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五人兄弟の長男をとつぜん亡くした夏目家の通夜に、長男の婚約者を名乗る妊婦が現れた。親代わりに五人を育てた伯父夫婦の苦肉の策は、どんな頼まれごとでも「いいよ」と引き受ける末っ子・伊代太との無茶ぶりすぎる結婚! 圧倒的人気「猫弁」シリーズ著者真骨頂、涙と感動のラストがあなたを待つ。
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Posted by ブクログ
イーヨくんが初めてイーヨと言わなかったとき、イーヨくんの人生が始まる すごく素敵なことだと思った また読みたいな 「心が開いているとき、世界はとても美しい」
母親は20年前に事故で亡くなっている。 父親は妻の突然の死を受け止められずに、父親を放棄し家出。 それ以来、母親の兄妹である叔父伯母に育てられた5人兄弟の長男がこれまた突然病死した。 その通夜に長男の婚約者を名乗るおばさん妊婦が現れた。 そこから始まる物語。 末っ子の伊代太は、どんなことにも「いい...続きを読むよ」と引き受けてしまうボンヤリさんで「イーヨくん」と呼ばれており、叔父も手を焼き「この女に伊代太を押し付ける」ために妊婦と伊代太を結婚させることに。それにも「いいよ」と受け入れてしまう。 20年前に死んだ母親が、伊代太を心配するあまりにあの世からこの世に戻って見ている視点。 叔父・伯母の視点。 伊代太の兄弟の嫁や彼女からの視点。 幼馴染の女性からの視点。 そして問題の妊婦からの視点。 それらが交差してお話が進んでいく。 終盤に驚きの展開もあり、イーヨくんが「いいよ」と言い続ける理由も、母親が急死した喪失感を埋めきれないそれぞれの心の中もほんわりと出てきて、悲しいけれど優しい。
イーヨくんも薫さんも、 自分の内面のなかの気になる部分を みせられているようなキャラクターだと思った。 案外そう思う人って多いんでないかな。
猫弁が好きで流れで手に取った作品。 大山サンらしい一冊。 ふんわりした中に芯が通ってるイーヨくん。優しい母の語り口。 一人一人が何かを抱えてる姿を、流れるように書く感じ・・・と言えば良いのかな?(汗)少し変わった人物を優しく描く大山サン、やっぱり好きです。最後、イーヨくんの幸せな時間を見れて良か...続きを読むった。
究極の純粋さと並外れた能力のおかげで他人から見れば上手く生きられないイーヨ君。 でも本人は不満を感じることなく、むしろ人より幸せに生きており、それがだんだん周囲の人を変えて行く。 猫弁の百瀬にも通じる魅力を感じました。
ふらりと寄った書店で猫弁を探したところ見つからず、代わりに置いてあった本。 「頼まれごとを断らない」主人公の本と帯に書いてあり、先日上司からなにげなく放たれた、『人がいい』という私の性格とだぶってしまい、購入。 結論。 なんだよ、イーヨくん人がいいわけじゃないじゃん。ぜんぶこなせるんじゃん。 私と...続きを読むちがうんじゃん。 学んだ。 できることにしか、いいよって言っちゃダメなんだ。 もっと自由に、好きなことだけに、いいよって言わなきゃいけないんだ。 自分の気持ちに正直にならなきゃいけないんだ。 あてはまらないときは、いやだよって、言わなきゃいけないんだ。 いやだよ、を言うことが 幸せにつながると分かれば、 何もかもを、いいよ、に することはできないんだよね。
猫弁の主人公と似ているが、猫弁にはない憂いを纏っている。最後は大山さんらしいホロリとする結末。おススメ。 あらすじ(背表紙より) 五人兄弟の長男をとつぜん亡くした夏目家の通夜に、長男の婚約者を名乗るおばさん妊婦が現れた。親代わりに五人を育てた伯父夫婦の苦肉の策は、どんな頼まれごとでも「いいよ」と引き...続きを読む受ける末っ子・伊代太との無茶ぶりすぎる結婚!圧倒的人気「猫弁」シリーズ著者真骨頂、涙と感動のラストがあなたを待つ。
心が開いている時、この世は美しい。 薫が追い求めていた幸せのかたち。 「いいよ」しか言わないイーヨくんの伊代太が、一度だけ「いやだよ」という場面。 第五章がすごくいい。幸せな気持ちになれる。
何でも「いいよ」と受け合ってしまうイーヨくん。周りのキャラも含め、現実離れした設定ばかりであるし、イーヨくんを良いように利用しようとする人間のあざとさも見え、途中ヒヤヒヤしながら読み進める展開が続いたけれども、最後は上手く収まって、何とも心温まるイイお話になっていた。「猫弁」といい、何かもう本当に皆...続きを読む、幸せになって、と願わざるを得ないキャラを毎回作ってくる著者に感嘆。
おもしろかった! 登場人物の紹介ページ、名字が文豪だらけ(一人は名前の呼び名までそのまま)でいきなり笑ってしまった。 伊代太と母・小春の「寝てもいい?」「いいよ」の会話の心情が、それぞれの側から語られていて心に響く。 最後まで読者を引っ張る要は薫の存在が大きいが、小春さんの語るラストの六行の文...続きを読む章がとても素晴らしい。なんだか自分の心がきれいになった気がする。
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