佐伯一麦の一覧

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作品一覧

2019/08/08更新

ユーザーレビュー

  • 山海記
    主人公と一緒に旅をした気になった。主人公と一緒に過去の出来事や旧友を偲んだ気になった。
    とても大きな喪失の後、旅に出ずにはいられない気持ちはとてもよくわかる。

    愛読していた著者が被災され、どのようなことを感じ、どう行動され、どうなっていかれるのか。
    私小説を愛読していた読者は待ち望んでしまう。はし...続きを読む
  • ノルゲ Norge
    ずっと読みたかった本。佐伯一麦は私小説に興味を持たせてくれた作家です。作家の主人公がノルウェーに留学する妻にくっついて1年間生活する話。で、特になにも事件はない。ないのだけど、小さな出来事はある。それが物語につながる。作品のなかで主人公トオルがノルウェーにいる自分と重ね合わせるマティスという小説の主...続きを読む
  • 男性作家が選ぶ太宰治
    さすがは並みいる男性作家が選んだ作品集である。全部面白い。
    「ちょっとちょっと…」と傍で話しかけられるような親しげな語り口と
    抜群のリズム感が心地いい。特に気に入ったものを少し…。

    「道化の華」
    ラスト3行でいきなり視界がぱあっと広がり、ぞくっと怖くなる。
    視点のトリックで読者を驚かせるのが上手い...続きを読む
  • 芥川賞を取らなかった名作たち
    文字通り、芥川賞を取ることの出来なかった作品・作者にスポットライトを当てた書評本。自身にとって知らない作品・作者ばかりだったことに加え、著者の考えなど読み込ませる文章もあり一日足らずで全てを読むことが出来たため読み応え、魅力は十分だと思う。後ろの頁には過去から発売当時に至るまでの芥川賞作品タイトルを...続きを読む
  • 芥川賞を取らなかった名作たち
    取り上げられている12作品中、読んだことがあったのは「いのちの初夜」だけ…。ああ、情けなや。
    やはり私自身非常に感銘を受けた作品だったのと、そもそも「いのちの初夜」を読むきっかけになった書評本から北条民雄に関わるいくつかの知識があったので、その章はイメージが湧きやすかった。
    選評や、ここで言われてい...続きを読む