いつか月夜

いつか月夜

1,760円 (税込)

8pt

「寺地さんの作品の中で、一番好きです」原田ひ香さん
ぼくたちは、夜を歩く。眠れない夜に。不安な夜に。静かで、藍色で、心細い。でも歩かずにはいられない。そんな夜に。


「一緒に歩かない?」
会社員の實成は、父を亡くした後、得体のしれない不安(「モヤヤン」と呼んでいる)にとり憑かれるようになった。特に夜に来るそいつを遠ざけるため、とにかくなにも考えずに、ひたすら夜道を歩く。そんなある日、会社の同僚・塩田さんが女性を連れて歩いているのに出くわした。中学生くらいみえるその連れの女性は、塩田さんの娘ではないという……。やがて、何故か増えてくる「深夜の散歩」メンバー。元カノ・伊吹さん、伊吹さんの住むマンションの管理人・松江さん。皆、それぞれ日常に問題を抱えながら、譲れないもののため、歩き続ける。いつも月夜、ではないけれど。

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いつか月夜 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    暗い夜道、その中を歩く人たち。
    誰かが一緒だと心強い。
    でも、その誰かが増えていくと、
    小さな温もりも増えると同時に
    小さなモヤモヤも増えていく。

    仲間がいてくれることは嬉しい。
    でも、その喜びは、いつも仲間と同じ
    温度や形ではない。

    小さなモヤモヤと、ぶつかりながら
    少しずつ逃げずに対峙してい

    0
    2026年02月08日

    Posted by ブクログ

     寺地はるなさんのお話は、自然に心へスーッと入ってくる現実感がステキです。

     女の人が感じるDVやセクハラや性犯罪の被害者としての生きづらさがいろいろと描かれているのだけれど、主人公を男の子の實成(みなり)くんにして、女性たちの様子を見させている形なので、男性側からの見方と対比され、女性の気持ちや

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    寺地はるなさんの『いつか月夜』を読み終えた。ページを閉じた後も、心の中で余韻が静かに波紋を広げている。そんな読後感に包まれる作品だった。



    タイトルに込められた意味
    『いつか月夜』──このタイトルは「いつも月夜に米の飯」という諺から来ている。月明かりに照らされた夜、温かい米の飯。何不自由ない生活

    0
    2026年02月14日

    Posted by ブクログ

    モヤヤン。得体の知れない不安。どんどん増える深夜の散歩メンバー。気になることがあっても深く追求せず、相手の言葉を否定しない主人公の性格は素敵だと思ったし、見習いたい。世代もバラバラだが、こうやってなんでもない会話をしながらの散歩、いいな。

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    夜に読むと良い作品。しんみりじんわり心を温めてくれる作品だった。
    主人公實成の性格がとても好き。深慮深く相手が求めていることを自然にやってしまえるし、人との距離の取り方がとてもうまい。そして何より誰のことも否定せず肯定する。好きだなー。私もそういう人間になりたい。
    悩んでいる時ってただ話を聞いてくれ

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの寺地はるなの小説。登場する人物も等身大のどこにでもいそうな人たちで、いろんなことを抱えて他人を思いやりながら生きている。相手から求められることと、自分が与えられることのギャップに思い悩みながらも、自分自身であることをやめられない悩ましさ。煮詰まった関係に嫌気が差して、離れたいと望みながらも

    0
    2025年10月21日

    Posted by ブクログ

    不思議な話だった
    タイトルの通り眠れない夜に読むとホッとするようなそんな小説だと感じた
    冬至は色々なことに気づきひっかかる
    そして深いことを考えてる
    なんだかじわじわと心をあっためてくれる作品でした

    夜のウォーキングもう少し涼しくなったら私もやってみようかな

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    それぞれにモヤモヤを抱えたひとたちの深夜のお散歩。気持ちの良い季節に、夜に外を歩くのは私も好きだけど、それとはまた違う意味を持つ散歩。予想外にだんだんメンバーが増えて、一緒になって歩くけど、最後にはみんなが自分の世界で一歩踏み出して、またそれぞれの道に戻っていく。寂しさもあるけど、前に進むために絶対

    0
    2026年01月26日

    Posted by ブクログ

    学校に行かない熊さんがいう。「なにか理由がないと、泣いたらあかんの?」「すごい説明してほしがる。私を理解しようとする。でも頼んでないし。」
    「納得させてくれな承知せえへんでって」
    實成が、なるべく人と関わらないでいこうとしていたけれど、夜の散歩の人数がふえてくる。
    松江さんや、伊吹さん、塩田さん、み

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    生きづらい
    家族 職場でも
    主人公は父から言われた
    善く生きるを忘れずにいる
    皆んなの明日が良くなればいいと思う
    一気に読みました
    次に読むのは
    九月姫とウグイスです

    0
    2025年12月04日

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