文春文庫の検索結果

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  • ノーバディノウズ

    ノーバディノウズ

    小説・文芸
    4.0
    1巻817円 (税込)
    メジャーを代表する東洋系スラッガー、“ジャスティン・キング”。大都市球団へのトレードを拒み続ける彼の正体を探る者たちが姿を消す。最後に日本の新聞記者が辿り着いた驚愕の真実とは。パワフルかつ緊迫の展開でラストへと一気に導く新時代野球ミステリの傑作。第1回「サムライジャパン野球文学賞」大賞受賞作。
  • High and dry (はつ恋)

    High and dry (はつ恋)

    小説・文芸
    4.1
    1巻815円 (税込)
    14歳の秋。生まれて初めての恋。相手は20代後半の絵の先生。ちょっとずつ、ちょっとずつ心の距離を縮めながら仲良くなっていくふたりに、やがて訪れる小さな奇蹟とは……。毎日を生きる私たちに、ひととき魔法をかけてくれる、美しい魂の物語。かわいらしいイラスト満載で、心がぽかぽか温まる宝石のような一冊。
  • 拝啓、本が売れません

    拝啓、本が売れません

    小説・文芸
    3.7
    1巻690円 (税込)
    ――「売れる本」は作れる!!―― 「松本清張賞」「小学館文庫小説賞」をダブル受賞してデビューした新人作家が見た「出版不況」の現実。それは厳しくも、決して暗闇の中にあるものではなかった――。 「売れる本」はどうやったら作れるのか――小説を書く作家自身が、本が読者の手元に届までを支える編集者やデザイナー、実際に売る書店員、本を売り伸ばす施策を考えるWEBコンサルタントらに取材して見えた答えは? 単行本「風に恋う」発売を前に、刊行された本書は、出版社の壁を越えて、発売前の新作を先取り公開。「売れる本」のために、考え、動き、でた結果とは。 実際に『風に恋う』をヒット作として成功させた著者が、発売から二年半経った現在についてまでを書き上げた異例のノンフィクション。 ※この電子書籍は2020年7月刊行の文春文庫を底本としています。  2018年3月にKKベストセラーズから刊行された単行本とは、一部内容が異なります。予めご了承くださいませ。
  • 敗戦日記(新装版)

    敗戦日記(新装版)

    “最後の文士”高見順が、第二次大戦初期から死の直前まで、秘かに書き続けた精緻な日記は、昭和史の一級資料たるのみならず、日記文学の最高峰の一つとなった。ここに収録されたのは昭和20年1月から12月までの記録で、自己をも押し流しながら破局へと突き進む空襲下の8月までと、すべて価値観が変わってしまった、連合軍の占領下にある年末までの日本の悲劇を、冷徹で仮借ない文学者の目をもって率直に活写した、ハイライトの部分である。
  • 俳優・亀岡拓次

    俳優・亀岡拓次

    小説・文芸
    3.9
    1巻743円 (税込)
    映画原作! 脇役俳優の酒と仕事と恋 川端賞作家・戌井昭人が描く短篇連作。脇役俳優、亀岡拓次は、行く先々の現場で奇跡を呼ぶ! 安田顕主演で2016年1月映画公開。
  • 俳優のノート

    俳優のノート

    小説・文芸
    4.5
    1巻800円 (税込)
    万人を感嘆させるプロフェッショナル魂 戯曲『リア王』を演ずるにあたり、俳優・山崎努が綴ったノートは八冊にも及ぶ。演技とは? 死とは? 生とは? 身につけた技術に甘んじることなく、思索を深める日々。その果てに結実する、独創的な演劇論。いつしか我が身に流れ出す、リアの血潮。凄烈なプロフェッショナル魂が万人の胸を打つ、日記文学の傑作。 解説・香川照之 単行本 2000年3月 メディアファクトリー刊 文庫版 2003年8月 文春文庫刊 この電子書籍は2013年10月刊の文春文庫新装版を底本としています。
  • 白蛇教異端審問

