夜が暗いとはかぎらない
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夜が暗いとはかぎらない

小説・文芸
814円 (税込)
569円 (税込) 11月23日まで

2pt

大阪市近郊にある暁町。閉店が決まった「あかつきマーケット」のマスコット・あかつきんが突然失踪した。かと思いきや、町のあちこちに出没し、人助けをしているという。いったい、なぜ――? だが、その行動は、いつしか町の人たちを少しずつ変えていく。 さまざまな葛藤を抱えながら今日も頑張る人たちに寄りそう、心にやさしい明かりをともす13の物語。

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夜が暗いとはかぎらない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    星4.5 それぞれ登場人物の名前をよく読まないとどう繋がっているのかこんがらがるけれど、どれも優しいけど、興味がなくなるほど退屈ではないちょうどよい短編がつながり一つの話になっていた。 
    以下好きだった言葉
    「あの子はきっといつも あなたに優しくされとるから他人に優しくできるんだろうね」
    「誰かの涙を拭いてあげられる子はきっと大丈夫いきていけます」
    「死んだ人間はどこにも行かん。死んだら小さいかけらになってたくさんの人間に吸収される。生きてる人間の一部になる。とどまり続ける」
    「のんきな妻、という役をやっている」

    0
    2026年10月17日

    Posted by ブクログ

    登場人物が多く、それぞれが交錯するので、相関図が必要になったが
    どのキャラクターも愛おしく、幸せを願わずにはいられない。
    「描写が巧い」というより、「作者の中で実際に存在している」という印象を受けた

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    思った以上に一つ一つが短い連作短編集のため、次々と登場人物が出てくる。
    他の方の感想でも見たが、メモや相関図を書きながら読んだ方が、より楽しめそう。あの時の人が今はこうなって…など、新たな気づきもありそうで、再読したい一冊。

    寺地さんが描く登場人物は、普段実は思っているが、人には言いづらい自分の暗い部分を、同じように考えていたり、もやもや悩んでいたりするので、とても共感できる。
    私だけじゃない、同じように迷いながら生きている人はいっぱいいるよ、と言ってもらえているようで元気が出る。

    0
    2025年01月29日

    Posted by ブクログ

    【どこかに、あなたと似た人がきっといる】

    閉店が決まった商店街、あかつきマーケット。そのマスコットキャラクター「あかつきん」を軸にした、みんなの物語。

    読み終わった本を眺めて、付箋の貼り方にひどくムラがあることに気づいた。刺さる章は付箋だらけだし、自分と重なる部分がない章はまったく付箋がない。
     
    裏を返せばそれって、私に刺さらなかった章も誰かにはめちゃくちゃ刺さるんだろうなと思った。
    だから、きっとどんな読者もこの本の中に自分を投影できる存在がいるんだと思う。「わかる、わかるよ」って気持ちを通わせられる、「私一人じゃないんだ」って感じられる瞬間があるんだと思う。

    街ゆく人たちを見るとみんな「普通にやってる」ように見える。でも、その中に心中穏やかに過ごせてる人がいったいどれほどいるんだろう。多分ゼロに近いんじゃないかと思う。老いも若きも、男も女も、それぞれに事情を抱えてる。
    考えればそんなことすぐにわかる気がするのに、悩んでいるとどんどん視野が狭くなって孤独に押しつぶされそうになる瞬間がある。そんな時に「ひとりじゃない」ことを改めて気づかせてくれるいい一冊だと思う。

    0
    2026年10月28日

    Posted by ブクログ

    再開発が進む商店街を舞台に、人と人とのつながりや、誰かを思う気持ちの温かさが描かれた物語。
    苦しい状況でも、見方を変えれば希望につながるように思えた。

    0
    2026年10月23日

    Posted by ブクログ

    閉店が決まったあかつきマーケットを舞台に、13の物語が描かれた作品。それぞれの物語の主人公は違うけど、前の物語に出てきた人がさりげなく出てくるので、間を空けずに読んだほうが「あ、あの人だ」と気付けてより面白い。登場人物はそれぞれ年齢も置かれてる環境も性格も違うので、どれかの物語には刺さる部分がありそう。

    『はこぶね』と『バビルサの船出』がよかった。

    0
    2026年08月20日

    Posted by ブクログ

    どうせお涙頂戴の話、夜は暗いに決まっている、暗いから夜なんだと少し意地悪な気持ちで読み始めました。が、ひとつを除いてしみじみとしたとても良いお話の連続でした。心の中に深く沁み入りました。ただ、最近年齢のせいで物覚えが悪く、たくさんの登場人物が2回目以降に登場した際に誰が誰なのか分かりませんでした。読みながら相関図を作ってみようかとも思いましたが紙の本なので前に戻って探すのも面倒くさく、そのまま読んでしまいました。最初でも最後にでも入れておいてください。

    0
    2026年06月29日

    Posted by ブクログ

    登場人物が多くて、ちょっと読む期間が空いてしまうと、誰だったかな?ってなってしまうけど、共感できるお話もあって、心に沁みました。
    また少し疲れたときとかに読み直したい本。

    0
    2026年06月05日

    Posted by ブクログ

    「朝が明るいとはかぎらない」
    「昼の月」
    「夜が暗いとはかぎらない」
    の3部構成。

    タイトルからわかる通り、
    “普通”“常識”“一般論”の文脈から
    「いいこと」「幸せ」とされるところの暗い面。
    「悪いこと」「不幸せ」とされるところの明るい面。

    ものごとを一面だけ見ても何も理解できない、という
    ある意味では当然のことを改めて掘り下げてくれる1冊。

    ラベルは理解の一助にはなるけれど、誤解の始まりでもある。

    リレー形式で語られる中に物語の縦軸はあるのだけれど、
    そこが少し弱くて読み進める引力には欠けていた印象。

    0
    2026年05月31日

    Posted by ブクログ

    13の短編からなる作品でそれぞれ基本語り手が異なります。心がじんわり温まる作品が多く読みやすかったです。ただ前後で登場人物が被っていたり全編通して繋がりがあり、登場人物がかなり多いので日を開けて少しずつ読むと話の繋がりや登場人物について忘れてしまいそうなのでまとめて読むのがオススメです!

    0
    2026年04月23日

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