ドヴォルザークに染まるころ

ドヴォルザークに染まるころ

1,870円 (税込)

9pt

小学生のとき、担任の先生と町の外からやって来た男が駆け落ちしたのを忘れられない主婦。東京でバツイチ子持ちの恋人との関係に寂しさを覚える看護師。認知症の義母に夫とのセックスレスの悩みを打ち明ける管理栄養士。父と離婚した母が迎えに来て、まもなく転校することになる小六の女の子。発達障害のある娘を一人で育てるシングルマザー。小さな町で、それぞれの人生を自分らしく懸命に生きる女性たちを描いた感動作。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ドヴォルザークに染まるころ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    男尊女卑に支配された過疎地でもがく女性たちのお話。

    徹頭徹尾女性視点で描かれるお話のため、男の私には読むのがキツイところもなくはなかったですが、それでもとても良かったです。辛い状況の中自分を見つけようと縋りもがく人たちの姿が美しいと思いました。
    福島のエピソードがないのが意外に感じました。あっても

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    やっぱり好きだ。町田そのこの世界観にミステリーはいらないんだよな。日常の閉塞感の中で生きる人の背中をそっと押してくれて、その先に細い光を見せてくれる。子ども達が校歌を歌う様でも涙してしまう。これからもこんな作品が読みたい。

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    連作短編集

    ドヴォルザークの「家路」=「新世界より」
    小学生の時、確かに校庭に流れていた記憶がある。
    日常の終わりに、日が沈み、家路を急ぐ。
    そこには暖かい家族が待っている・・・
    しかし、どんな家庭にも暗闇がある。
    そこから、新しい世界に飛び出せれば、と望む人もある。

    閉鎖的、男尊女卑、地方の小

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    音楽は年を経てもその人の心をすぐに立ち戻らせることができる。給食、お掃除、放課後の、あの音。
    そんなこともあったな、とノスタルジーに浸れるお話。

    0
    2025年12月08日

    Posted by ブクログ

    ドヴォルザークの音楽と校歌がひとつの感情が動く装置になる仕掛けが良い。小さい町・小さいコミュニティのギスギスした部分には、なんだか見覚えがあって少し苦しい…町田先生は女性の生々しい感情を描くのが上手。子ども視点の章と1話を回収する最終章が好きだった。部外者だからこそ言えること、壊せたもの。最後はスッ

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    教師のセックスシーン…からどう展開していくのかと思って読んでいたけれど、連作としてさまざまな視点からの話が面白かった。浮気相手目線の話がいちばん胸にきたな。自分で自分を幸せにする。

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    とても良かった
    読み終えたあと清々しい気持ちになった
    田舎に暮らす女性たちのそれぞれの生き方や感じ方、取り巻く自然の有り様が作者の巧みな表現力によって場面場面が映像として浮かぶ
    誰もが抱える葛藤や後悔や迷い
    共感したり圧倒されたり
    町田その子さんさすが!

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    自分らしく生きることの難しさみたいなものをひたすらに感じた本でした。特に田舎街で、子どもを育てる女親にとっては。すごくわかるなと思う部分もたくさんありました。
    最後の終わり方は自分的には少し微妙でしたが、随所に散りばめられた名言のようなものにはハッとするセリフもあったり、自分の背中を押してくれるよう

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    廃校になる小学校の最後の秋祭り…。
    準備に追われるママ達のその時の心境や日常の『思い』『悩み』が色んな方向から知ることができて面白かった。

    姑との関係性は『田舎あるある』かもしれないなぁ。と、思っていながら読んでいました。

    それにしても、登場人物が多くて覚えの悪い私は読むのにすごく時間がかかって

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

     かつてこんなに冒頭がインパクトのある小説があっただろうか。

     【担任の先生のセックスを見たことがある。】

     ですよ!?その言葉にもびっくりですが、想像すると、もっとびっくりですよねΣ(・□・;)
     だって小学生がそんなのを見た日にはとんでもない衝撃ですよね!

     そんな冒頭で始まる物語はめちゃ

    0
    2025年09月16日

ドヴォルザークに染まるころ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

町田そのこ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す