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夫の浮気で離婚し、古いアパートで独り暮らしをする初佳、48歳。子ども達は独立し、収入は決して高くない。将来に不安がないわけではないが、自分が選んだものだけに囲まれた生活は思いのほか幸福だ。ある日雨に降られて入った『わかば洋傘店』で、70代すぎと思しきパンクな恰好の女性店主に「雨が降ったら傘をさせ」という言葉と店名が大きく入った傘を貸してもらい――。「これから先」の人生が楽しみになる著者の最高傑作!
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Posted by ブクログ
「わかば洋傘店」が作品の主な舞台です。 丁度、傘が要る季節ですね。 本の装画もくるくると傘の模様でとても可愛らしく優しい色合いです。 私は傘が好きなんです。 だから本当に気に入った傘を雨が降る日は持って出かけていました。 でも、気に入った傘は盗難に遭いました。何回も…。だから今は無難な無地の傘を持...続きを読むっていきます。とても残念で気分は上がらないです。が、 この作品を読んだらお気に入りの傘が欲しくなりました。作品にも出てきたゴッホのひまわりのような華やかな黄色の傘が素敵だな…。 登場人物たちはそれぞれが色んなものを抱えていますが、傘との出会いで気持ちを上げてたり、優しく穏やかな気持ちになったり、少しの勇気と元気をもらったりとしていて素敵な作品でした。 私もお気に入りの傘がぱっと開いたところを想像すると気持ちが明るくなりました。
ちょうど傘を買おうとしてたからドキドキしてしまいました。 わかば洋傘店みたいなお店はないだろうし、ネットで買うと思うけど、自分の好きな傘を探そうとワクワクしてます。 素敵な物語ありがとうございました。
思いどおりにいかないときは傘をさせばいい 温かく前向きな気持ちで読み終えることが出来る良作です 装幀も素晴らしい!
まず装丁がかわいくて癒される。等身大の女性たちの悩みもリアルでいい。去年、友人に勧めれて初めて日傘を買った。それまでは使うのを躊躇していたが、使ってみたら友人の言う通り凄く涼しくて快適だった。最近は流れが来た時は反発しないで、流れに乗ってみるのもありだなあと思うようになった。お気に入りの物を身につけ...続きを読むて、自分の機嫌は自分でコントロールするという事を意識し始めてから、生きるのが楽になった。日傘を勧めてくれた友人の事を思いながら読んだ。
「雨が降ったら傘をさせ」当たり前の言葉が、 こんなに沁みるとは。 40代なかば、人生晴ればかりではなく、 雨の日も突然の嵐だって経験した。 考え過ぎてしまう年齢だからこそ、冒頭のシンプルな言葉をもう一度思い出し、背負っている荷物を一旦下ろして、傘をさし、長靴を履いて、水たまりをジャブジャブ歩いてみた...続きを読むい。
人生に思いがけない雨が降ったら、各々の傘を広げよう。傘は涙も隠せるから、思いきり泣いたらいいんだよ...。読み終えた今、お気に入りの傘をさした登場人物たちがすっきりとした顔をして前に進んでゆく、そんな姿が想像できます。 人生の歩みが軽くなるような素敵なお話でした!! 寺地さんの作品大好きなのですが、...続きを読むその中で私は特に大人が主人公の作品が好きな傾向にあるようです。本作に込められた優しさが多くの方に広がっていくことを願います! ポプラ社様よりプルーフをいただき拝読しました。
梅雨に読むのにぴったりな一冊。 わかば洋傘店と関わる5人の女性の連作短編集。日常に寄り添った物語ばかりで、ほっとする。登場人物の名前や設定や関連が混乱してきて、メモをとりながら読んだ。「雨が降ったら傘をさせ」という言葉にも心が温かくなった。 車移動ばかりのこちら地方では、家族からもらった大好きで大事...続きを読むな傘は、無くすのが怖くて仕舞い込んである。車に積んで、次に雨が降ったらさしてみたいと思った。
今の、梅雨の季節に読むのにぴったりな作品で「わかば洋傘店」と繋がる5話の短編集。雨って昔から暗いし鬱々するし気分下がるから苦手。だからこそお気に入りの傘やレインコート、レインブーツで少し気分を上げたくなる。雨が降ったら傘をさせばいいように、人生で嫌なことがあった時に対処できたらいいんだけれどもなかな...続きを読むか難しいよなぁと思う。でも、晴れの日に傘を握りしめて怯えながら過ごすのはやめよう、晴れの日は晴れを楽しもうと思えた。こまどり庵ともちょっと繋がってて嬉しい。今度かわいいポンチョ買って来よう。優しくて癒された。
年齢なんて関係ない、新しいことを始めるのも、新しい友人を作るのも、いつだって自分の気持ちがやりたいと思ったときにやれたらいいなぁ。 他人の視線なんて気にせずに好きなものを好きだと言える人でありたいなぁ。
寺地さんのお話はスーッと心の中に心地よく落ちていく。読み終わると温かい気持ちになれる。 だけど、少しすると 『あれ?あれって結末はどうなったんだっけ?』 と、なる。 読書友達に感想を訊かれてあらすじを答えられない。 これはダメでしょう! と、思うのですが何か大きな事件が起きるわけではなく色んな人の...続きを読む心に寄り添う形のお話しが多いのでぽわんと終わるから記憶力の悪い私には覚えられないのかもしれません。(言い訳です) この本もそんな感じ。 とても優しく温かく心の中に落ちていく。 忘れてしまうかもしれないけれど、ちゃんと私の一部になってくれてるのだろうな…って思える大好きなお話しでした。 (Word) ・生きていたら、必ず悲しいことやつらいことがある。そんな日は雨に降られる己の不運を嘆くのではなく、傘をさして身を守ればいい。「晴れてる日に『また雨が降ったらどうしよう』なんて過剰に不安がる必要はありませんよ、その時はただ傘をさせばいいんですよ…」 ・雨が降ったら傘をさすやろ。しんどい時に、 『やめる』という傘をさすのは、そんなに悪いことやろか。わたしは、続けることだけがすばらしいことやとは思わへん。夢って呪いにもなるからね。 ・雨が降ったら傘をさせ わかば洋傘店
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寺地はるな
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