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空想の世界に生きる母、愛人の元に逃げる父、その全てに反発する姉、そして思い付きで動く適当な祖父と比較的まともな祖母。そんな家の長男として生まれた山吹は、幼い頃から皆に合わせて成長してきた。だけど大人になり彼らの《嘘》がほどかれたとき、本当の家族の姿が見えてきて――? これは破綻した嘘をつき続けた家族の、とある素敵な物語!
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「架空の犬と嘘をつく猫」
2026年1月9日公開 出演:高杉真宙、伊藤万理華、深川麻衣
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
とても生きづらい境遇で生きる男の子の成長物語。良かった。 羽猫家にはまともな大人がいない。紅と山吹はまだ子供だ。祖母がややまとも寄りなのだが、今はインドに行っていていない。参観日のプリントを渡す相手がいない。 姉弟の父淳吾は女の鮎子の部屋にいる。青磁が亡くなって、家に居場所がなくなった。雪乃は青...続きを読む磁が生きているように振る舞う。山吹が学校から帰ってくる時に、青磁を探していた。 参観日誰も来ないと思ったのに、祖母が来てくれた。祖母はお好み焼きを作ってくれる。祖父は遊園地を作る計画は中止だという。 山吹は中学生になる。数学ができない。去年腕の立つ職人さんが定年退職して羽猫工務店はパッとしなくなった。祖父も亡くなった。みんなが行く塾では落ちこぼれそうなので、いとう教室を観に行く。紅は女子校に入った。いとう教室では割り算から始まった。 山吹はデザイン系の専門学校に行って、19歳になった。かな子はビジネスホテルに就職した。かな子の新しいお父さんに会いに行くのに、恋人のふりをして欲しいと頼まれて同道する。姉の紅から連絡はない。 山吹は社会人に。頼と会う。観覧車に乗る。クリスマス会を手伝うことになる。どの絵本も子供たちは読んだことがあると不評で、結局山吹が熊人間の話を作って聞かせる。 錬司が姉の紅らしき人を見たという。頼にプロポーズする。姉に会いに行く。会社潰れる。
私はこのお話すごく好きでした。あっ、家族モノに弱いのかも。四十九日のレシピや雲を紡ぐが好きなので。 家族って色々あるじゃないですか。この羽猫家程突出したことじゃなくても。ほんと、嫌気が刺したり憎んだりすることもあるけれど、やっぱり家族って特別な縁で繋がってるんだなぁって思ったり。大人(中年)になって...続きを読むようやくわかったりして。 今の世の中、そんな悠長なことを言ってる場合じゃない家族もいるでしょう。それも、そう。 それでも、紅ちゃんと山吹君がよかった。
困らせる人、問題を起こす人、たくさんいるが安全な場所から責めないようつとめたい。もし気づいてない家族の抱えた問題にも、神様的な人にでも頼ってみたい。
自分以外の人間のために生きたらダメ。人生に失敗した時、生き詰まった時、絶対、それをその誰かのせいにする。その誰かを憎むようになる。そんなのは、よくない
映画を観たあと、原作も読んだ。 映画はやっぱり景色がきれいだったし、同世代のわたしにとって、家の中の様子や小道具が懐かしかった。 役者さんの丁寧な演技や方言もよかったなあ。 小説では、映画で省略された事情や考えていたことなどが細かいところまで分かったので、読んでよかった。 家族であっても、愛せない...続きを読む、理解できないこともあって当たり前で、それでも、存在を認めてかかわる、そんな形でもいいんだと思うと気持ちが楽になりました。 小説から抜粋 「役に立たないものがごくあたりまえに存在をゆるされる世界は、なんと豊かなのだろう。」 本が大好きなわたしにとって、強く心に響いた。 この平和な世界がこれからも続きますように。
家族うまくできない人たちの話。子どもを持ったからって直ぐに完成系の父母になれるわけじゃないもんね。山吹じゃないけど、私は架空じゃない犬と猫を飼っていたおかげで生きてこれた。山吹が最後リアル犬をお迎えしたけど、絶対家族を幸せにできる人だから、頼との赤ちゃん来てくれたら良いね。頼にも笑ってもらって幸せに...続きを読む暮らし続けてほしい。そして父母が目が覚めて同じ価値観で過去を振り返るところは物語だなぁって絶望感あったな。現実では其々見てる世界も体感も違うからそう簡単には答え合わせできない。私も体力あるうちにもう一度わんこ飼いたいな!
映画化されて来年上映されるとのこと。 こうなると気になります。 と言うことで手に取った作品です。 家族の話でした。 それも少し暗い影のある家族。 家の中で一番年下の人が死に、家族経営していた店も傾きかけている。 そして、皆が現実から逃げたいと思っていて、それぞれが苦しみもがいていた。 決して明る...続きを読むい内容の物語ではないけれど、深刻にならずに読めました。 そして、崩れてバラバラになりそうな家族が持ち堪えて一歩前に進めたのは、読んでいてこちらもほっとして心が温かくなりました。 作品名の「架空の犬と嘘をつく猫」 どういうことだろうと疑問に思っていましたが、作品を読み進めていくとわかりました。 ちょっぴり切なくて、「チリッ」と心が痛む気がする作品名でした。
沁みる。終盤は無意識のうちに、自分や自分の家族に重ねて読んでいた。若い人より、ある程度歳を重ねた人の方が沁みると思う。 著者には失礼かも知れないが、メッセージやシナリオの面白さを求める人には物足りないだろう。本当に主人公のある期間を切り取っただけのような形なので。
今回は関西の街での、素敵とは思いませんが予想外に沁みる話でした。こんな辛い家族の中で育ったのに真っ直ぐな大人になった山吹くんはすごい。彼を取り巻く人たちも、両親以外は皆んな良い人で羨ましかった。
切なさいっぱいの家族 でも年を経ていく山吹と紅はもう不憫な子達ではなくなった 強かったり弱かったり色々な人達が目の端でお互いを気にしながら支え合っているような、 この家族が家族に戻れてよかった
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架空の犬と嘘をつく猫
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寺地はるな
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