    白蛇教異端審問

    小説・文芸
    3.8
    1巻520円 (税込)
    ケンカ・キリノの真骨頂といえる初のエッセイ集。 直木賞受賞直後の多忙な日々を綴った日記や書評、映画評、いわれなき中傷に対して真摯に真っ向から反論する表題作の長篇エッセイに加え5篇のショート・ストーリーも収録。 デビュー以来10年の軌跡をまとめ、小説では味わえないストレートな「桐野夏生」の魅力がぎっしりと詰まった著者初のエッセイ集。 解説・東野圭吾 ※この電子書籍は2008年1月刊行の文春文庫を底本としています。
  • 白墨人形

    白墨人形

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,100円 (税込)
    スティーヴン・キング強力推薦! 少年時代の美しい思い出と、そこに隠された忌まわしい秘密。 最終ページに待ち受けるおそるべき真相。 世界36か国で刊行決定、叙情とたくらみに満ちた新鋭の傑作サスペンス。 あの日、僕たちが見つけた死体。はじまりは何だったのか。僕たちにもわからない。みんなで遊園地に出かけ、 悲惨な事故を目撃したときか。白墨のように真っ白なハローラン先生が町にやってきたときか。 それとも僕たちがチョークで描いた人形の絵で秘密のやりとりをはじめたときか――。 あの夏。僕には四人の友達がいた。太り気味のギャヴ、不良を兄に持つミッキー、シングルマザーの息子ホッポ、そして牧師の娘ニッキー。 不良たちに襲撃されることも、僕がニッキーへの恋に胸を焦がすこともあったが、この日々が終わるなんて考えもしなかった。 でも町では不和が広がりはじめていたのだ。僕の母の診療所への反対運動をニッキーの父が煽り、 ミッキーの兄に悲劇が降りかかり、少女の妊娠騒ぎが起こる。大人たちにも、僕たちのあいだにもヒビが入りはじめた。 そして、あの子が殺された。森で。バラバラになって。見つけたのは僕たちだった。でも、頭部は見つからないままだ。 30年が経った現在。白墨人形の絵とともに、あの事件が甦る。あの人が死んだことで、事件は解決したはずなのに。 20年ぶりに帰郷したミッキーは言った。「おれは真犯人を知ってる」。僕は友人たちとともに、あの夏の秘密を探りはじめる……。 第2作『アニーはどこにいった』も絶賛発売中! ※この電子書籍は2018年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか

    はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか

    小説・文芸
    3.9
    1巻693円 (税込)
    科学の発展の先にあるものを描く、現代の黙示録! レアメタル入りのウナギ、蘇生した縄文時代の寄生虫、高性能サル型ロボット…。 科学技術に翻弄される人類の幸福はどこにあるのか!? 駿河湾で揚がった巨大ウナギを食べた人間が食中毒にかかった。 原因はウナギの体内に残留していたレアメタルのパラジウム。 非鉄金属を扱う会社の社員・斎原は、そのウナギが日本の資源確保の切り札になると確信し、生息地を追ったが……(「深海のEEL」)。 科学技術に翻弄される人間たちを描く、現代の黙示録。
  • 禿鷹の夜

    禿鷹

    小説・文芸
    3.0
    1~5巻950~1,400円 (税込)
    傑作の誉れ高い〈禿鷹シリーズ〉が新装版で再登場! 信じるものは拳とカネ。史上最悪の刑事・禿富鷹秋―通称ハゲタカは神宮署の放し飼い。 ヤクザにたかる。弱きはくじく。しかし、恋人を奪った南米マフィアだけは許せない。 痛快無比!血も涙もひとかけらの正義もない非情の刑事を描いて読書界を震撼させた、本邦初の警察暗黒小説。 ※この電子書籍は2003年6月に刊行された文春文庫の新装版です。
  • 箱根駅伝を伝える テレビ初の挑戦

