ご破算で願いましては―みとや・お瑛仕入帖―(新潮文庫)

ご破算で願いましては―みとや・お瑛仕入帖―(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

3.7

間口二間の小さな店を開いたお瑛は今年十六。両親をなくし、兄の長太郎と立ち上げた「みとや」は三十八(みとや)文均一の雑貨店だ。ところが能天気な兄が仕入れてくるのは、いわくつきの品物ばかりで……。不気味な守り刀、恋歌が書かれた五枚の不思議な絵皿、なぜか手に入った亡き父の煙草入れ。山ほどの算盤が意外な結末に結びつく表題作をはじめ、色とりどりの人間模様が心に沁みる情味豊かな六編。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ご破算で願いましては―みとや・お瑛仕入帖―(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    内容(ブックデータベースより)

    お江戸の「百円均一」は、今日も今日とててんてこまい!

    看板娘の妹と若旦那気質の兄のふたりが営む

    人情しみじみ雑貨店物語。

    令和6年5月29日~31日

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    江戸の柳橋界隈が舞台は初めてだったけど、もうちょい街の違いを知りたかった。毎回の長太郎が仕入れる品物の曰く付きから物語始まるので、そういう安定感が好きかも、同時に死んだ両親、借金、叔父と判明した増次が暗躍してこれから出て来ると思いきや。出てくるの早かったよ、お加津も隠し事をしていたけど、うーむゴール

    0
    2024年01月23日

    Posted by ブクログ

    事故で両親を失うとともに破産し二人きりになった兄妹。周囲の助けを受けて全品38文の店を開業するが、能天気な兄に振り回される妹。6編とも人情噺のような雰囲気があるが、徐々に違和感が増して疑問が湧いてくる。店を開業する援助をしてくれた人が実は敵方だったり、引き取って育ててくれた大恩人が敵方の指示を受けて

    0
    2021年10月13日

    Posted by ブクログ

    三十八文均一の店『みとや』の『お瑛』は、小物問屋を営んでいた両親を橋の崩落事故で亡くしてから、兄の『長太郎』と暮らしている。いずれ両親の店の看板を上げようと志してはいるが、風来坊の兄は少し心もとない。しかもたびたび曰くありの商品を仕入れてきて…

    今でいう『百均』の元祖。二文のおつりがすごく値引きさ

    0
    2024年07月10日

    Posted by ブクログ

    最後の急展開には引き込まれたけど、それまでがどうにもなかなか読み進まなかった
    面白くないわけではない、かと言って続き気になる!とはならない
    でも最後ちょっと面白かったから続編は読んでみようかな、って感じの話です

    0
    2024年01月31日

    Posted by ブクログ

    両親を亡くしたお瑛が兄と立ち上げた店は
    商品が全て38文均一だから「みとや(3・10・8)」。

    兄が仕入れるいわくつきの品物とそれをめぐる人間模様描く。

    0
    2018年04月29日

    Posted by ブクログ

    曰く付きの品ばかり仕入れるとあるので、妖怪とか霊がらみと思ったら、そういう物騒なことではなかった。三十八文均一で採算とれてなさそうだけど、表紙の絵を見ると楽しそうなお店。

    0
    2017年11月19日

    Posted by ブクログ

    201709/今でいう百均を営む兄妹の物語。面白く読めた。車の運転ならぬ舟をこぐと性格が強くなる妹もかわいい。シリーズ化されるそうなのでちょっと追ってみる。

    0
    2017年09月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    江戸時代の百均ショップのような三十八文て食べ物以外を扱う店、みとや。
    永代橋の崩落で両親を亡くした兄妹の物語。

    本当に江戸時代にはいろんな商売が、あったんだなぁとある意味感心。

    そこで出会う色々な出来事は、現代と変わりなくて。

    次の巻も読むのが楽しみ(^^)

    0
    2020年12月10日

ご破算で願いましては―みとや・お瑛仕入帖―(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

梶よう子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す