大山淳子の作品一覧
「大山淳子」の「猫弁と鉄の女」「猫弁と狼少女 【電子版特典画像付き】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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早稲田大学教育学部国語国文学科卒。2011年『猫弁~死体の身代金~』で第3回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞。2012年、同作を改題した小説『猫弁~天才百瀬とやっかいな依頼人たち~』でデビュー。2012年『カゲロウの羽』で第30回向田邦子賞候補となる。代表作は『猫弁』シリーズ。
Posted by ブクログ
一日百円でなんでも預かってくれる『あずかりやさん』シリーズ第三弾。語り手が、飼い猫「社長」についたノミだったり、店の前のハナミズキの枝で鳴くルリビタキであったり、売れないミステリー作家が書いた原稿の束だったり、店で半世紀の間時を刻んでいた古時計であったりと、人以外の存在からも語られているところが魅力のひとつになっています。店主の桐島青年を取り巻く存在が、どれほどこの店と店主を暖かく見守っているかが伝わってくるのです。ここに預けられる物たちが単なる物ではなく、誰かの大切な人生の一部であったりかけがえのない時間であることが感じられます。誰かを救うため、ではなく、自分の人生をよいものにするために…桐