梶よう子の一覧

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2023/12/08更新

ユーザーレビュー

  • 決戦!忠臣蔵
    もしかしたら歴史小説を初めて読んだのは忠臣蔵だったかもしれない。
    何作か読んだと思うけど、久しぶりのこの忠臣蔵はアンソロジーで、様々な視点で7人の歴史小説家が書いています。

    葉室麟『鬼の影』
    朝井まかて『妻の一分』
    夢枕獏『首無し幽霊』
    長浦京『冥土の契り』
    梶よう子『雪の橋』
    諸田玲子『与五郎の...続きを読む
  • 広重ぶるう
    面白かった。天才肌の北斎、若冲とは違って脱サラの普通の人となんとなく思っていたが…江戸時代の絵描きはみんな面白い。「眩」で北斎ブルーは知っていたが「広重ぶるう」もあったんだ。表紙見ても確かに「ベロ藍」だ。「画というのは絵師が筆になにを込め、どう描くかーその筆の勢い、筆意が大切なんだ。ただ上手いだけで...続きを読む
  • 空を駆ける
    「小公子」を初めて翻訳した若松賤子の生涯、ということでしたが、何よりこの時代に女性の地位についてこのように考えていた方がいたということに驚きと感動を覚えました。

    生きていらしたら、その後の戦争の時代、そして「良妻賢母」たれと説く教育や政治に対して、どう思われたでしょう。

    自分を振り返ると、結婚す...続きを読む
  • 広重ぶるう
    江戸っ子中の江戸っ子の歌川広重が活き活きと蘇る、まさにそんな感覚。

    今までの人生で浮世絵師なんて、日本史の資料集くらいでしか接点もなかったけれど、歌川広重を始め、他の絵師や版元、摺師までたくさんの人々の仕事ぶりや心意気に心をガッツリと掴まれてしまった。

    ここには江戸がある。

    ページを捲る手は続...続きを読む
  • 広重ぶるう
    国貞、国芳も我が道をゆく傍若無人だったが歌川広重も破天荒で負けてない。浮世絵師というのはみんなこんなに変人揃いというか自己主張が強いというか、だから物語になると面白い。版元との駆け引き、借金で描いたわ印の顛末など笑えるし、妻や弟子への思いにはホロリとさせられる。江戸の醸し出す空気も感じる傑作だ。

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