    箱根駅伝を伝える テレビ初の挑戦

    “箱根”に魅せられたテレビマンたちが、前代未聞の生中継に挑む いまやお正月の風物詩となった、箱根駅伝。1987年、初めてテレビ中継に挑んだテレビマンたちの奮闘を描く傑作ノンフィクション。 正月の風物詩として人気を誇るテレビ番組「箱根駅伝」。しかし、1987年の初回生中継は挑戦の連続だった。全長200km超え、800m以上の高低差のある過酷なコース。電波の届かない箱根の山々と、降りかかる無理難題にどう立ち向かったのか。今なお語り継がれる初回放送の舞台裏。テレビスタッフの物語をドラマチックに描く。 単行本……『「箱根駅伝」不可能に挑んだ男たち』2007年12月ヴィレッジブックス刊 文庫版……単行本を改題し、加筆・修正 2024年5月文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としておりますが、文庫版収載の写真4点は収録されておりません。ご了承のほど、お願いいたします。
  • 箱の中

    箱の中

    小説・文芸
    3.0
    1巻519円 (税込)
    犯罪者として警察に追われる放蕩息子の身を案じ、別れた妻の家を訪れた男が見たものは睡眠薬の小瓶、大型の電気鋸、そして二つの大きなダンボール箱。一体なにが起こったのか、そしてあの箱の中身は……表題作『箱の中』。亡くなった女性のことをふと思い出し、なにげなく彼女の兄の店を訪ねると、彼女はいま裏の二階にいるという……『死んだ女』ほか、日常生活にひそむ“超日常”を綴ったホラー小説全十篇。秘密の箱のふたを、あなたもそっと開けてみて下さい。
  • 橋

    小説・文芸
    5.0
    1巻611円 (税込)
    ちやほやされない少女は、家族と男を憎むようになった。何故、どこで、どう間違ってしまったのか――世を震撼させた二人の犯罪と悲劇。 北国で2組の男女が所帯を持った。水商売の正子は年若い雄・義男に未来を託し、信用金庫勤めの直子は自分と同じ高卒の孝輔に将来を賭ける。高度経済成長の時代、勤勉な彼らの商売は軌道に乗った。が、娘たち、雅美とちひろは、昭和の終焉と低迷の平成を、空虚な心を抱えて育っていく。人間と時代を容赦なく描ききった傑作長編。
  • 走って、ころんで、さあ大変

    走って、ころんで、さあ大変

    小説・文芸
    3.0
    1巻519円 (税込)
    真夜中に働くテレビの仕事には慣れてきたけど、一人ぼっちの外食は未だに……イヤだなあ。作家の父・阿川弘之と賑やかな家族に囲まれて育ち、思いがけずニュースキャスターとなって活躍する毎日。仕事で出会った素敵な人・忘れがたい人や、なぜか数あるお見合い体験のエピソード、思い出すだけで冷汗じっとりの失敗談のあれこれ、アガワ流一人暮らしを楽しむ秘訣などを爽やかに語りかける、とびきり愉快なエッセイ集。読むともれなく、もりもり元気がついてきます。
  • 走る?

    走る?

    あなたは走っていますか? 人生には、走るシーンがつきものだ。 中田永一、東山彰良、柴崎友香など、十四人の多彩な作家が「走る」をテーマに競作した異色のラン小説アンソロジー。 【収録作品】 中田永一「パン、買ってこい」 柴崎友香「ベランダと道路」 王城夕紀「ホープ・ソング」 佐藤友哉「熊の野戦」 遠藤徹「桜の並木の満開の下」 前野健太「いびきが月に届くまで」 古川日出男「藤村加奈芽のランニング・ストーリー」 岩松了「走る男」 小林エリカ「飛田姉妹の話」 恒川光太郎「リスタート」 服部文祥「小さな帝国」 町田康「ずぶ濡れの邦彦」 桜井鈴茂「誰にだって言いぶんはある」 東山彰良「或る帰省」
  • 橋を渡る

    橋を渡る

    小説・文芸
    3.6
    1巻896円 (税込)
    吉田修一からの挑戦状。ノンストップ長篇! ビール会社課長、明良。都議会議員の妻、篤子。TV報道ディレクター、謙一郎。 それぞれの悩みや秘密を抱えながら、2014年の東京で暮らす3人が人生の中で下した小さな決断が驚愕のラストへとつながる―― 「週刊文春」連載時から話題沸騰。 吉田修一史上、最も熱い議論を呼んだ意欲作を文庫化。
  • ハジの多い人生

