【感想・ネタバレ】空を駆けるのレビュー

あらすじ

今もなお愛され続ける名作児童文学『小公子』。この物語を日本で初めて翻訳した明治の女性文学者、若松賤子(しずこ)は、江戸末期、会津藩士の父のもとに生まれた。戊辰戦争で九死に一生を得るが、のちに母を亡くし、横浜の生糸問屋へ養子に出されて孤独な少女時代を過ごすカシ(のちの賤子)は明治八年、養家を離れ、十一歳で女子寄宿学校フェリス・セミナリーへ入学。そこはカシにとって、会津を離れて以来、初めての心安らぐ「ホーム」となる。女性の自立と子どもの幸福こそがこの国の未来を照らすと信じ、命を燃やすカシ。一人の女性として、妻として、三人の子の母として激動の明治を懸命に生ききった生涯に新たな光をあてる渾身の長編!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

梶よう子さん結構面白おかしく描くイメージだけどこれも事実をきちんと残していて良かった。カシの一本スジの通った行き方がずーっと綴られていて頼もしい。結婚が女性の足枷になってはならない先駆けだ。北斗の拳のラオウを見ている様でした。肺病になって何年生きたのだろう病気に負けない明日死んでも今出来ることをする行き方

0
2025年11月03日

Posted by ブクログ

とても、よかったです!限りなく★5に近い★4です。
先が楽しみで、追われるように読み、空気感にひたることがうれしく、終わってほしくない!と思いました。
赤毛のアンや、お勝手のアンが好きな方にお勧めします。

0
2025年09月06日

「ノンフィクション」ランキング