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『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞!3年連続、本屋大賞ノミネート!! 自分の情けなさに、歯噛みしたことのない人間なんて、いない。 死を見つめることで、〝自分らしさ″と〝生″への葛藤と希望を力強く描き出した、著者渾身の感動作。
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Posted by ブクログ
「そのひとが正しいと思ってやっていることを私は私の感覚だけで否定したくない。 誰かの意見に左右されたくない。 そのひとと向き合って、話を聞いて、理解する努力をしたい。 誰かの常識や言い訳で逃げたりしない。」 本文279ページより 主人公が葬儀屋で働く事を反対する婚約者に婚約者の姉が放った言葉。 ...続きを読む町田さんの作品にはいつも私を突き動かす神台詞が詰まっています。 このお姉さんの言葉も私のなかで1.2を争う神台詞です!
他人に理解されなくても、何もつかめなくてもきっと繋いでいけるものはある。 悲しみの中にでもきっと生きた痕跡はあるのだろう。 緩やかに再出発するような物語。
短編集なんだけど、一つ一つがずっしり。いろんな人の人生がギュッと詰まってた。人生は選択の連続で、全部を掴むことなんてできないし、その時は気付けないことだって山ほどある。でも掴めなかったとしても、その掴めなかったという経験から得た感情や苦しみが何かに繋がることがあるし、誰が繋げてくれることだってある。...続きを読む特に好きなお話は、やっぱり真奈なつめ楓子の話かなぁ。死んだ人はもう話さないから何が本当の気持ちかは分からないけど、思い出は変わらないし、心の中に席を残すことはできる。人を理解したいって気持ち、向き合い続ける気持ちは絶対に喪っちゃだめ。悪しき風習があるなら、先を行く女になる。
『わたしたちは、何かを手に入れて、何かを失う。己の手の中に残ったものと失ったものを数えて、嘆いたりする。でも、大事なのはそこから得た喜び、得られなかった哀しみ、葛藤やもがきこそが大切なのだ。それらは、誰かに繋がれていく。』というフレーズが心に響きました。 この物語は芥子実庵という葬儀屋が舞台とな...続きを読むり、関係する人々の日常や葛藤、それぞれの苦しみや気付きが描かれています。 人は誰しも取り返しのつかない後悔や、得られなかったことへの執着など、さまざまな痛みをもっているんだということを実感しました。 私はそのような気持ちを解決したり昇華したりできないことを苦しい、と感じていました。 ですが、解決そのものが大切なのではなく、それを苦しみ続けたり、解決しようともがいたりすること自体が何かに繋がるんだ、ということに気付けました。
葬儀屋で働く主人公や周囲の人々にまつわる差別や価値観の押し付けに向き合っていく話。 いつもながらの町田そのこだなあと思いつつ読みましたが、各章ごとに話の区切りがあり、それぞれに理不尽なことへの憤りと、そこからの気づき、一つの解のようなものが提示されてゆく、それらがなんというかよい着地で、ざわざわし...続きを読むながらも少しホッとさせてくれるのでした(3章だけはちょっと違く感じたけど)。 この方のほかの作品もそうですが、差別や抑圧に不満や辛さを持ちながら、いつか自身も内面に差別を抱えていることを自覚させられてゆく、という合わせ鏡のような構造をわかりやすく見せるために、登場人物の内心の描写がとてもシンプルかつ丁寧にできているなと感心します。恐れ入りました。 ちょっと「いい話」すぎるとこで終わる感じは少し鼻につきましたが、総じてとても良かったです。
町田そのこ先生の作品が好きなので新刊を楽しみにしていました。 葬儀社芥子実庵を中心に物語が描かれる短編集です。 語り手は作品ごとに違っていますが、最初と最後の物語は芥子実庵に務める同一の女性視点で語られます。彼女の考えや物事の捉え方の変化がこの本の面白さのひとつだと思いました。 どの物語にも死が描か...続きを読むれ、語り手はその死に向き合うことで自分らしく生きることに悩み前に進みます。 この本を読んで改めて人生は取捨選択の連続で失ったものの大きさを感じて苦しく思うことがありますが、自分の大切なものを大切にできるようになりたいと思いました。
#泣ける #感動する #深い
見送る背中 どの登場人物にも共感ができた。でもただ一人なつめだけには共感はできない。命をたってしまってはもう終わりなのだ。 でも残された友人がその友達の死から色んなことを考え、自分のこれからのことを考える。 主人公が葬儀屋の仕事に誇りを持っているのに恋人にはわかってもらえない。 でもちゃんと話し合っ...続きを読むて理解してもらえ幸せになれることを祈るばかりです。 私が愛したかった男 よかった。涙がとまらなかった。ひとはいつ大事なことに気づくか分からない。気づけるその日まで自分なりにもがくしなかい。 最後の最後まで純也とは別れないでほしかったのに別れを選んだ佐久間にはなんだか共感はできなかった。 あんなに素敵な人にはもう出会えないと思うのに、私なら絶対に純也を選んだのに。 でも仕事にここまで誇りをもっている女性はすごいと思った。 この本の中にあった、失敗をしたからこそ伝えられる言葉もあるという言葉はとても印象に残った。 町田その子さんの言葉はどれも心に残るものばかりだ。
生きるのって苦しい。でも、それは自分だけじゃないという希望でもある。 町田そのこさん、絶妙にイヤーな人を描くのがうまい。様々な抑圧からの解放というのがなんとなくいつもテーマにあるように感じます。
地方都市の家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」が舞台。 いきなり、そこで働く女性の親友が自死した葬儀を執り行うというところから始まり、いろんな事情、関係の葬儀が描かれていく。 ということから、人の「死」とその「弔い方」がテーマかと思って読み進めるが、どうも違う。 「死」の前には「生き方」があり、どう生きる...続きを読むかに苦悩する。そして、「生きる」には必ず誰かとの関係性も関わってくる。 「生きる」ことはつらくて苦しいこともたくさんあるけど、投げ出したくなるけど、独りぼっちじゃなくて、きっと誰かと繋がっているんだ、「助けて」と言っていいんだと思える。
葬儀社に勤める人々の人生の転機のお話 序盤から徐々に引き込まれていき涙が 町田そのこさんの作風なのかな? 別の作品も読まねば
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夜明けのはざま
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町田そのこ
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宙ごはん
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