    ハジの多い人生

    小説・文芸
    3.7
    1巻800円 (税込)
    1990年代、痴漢だらけの満員電車で都内の女子校へ通学する思春期を過ごしつつ、 メガネ男子に萌え、16歳で献血を初体験。大足コンプレックスにレーシック、 恋愛、化粧、髪形、三十路で開眼したタカラヅカに、音楽やインターネットに至るまで――。 「変わってる」「非モテのオタク、腐女子」と言われようと、 世界のハジッコでつぶやき続ける著者会心のデビュー作。 宇垣美里さん(フリーアナウンサー)も絶賛! 『ハジの多い人生』というタイトルは「恥」ではなく「端」、中心に対する周縁を指している。 私はいつも世界の隅、真ん中じゃなくハジッコ部分を生きており、無駄を嫌う人が 削ぎ落としてしまうような、雑多な余白にこそアイデンティティを置いている。 「文庫版のためのまえがき」より ※この電子書籍は2014年5月に新書館より刊行された単行本を、文春文庫より文庫化したものを底本としています。
  • はじめは駄馬のごとく ナンバー2の人間学

    はじめは駄馬のごとく ナンバー2の人間学

    小説・文芸
    4.3
    1巻770円 (税込)
    歴史エッセイの名手が紡ぐ「わが愛する男たちの肖像」 SNSで話題。累計15万部の伝説の名著が、緊急復刊! 『炎環』『雲と風と』『北条政子』『つわものの賦』……多くの歴史小説を著した著者が、歴史上はほとんど無名・英雄の陰に隠れながらも実力を持ったしたたかな仕事師、〈ナンバー2の男〉の生き方を描きます。 『鎌倉殿の13人』ですっかり有名になった北条義時は、永遠のナンバー2.根っからの権力・政治好きにもかかわらず、あえて表には立たず、したたかに、ナンバー2の生涯を全うした。 源義経。同じくナンバー2でありながら、組織のなかの自分の位置づけが出来ず。華やかなスタンドプレーを繰り広げ、ナンバー1が霞むなど数々の致命的失敗をおかした。 徳川秀忠。家康と三代家光の陰にかくれた秀忠こそが、徳川家の最大の功労者。大名の転封、改易、人員の配置転換など重要な施策を行い、幕府の基礎を固めた。メシよりイロより政治が好き。 他、平家政権の仕掛人「平時忠」、途中入社ゆえに栄光と挫折を味わった「明智光秀」、など。 巻末の城山三郎氏との対談には、2024年大河ドラマ『光る君へ』で注目の関白・藤原道長も登場。「この世をば」と詠った彼はナンバー1志向と思いきや、意外にも……。 歴史好きはもちろんのこと、今を生きるビジネスパーソンも必読! 「組織論」本としても読める名エッセイです。
  • 裸

    小説・文芸
    3.4
    1巻550円 (税込)
    「こうしてねぇ、あんたんチのおとうさんもねぇ、揉んだことあるとよぉ」と、自分の胸を揉みほぐしつつ語る伯母。その娘で肘の骨が飛び出るほど痩せているビョーキの従姉と同じバーで働く、あたし19歳……。博多の中心地、「ドブ川」こと那珂川ぞいでもたれあうように暮らす3世代の女たちを描いた表題作。お茶の販売店で生計をたてつつ、泰然と暮らす女性を描いた「スッポン」、他「ゆううつな苺」収録。芥川賞作家のデビュー作。
  • はだか嫁

    はだか嫁

    小説・文芸
    4.3
    1巻691円 (税込)
    美貌と気立てを見込まれ、江戸で指折りのリサイクルショップ・献残屋に嫁いで十二年。夫が外で生ませた子を育てながらも懸命に店を守るおしのは、ある日、またも夫の裏切りを知り、店を出る決意をするのだが…。時の将軍の寵姫「お琴の方」との交流、女主人としての迷いと決断。それらを経験し成長していく女性を鮮やかに描く時代小説。
  • 八月の舟

