妖女のように

妖女のように

小説・文芸
550円 (税込)

2pt

3.7

女の胎のかわりに、体内にことばを分泌する虚無の暗闇をもって小説を書く女、これが妖女です。――“女にして作家であること”の奇怪さを追求した表題作。結婚という茶番的儀式を、双生児KおよびLの濃密な近親相姦の愛のフィルターを通して描く「結婚」。結婚に巣くう不貞の精神を暴く「共棲」。欺瞞的現実世界にイロニイの矢をはなつ倉橋由美子の《反世界小説》三編を収める。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    妖女のように
  • タイトルID
    :
    378486
  • 電子版発売日
    :
    2016年06月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

妖女のように のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    個人的には表題作もさることながら「結婚」が好き。「パルタイ」などカフカの影響を受けた作品群に連なる笑劇的な運びと、それに反して「どこでもない場所」をすら思わせる結末。感傷的といえば感傷的だけれども、終盤の「黒い舌がはためいた」という表現は秀逸。

    0
    2010年09月09日

    Posted by ブクログ

    「妖女のように」「結婚」「共棲」の三作品を収録しています。

    三つの作品は独立した内容ですが、K、L、Sといった記号で表現される登場人物たちの物語だという点では共通しています。著者は「あとがき」で、「KおよびLという一対は、かりに男および女という外形をあたえられた仮設的純粋人間すなわちアンドロギュヌスをなす双生児であり、Sは社会的人間を代表する」と説明されています。

    さらに三つの作品それぞれの主題についても、「『結婚』は、結婚というフィクションへの参加を茶番的儀式として記録したものであり、『妖女のように』では「女にして作家であること」の条件がグロテスクに追求されており、『共棲』になると「結婚」というフィクションの内側で不貞な精神の生活が癌細胞のように繁殖していきます」と自解がおこなわれています。

    「結婚」は、KとLのきょうだいが永遠につづく男女のエロス的関係を象徴するとともに、Lが現実の次元における契約としてのみ結婚という制度を理解しようとするのに対し、社会的な存在を象徴するSが愛という理念を得たいと願って苦しむという、著者らしいエスプリを強めに利かせた内容だと感じました。

    0
    2024年12月23日

    Posted by ブクログ

    表題作は豊富なユーモアもある面白い。カフカと少女趣味を足して2で割ったようなこの人の小説は意外にも読みやすいのだ。

    0
    2009年10月04日

妖女のように の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    妖女のように
  • タイトルID
    :
    378486
  • 電子版発売日
    :
    2016年06月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

倉橋由美子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す