無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで202万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
全部泣いてしまった。オーマイガッシュ
「入道雲が生まれるころ」の、何もかもをリセットしたくなる主人公にはいちばん親近感を覚えた。
背負えないものは重りになる。
「先を生くひと」も好きだった。やらない後悔より、やる後悔。頑張らなければ、「自分なりに頑張ったからいいじゃん」と自分に言うこともできない。
私も澪さんに会いたい。菜摘さんにも会いたい。きっと彼女たちを好きにならずにはいられない。
どの話にも、何かを手放すことが描かれていたように思う。
手放して楽になる気持ちも、何も残らなくなることが怖い気持ちもわかるから、とりあえず残してしまう。連絡先も、写真も、服も、雑貨も。でも、ある日ふと、それらの重みに窒息しそうになる。
そうやって抱えているものは、きっと大切だったから残しているのに、いつの間にか自分の手には余るものになっている。
手放していいものだったのだ。
何も残らなくなるわけではないのだから。
Posted by ブクログ
先に生きてきた頼もしい女性たちを介して綴られた短編集です。
収録作の『くろい穴』は、町田さんのデビューのきっかけになった作品だそうです。
どの話も魅力的ですが、短い物語の中で最も感情が揺さぶられ、盛り上がりを見せたのは、最後に収録されている『先をいくひと』でした。
読み終えたあと、このタイトルが心に深く刺さりました。
幼馴染に恋をした主人公を描く『無課金アバター』など、登場人物たちの発想が楽しいからこそ、その裏にある悲しみがより一層引き立ち、深く胸に刺さりました。
元気がなくなったときに、また読み返したい大切な作品です。
ところで、並行して読んでいる西加奈子さんの『くもをさがす』も、たまたまですが「がん」というテーマが重なっています。
物語の力に背中を押され、私も一度、検査に行ってみようかと思い至りました。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
少年・青年マンガ
小説・文芸
小説・文芸
試し読み