    八月の舟

    小説・文芸
    3.4
    1巻559円 (税込)
    「思い出した?」「なにを」「昨夜わたしにキスしたこと」ぼくは十七歳、北関東の街で、やたら生活力のあるお袋と暮らしている。けだるい夏休みのある日、つかみどころのない美少女・晶子に出会った。親友の田中くんと仲がいいのは気になるが、ぼくは晶子に惹かれてゆく。無茶なドライブをしたり、ビールをあおったり、大人の世界を覗き見したり…そんなゆるやかな日が、ずっと続くような気がしていたんだけど…。小さな街のリアルな青春を描き出した、傑作小説。
  • 八月の路上に捨てる

    八月の路上に捨てる

    小説・文芸
    3.4
    1巻519円 (税込)
    30歳の誕生日に、妻と離婚する予定の敦。暑いさなか、自動販売機に飲料缶を補充する仕事に回る車内で、同僚のシングルマザー・水城さんに、敦は結婚生活の顛末を尋ねられるまま語りはじめる…。ほんの僅かずつ掛け違っていく夫婦を描いた、第135回芥川賞受賞の表題作。ほか、働く男女の暮らしを淡々と描き出す「貝からみる風景」、妊娠中の娘が実家に戻ってきたのを機に煙草との離脱を決意した男の進行形禁煙小説「安定期つれづれ」を収録。
  • 蜂蜜秘密

    蜂蜜秘密

    小説・文芸
    3.9
    1巻712円 (税込)
    永遠の少年と花守る少女が秘密の扉を開く 〈奇跡の蜂蜜〉を作るポロウ村に転校してきたレオ。蜂蜜の秘密に関わる旧家の娘サリーは、それから次々と不思議な出来事に出会う。
  • 発想力

    発想力

    小説・文芸
    3.0
    1巻540円 (税込)
    なんだろう、このパワー……この忙しいのに、齋藤先生は楽しそう。「いやあ、またしても思いついてしまった」の毎日なのだ。井上陽水のトークを聞いてはそのコメント力に脱帽し、就職難に「おみそシステム」導入を訴える。「どんなブランドものを着ても、量販店ものに見せてしまう」その実力。効果がなくて身体にわるい、先生考案「人間電気ポットダイエット法」に、効果があっておすすめの「足指ガチョーン」。読めばつられて、あなたの脳がぐんぐん活性化するコラム。
  • 発達障害者が旅をすると世界はどう見えるのか イスタンブールで青に溺れる

    発達障害者が旅をすると世界はどう見えるのか イスタンブールで青に溺れる

    小説・文芸
    3.5
    1巻950円 (税込)
    稀代の文学研究者がゆくワンダーランド! 単なる旅行記ではありません。 この豊潤すぎる言葉とイメージの 洪水に打たれて震えろ! ――ブレイディみかこ(作家) 横道さんの知性と“間違う力”に 度肝を抜かれた! ――高野秀行(ノンフィクション作家) 各誌書評で大絶賛された異色の「当事者紀行」がついに文庫化。 とにかく凸凹(でこぼこ)な文学研究者がゆく圧巻のワンダーランド! ・ウィーンの夜道を“反復”徘徊し、月面世界と接続する ・グラナダの“フロー体験”とヴァージニア・ウルフの『波』 ・美しきソニアと村上春樹をめぐるマインドワンダリング ・カサブランカ――“砂塵の水中世界”とムーミン谷…etc. 奇跡の“ハイパートラベル当事者研究”がここに。 単行本 2022年4月 文藝春秋刊『イスタンブールで青に溺れる 発達障害者の世界周航記』 文庫版 2025年3月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 八丁堀「鬼彦組」激闘篇 狼虎の剣

    八丁堀「鬼彦組」激闘篇

    小説・文芸
    4.0
    1~12巻713~800円 (税込)
    北町奉行所の吟味方与力である彦坂新十郎が、同心倉田佐之助の妹きくを娶って二年が過ぎ、「鬼彦組」にも新しい仲間が加わった。平穏な日々を送っていた新十郎が、いつものように奉行所に出仕しようとしていたところ、殺しの一報が入った。大川端の新大橋の近くで、若侍が腕を切り落とされて殺害されたというのだ。実は最近、二組の男たちが同様の手口で殺されていた。同じ下手人の仕業なのか、「鬼彦組」に解決の沙汰が下った!
  • 八丁堀吟味帳 鬼彦組

