違いが続いている。関係がこじれた原因は彼の「隠し事」にあると思っていた。そんなある日、松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。入院中の松木の家を訪れ、彼が隠していたノートを見つけた清瀬は、すれ違いの「本当の理由」を知ることになり――。‶当たり前〟に埋もれた声を丁寧に紡ぎ、他者と交わる痛みとその先の希望を描いた物語。 解説:瀧井朝世
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Posted by ブクログ
本屋大賞ノミネートぶりなので、3年ぶり。 当時読んだ時よりも更に深く刺さったな〜 そして前も思ったけど、読んでよかった本当に。 これを読んで、まったく他人の話だ、自分には関係ないって思う人は居ないんじゃないかな? 一度読んでいるはずなのに、 この3年でやっぱり意識から遠ざかってたことが多々。 改めて...続きを読む自分は"川のほとりに立つ者"だと思うし あああ反省だ、反省だぁぁと思いながら読んでた。 あと良い人、嫌な人の話。 全面的に「良い」人ってのは絶対居ないよなと共感、、、絶対「良い」人になりきれないと現実突きつけられてる。 でも自分以外の誰かの、明日が良い日になりますようにと祈ることはできる。 好きな本だな〜寺地はるなさんの作品読みたい!
人と接するときの考え方について改めて見つめ直すキッカケとなるような内容だと思う。自分も気をつけようと思っていることだが、それでもどこかに思い込みや決めつけを抱いて人とコミュニケーションをとっているのかもしれない。難しい、とても。 だから本作の諸々も難しく感じ、理解しようと頭を悩ませていたのだと思う。...続きを読む 僕は水底に沈む石の数を知り得ない。知ろうともしていない?もしかして川のほとりにすら立てていない?まずはそこから。 ちょっとずつでも考え方を変えようと思いました。 また感化されてる。でも、きっとまた読もう。
すごく考えさせられるお話でした。っていうと薄っぺらく感じますが、色んな登場人物から色んな気づきを感じました。 読むのは寺地はるなさんの作品は5作目なのですが、なんか今までとは違うこれから何が起きるのか?と思わせる始まりで、2人の視点でストーリー展開していくのですが、 川のほとりに立つ者は、水底に...続きを読む沈む石の数を知り得ない というフレーズが何度か出てきますが、これがとても深く、人間とはやはり難しいなぁと思います。 あんまり話すと内容に触れてしまうのでぼんやりな感想になりがちですが、 善意が必ずしも相手に伝わるとは限らないですよね。あと、無知であるという事で相手を知らずに傷つけてしまっているなど。 とある1人の女性に対してどう思うか… ですが、わたしはなんとなくわかるような気がします。というのも分かった気になってるだけかもしれません。 わたしも家庭は恵まれていたかもしれません。 金銭面とかではなく、わたし個人を尊重してくれるという意味で。 でも、友人などでは恵まれてこなかった為、羨ましく思う部分もありました。 でも、今自分が置かれている環境が小さな事でもなんでも感謝だなぁとつくづく思わされます。
一気に読んでしまいました。 心の痛みや歪みに正面から向き合っている作品だと思います。 手を差し伸べられた人間はすべからく感謝し、他人の支援を、配慮を、素直に受け入れるべきだと決めつけていた。歪みを抱えた者はみな改心すべきだと。 これこそがいちばんの罪かもしれないと。 主人公のこの思いに、激しく共...続きを読む感しました。私も反省しなければ!
先が気になり一気に読んでしまいました。 人それぞれの背景を考えたり自分の見えているものだけが全てじゃない、そう思いました。 ハッとさせられることが多く自分も気をつけないといけないなと考えさせられました。
−川のほとりに立つ者は、水底に沈む石の数を知り得ない。 本作を読んだ後にこの文章の意味を深く考えさせられる。 思いを言葉にできない表現がたくさんあって言語化のすごさを感じた。
自分の無知に嫌気がさした。 そして同情すればするほど自分が川のほとりに立つ者であることを思い知らされて、胸の奥が苦しくなった。
自分から見えている部分は、その人全てではない事。普段の生活すら変えられる本だと思った。見えているものが全部じゃない。 例えばいつも不機嫌な身近な同僚だって、何かしらの理由があるのかもしれない。『不機嫌』だって、私が思っているだけかもしれない。私がその人を決め付けたらいけないよな…。反省してしまった。...続きを読む寺地はるな先生の本は以前も読んだけど好き。
ADHDというカミングアウトが出る前に、あ、私は品川さんタイプだなと思った。 後半の清瀬とまおさんとの対峙も、どちらかといえばまおさんの方に私は共感する。 『持っている人間』『出来る人間』は、そうじゃない人間のことが、ああ、わからないんだな、仕方ないな、と諦めている。 作中にもあったが病名が付けられ...続きを読むて自分の正体が知ることが出来て安心することもあるし、余命を突きつけられたような気持ちになる場合もある。 境遇であったり才能であったり、それが生まれつきにしろ努力で身につけたものにしろ、それは『たまたま』とか『運』とは思わない。 良いものを持つにしろ悪いものをもつにしろ、それらは『違い』でしかない。私はそう思う。 『良いもの』も『悪いもの』も、人それぞれによって、判断、価値観は違う。 職場で倒れた時についててくれた品川さんに清瀬が一言告げるとしたら、「ついててくれてありがとう」だったんじゃないかな。 その後の話で、清瀬が改めてあの時こう言いたかった、というエピソードを想像したい。
自分と重ねて読む事ができた。 私も相手の事を知ったつもりでいて、何もわかってないかもしれないなって思った。 これからの行動を考えらせられる作品。 この事を忘れないように頻繁に読みたい。
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川のほとりに立つ者は
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寺地はるな
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