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人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。噛み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。地方都市の葬儀会社に勤める元引きこもり青年・朱鷺は、ある理由から都市伝説めいたこの珠の真相を調べ続けていた。「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。傷ついた魂の再生を圧倒的筆力で描く7編の連作集。文庫書き下ろし「赤はこれからも」収録。(解説・壇蜜)
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Posted by ブクログ
町田そのこは裏切らないなあ。どの短編もとてもよかったけど中でも「冬越しのさくら」と「糸をわたす」と「珠の向こう側」がよかった。 「時に誰かの救いとなり、時に救われて、笑って生きて下さい」という言葉にグッときた。 「一枚の写真」という表現ではなく「一葉の写真」と書く作者。 町田そのこという作者は辛さの...続きを読む先の救いを描くことに本当に長けていると思う。
何度も泣いてしまった。 特に「冬越しのさくら」「あかはこれからも」がよかった。 死者が遺すというぎょらんの正体… 町田そのこワールド、あっぱれでした。
『チョコレートグラミー』といい『52ヘルツ』といいこの人の作品いきなり冒頭殴る女子てw(いやチョコレートグラミーは差し歯が外れたのかw) 主役女子パワフル系多しw なのに闇深し。苦笑 でもオタク兄ちゃんが話追うごとに喋りまともになるし成長見られて面白い。 先日叔父の四十九日を済ませたが、それぞれに叔...続きを読む父との思い出、それぞれの人と叔父との関わり、叔父とその人しか交わしていない思い出などがあるわけだが、やっぱり、多分叔父が最後に一番想っていたのは、最後まで一番近くにいた家族なんだよな、と思う。 だから、他のことはあまり考えず想わずに、叔父は家族を、残された家族が一番叔父を想っていたらいいのではないかな、と思う。
あまり心があたたまる系統(?)の本は刺激が少ないからという完全に食わず嫌いな理由で手に取ることがなかったんだけど、綺麗な表紙とタイトルの意味に惹かれて読んでみました✌︎ ʘ̅͜ʘ̅ 人って、環境が大事なんだと改めて感じさせてくれる作品でした。優しさも人の思いもすれ違って、思いもよらぬ方向に進んで、...続きを読む良くなったり、怖くなったり、本当に色んなことがあるのだと感じましたね。
御舟朱鷺 華子 上杉 美袋 さゆみ 喜代 玲子 喬史 久雄 邦子 石井 浜崎 真佑 瀬尾 木部 作本恭治 妙子 相原千帆 野田 和市 佐上 七瀬諒子 茂子 菅原美生 佐保子 慶子 菜月 弓人 さあちゃん 冨治 斉木葉子 笹本 矢田みのり 栄美 俊也 蘇芳 赤松 垣野 小紅 百瀬 那須明正 真...続きを読む樹 美里 石井芳年 石井春子 久我森 美弥 香弥 和史 茜 奥田 トキ カルマ
人は死ぬ時に、想いを紅い珠に残す事があるという。ぎょらん。それを手にし、死んだ友人の心の声に触れ苦しみ、引きこもりを続けた朱鷺。やがて葬儀社で働き始め、様々な出会いを通して成長していく姿が良かった。辛いエピソードがグサグサと刺さる。町田さんの作品は読んでいて心が辛くなるけど、本作は読んで良かった。悲...続きを読むしさだけでなく人の繋がりと優しい気持ちに触れる事ができた。本当はぎょらんとは何なのか?探し求める答えは見つかるのか、、、。魂の再生の物語。 葬儀は誰のためにある? 「置いていかれた人が思う存分泣き、故人を思い、その死と向き合うためのもの。」 去年葬儀に参列したので、共感。悲しみを乗り越えるために必要な場所と時間がそこにある。
死者が遺す赤い珠。死者と繋がるとはどういうことなのか考えた。エンディングノートを、両親に書いてもらおう。私も書こう。
私は好きでした。
友人を亡くしたことがある私にとって、すごく考えさせられる物語であり、すごくその人に会いたくなった物語でした。普段あんまり泣かないのですが、終わったら泣いてました。 人の死が自分の心にどのように影響するのかもしっかりと考えられていた小説でした。
#共感する
文庫化に際して書き下ろしが追加されています。 死者が残すというぎょらんをめぐるあたたかい連作短編集でした。 大切な人を失ったときに後悔しないように生きたいと思わされる物語でした。
面倒なことから逃げないこと。全てに誠実に向き合うこと。これはすごく難しいことだと思う。自分のプライドが邪魔をしてしまうこともある。逃げるべきじゃないことにはちゃんと向き合えるようになりたい。葬式は生きている人の向き合う時間なのだなと感じた。そうなるとみんなに見送られる人生がいいな
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