    八丁堀吟味帳 鬼彦組

    小説・文芸
    3.0
    1~11巻621~723円 (税込)
    「鬼彦組」。それは北町奉行所吟味方の鬼与力、彦坂新十郎の許に集まった、有能で個性豊かな同心衆のことである。普段は一人で行動する、定廻り同心、臨時廻り同心が、大きな事件が起きると彦坂の下に集結し、解決にあたるのだ。北町奉行所同心の横川とその手下が惨殺体で発見された。二人が調べていたのは、三ヶ月前大川でおきた不審な入水心中。その謎を探るべく、鬼彦組が動き出した。書き下ろし文庫シリーズ第一弾!
  • 800日間銀座一周

    800日間銀座一周

    小説・文芸
    3.3
    1巻700円 (税込)
    一冊の本を売る森岡書店の代表が銀座を歩く あんぱんを買い、一杯の酒を飲み、一着のスーツを作る。「一冊の本を売る」コンセプトで人気の森岡書店代表が、銀座の街を現在から過去、そして未来へと旅をする。明治の大火や関東大震災に戦災、そしてコロナ。幾度の危機を経てきた街とそこに関わる人々の魅力を、味のあるイラストと伊藤昊の写真とともに描きだすエッセイ。 和光の鐘/銀座の柳とアンリ・シャルパンティエ/ライバルとビヤホールライオン銀座7丁目店/鳩居堂の偶然/はち巻岡田の味/森茉莉と贅沢貧乏と銀座/銀座の紫陽花/考現学と童画の1925年/1600年頃の銀座/ソニーパークと東京大自然説/ドーバー ストリート マーケット ギンザとマロンパイ(贅沢貧乏として)/木村屋のあんぱん……など40篇を収録
  • 初しぐれ

    初しぐれ

    小説・文芸
    5.0
    1巻763円 (税込)
    書籍未収録の六篇を収めたファン必読の一冊 夫に先立たれた女の胸に去来する、若き日に泣く泣く別れた男の面影(表題作)。凶作続きで餓死者も出ている甲州の村。百姓代の決断は(「犬目の兵助」)。異国船の来襲に、愛するものを残し長崎警護へと向かう下級武士の悲話(「捨足軽」)。晩年の五篇と幻の直木賞受賞第一作。解説・鈴木文彦
  • 発明マニア

    発明マニア

    小説・文芸
    4.0
    1巻916円 (税込)
    通訳界の「エ勝手リーナ」として君臨した(?)米原さんが、亡くなる直前まで週刊誌に連載していたのがこのエッセイです。妹のユリさんによると、米原さんは小さい頃からの発明好き、工夫好き。この連載のコンセプトを「せこい発明でこの世の大問題を解決するっていうしかけ」とおっしゃっていたそうです。「国家機密の隠し方」「情緒安定なでなで装置」「無敵の性欲増進法」「日本人男性の誇りと自信向上計画」などなど、ユーモアあふれる119のアイデアを満載した、米原テイストが横溢する“発明ブック”です。
  • 波止場浪漫 上

    波止場浪漫

    小説・文芸
    -
    1~2巻815円 (税込)
    清水次郎長の娘が胸に秘める、運命の恋。 次郎長の末裔である著者が描く渾身の大河ロマン! 稀代の侠客として名を馳せた清水の次郎長。 ご一新の後は旧幕臣と官軍が入り乱れる殺伐とした清水港で地元の名士となり、波止場をつくる時も先頭に立った。 次郎長の養女となった「けん」は、幼い頃に出逢った白皙明眸の西洋医の面影が忘れられず、やがて二人の関係は深まっていくが……。 近代化に突き進む明治から大正の世に清水港で船宿を営み、「波止場のおけんちゃん」と呼ばれて人々から愛された次郎長の養女を主人公に、市井に生きる人たちの愛と別れを描く大河ロマン。
  • 花影の花 大石内蔵助の妻

