無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
どうして、こんなにがんばってるんだろう。
大学卒業後、地元の携帯ショップで働いていた紗耶加は、息苦しい毎日に嫌気がさし、上京することを決心する。派遣社員ながらも新しい職場で充実した生活をスタートさせた。しかし、半同棲することになった彼氏の自分勝手な言動に違和感を抱きはじめる。幸せってなんだろう。仕事と恋愛の狭間で揺れる紗耶加を救ってくれたのはカメラだった。やがて紗耶加の撮った写真が雑誌編集者の目に留まり、彼女の運命は大きく変わっていく――。
※本書は、二○一四年九月に小社より刊行された単行本『砂に泳ぐ』を改題し加筆・修正の上、文庫化したものが底本です。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
とても良かった。
主人公は大学卒業後、地元の携帯ショップで働く紗耶加
やりがいを見つける事が出来ず思い切って東京へ行き、そこで新しい職場、気の合う同僚、後に半同棲する彼との出会いがあります。
そしてある出来事がきっかけでフォトグラファーの道に進みだします。
秀逸だったのは紗耶加の人物描写
仕事、恋愛、自分の将来に悩む女性の姿が丁寧にリアルに繊細に描かれています。
全く同じではなくても紗耶加のエピソードと近い経験は誰もが通る道だと思います。
ストレスからめまいを起こしたり、不安や寂しさ、焦りに悩む主人公が少しづつ成長し強くなって行く姿は本当に凛々しかった。
幸せな余韻が残る作品です。
Posted by ブクログ
初めは、なんとも弱々しいサヤカに対し、同じ女として何故か苛立ちを感じてしまい、
これ面白くなるの??という疑念をぶつけながら読み進め、
ケイスケとの出会いに、何て幸せな女なんだ と、嫉妬すらしてしまった。
しかし、読み進めていくにつれ、
サヤカが様々な人と出会い、影響され、変わっていく姿に触れ、人との関わりの大切さを感じた。
作中でサヤカが「運がいい」と言われているが、運がいいのではなく、自分の力(人との関わり方や、自分らしい生き方)によって、その時必要なものを引き寄せてるのではないかと思った。
実際、私も必要なものを欲し、無意識のうちに自分の力を発揮している時には引きが良い気がしているため、考え方、生き様で人生は大きく変わるな、、としみじみ思った。
20代後半〜30代の女性におすすめしたい小説でした。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。