    花影の花 大石内蔵助の妻

    小説・文芸
    3.5
    1巻800円 (税込)
    赤穂浪士・大石内蔵助の妻、りく。 忠臣として語り続けられる大石内蔵助ではなく、その妻にスポットライトを当てた、影の「忠臣蔵」。 討ち入り後、りくは遺児となった大三郎とともに生きるが、その生涯は哀しいものだった。赤穂に嫁ぎ、夫を支え、そして夫亡き後は忠臣たちの遺族のもとをまわるなど、最期まで武士の妻であった。そんなりくの人生を平岩弓枝が鮮やかに描き出した傑作長編。涙なくしては読めません。 第25回吉川英治文学賞受賞作。 ※この電子書籍は1990年に新潮社より刊行され、文藝春秋より2020年12月に刊行した文庫版を底本としています。
  • 花晒し

    花晒し

    小説・文芸
    4.0
    1巻682円 (税込)
    元芸者の右京は、亡き夫の後を継いで広小路を仕切る元締となった。ある日、美人で評判の娘が行方知れずになり、数日後に家に戻っても引きこもってしまう、という出来事が続いていることを知り、調べを始めたが……(「花晒し」)。急逝した著者の最後の連作短編のほか、新人賞を受賞した幻のデビュー作を特別収録。
  • 噺歌集

    噺歌集

    小説・文芸
    4.0
    1~5巻499円 (税込)
    3時間のコンサートのうち2時間はしゃべる、という しゃべりストさだまさしのステージをまるごと再現する活字ライブ。 シリーズ第一集は1980年前後のおしゃべりの中から選んだ 傑作面白ばなしをまとめて90本!  とにかく笑っちゃうアドリブに痛烈な楽屋落ち。 さらに自身の幼少期の話から、アリス、松山千春といった音楽仲間の話題まで。 さだまさしの歌を聴きながら読めば最高です。
  • 話のたね

    話のたね

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    7年間に23人女房を替えた男がいた。検非違使の長官の邸に仕えながら盗賊の頭目になっていた女がいた。皇后の嫉妬がこわいばかりに勅命を取り消した天皇がいた。覚悟の入水自殺を遂げたはずなのに何故あのとき止めてくれなかったのかと化けて出た偉い僧侶がいた──悩みのタネも、うろたえ方も、現代人とへだたるところなく、しかし彼らの対処ははるかにユニークで、風流である。古典から面白い話、ためになる話、いい話を集め、ていねいで軽快な筆致で解説をつけたアンソロジー。
  • はなちゃんのみそ汁

    はなちゃんのみそ汁

    小学3年生のはなちゃんは毎朝みそ汁をつくる。5歳の誕生日からの日課だ。「食べることは生きること。1人でも生きられる力を身につけて」。33歳で亡くなった母・千恵さんと約束したから──。20代で乳がん、結婚・出産をへて肺がんに転移という過酷な運命のなか、千恵さんがあかるい博多弁で綴った人気ブログと、夫の手記で綴る感動作。
  • 花鳥

    花鳥

    小説・文芸
    4.0
    1巻784円 (税込)
    7代将軍の生母、月光院の生涯を描く長編。 5代将軍・綱吉が発した「生類憐れみの令」への恐怖で傷ついた小鳥を助けられず途方に暮れていた浅草の住職の娘・輝を救った若者は、後の6代将軍家宣だった。思いがけぬ成り行きが続いての大奥入り、7代将軍の生母・月光院となった輝。未曾有の大事件「絵島生島事件」に遭遇して、腹心の絵島を失うまでの激動の生涯を、丁寧な女性の心理描写で人気の藤原緋沙子が描く。 清らかに必死に生きた聡明な女性・月光院への共感と哀切が湧き上がる傑作長編。
  • 花贄さまの初恋

    花贄さまの初恋

    小説・文芸
    4.0
    1巻800円 (税込)
    シリーズ累計33万部突破!「龍に恋う」著者のやさしさ満載の最新作。 皇都から離れた、緑豊かな花森村。 草花を自由に咲かせる能力をもつ霜子は、その異能ゆえに身内に蔑まれ、ついには陸軍中尉・晴晃との婚約を強いられてしまう。しかし予想に反して、晴晃は快活な青年だった! 二人が徐々に距離を縮める中、不穏な“惑い花”の呪いが村を蝕み始め――。 瑞々しく美しい和風恋愛ファンタジーの開幕! ■ 登場人物紹介 鹿屋野霜子(かやの・そうこ) 16歳のときに、神から見出されて異能を開花した。現在は「花贄」として村で孤独に暮らす。 丹羽晴晃(にわ・はるあき) 陸軍中尉。見た目に反して快活で素直。霜子の婚約者としてやってきたが、その目的は……?
  • 花の鎖

    花の鎖

    小説・文芸
    4.3
    1巻730円 (税込)
    驚きのラストが胸を打つ、感動のミステリー。 両親を亡くし、愛する祖母もガンで入院中、さらに講師として働いていた英会話スクールが破綻し金銭的に困っている梨花。 建設会社で働いていたが、伯父夫婦のすすめで営業職の和弥と結婚した美雪。 公民館で水彩画教室の講師をしつつ、和菓子屋でバイトをしている紗月。 そして、3人の女性の人生に影を落とす謎の男・K――。 大ベストセラー「告白」でのデビューから進化し続ける作家・湊かなえが放つ、感動のミステリー。 中谷美紀、戸田恵梨香、松下奈緒でドラマ化もされ、話題を呼んだ傑作。 ※この電子書籍は2011年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 花のさかりは地下道で

    花のさかりは地下道で

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    戦後の混乱期、上野駅の地下道に行き場もなく住みついた人たちの中に、当時グレてばくちの世界で生きていた「私」も、時折加わった。そこで一人の娼婦と出会った。数年後に再会した彼女との淡くそして深いつきあいを描いた表題作をはじめ、「私」の胸のうちに熱い思い出を残して通りすぎていったさまざまな男と女たち──人との出会いのふしぎさをみごとに描く短篇集。「赤い灯」「星の流れに」「夜明け桜」「幻について」など十二作を収録した。
  • 花のながれ

    花のながれ

    小説・文芸
    3.0
    1巻600円 (税込)
    昭和40年の暮れ、上野、池之端にある江戸から続く老舗糸屋の当主・清兵衛が亡くなった。あとに残されたのは美しき三姉妹――長女として老舗を守るしっかり者の藤代、のんびり屋の次女喜久子、そして若くて活発な末っ子の桃子。下町人情の機微に揺れながら、3人の娘がたどる三者三様の愛と人生の哀歓を描く表題作ほか、2編。
  • 花の百名山

    花の百名山

    小説・文芸
    3.0
    1巻896円 (税込)
    春の御前山で思いがけず出会った、薄紅に咲きさかるカタクリの大群落。 あまりの小ささに草地に身を伏せて、ようやく所在を確かめた早池峰のチシマコザクラ。 レブンソウとの新しい出会いに、自分の命がその花に添って伸びひろがってゆくのを感じる―― 山と花をこよなく愛し、日本中の山々を踏破した著者が、その豊富な山行の中から、四季折々の山と花の結びつきを100選び、歴史や自身の思い出とともに綴った珠玉のエッセイ。第32回読売文学賞〈随筆・紀行賞〉受賞作。 1980年に刊行以来、多くの山好き・花好きの間で読み継がれてきたロングセラー。NHK衛星第2TVで放映された「NHK 花の百名山」、山と溪谷社刊行「花の百名山 登山ガイド」などを生み出すことになった、元祖である。 「あれらの山々にはどんな木が茂り、どんな水が流れ、どんな花々が咲いているのか」という思いで、生涯山に登り、花を愛しつづけた著者のひたむきさ、純粋さ、喜びが、文章の端々から伝わってくる名作が、活字を大きくして待望の復刊。 解説・平尾隆弘(初代担当者・神戸外国語大学客員教授)
  • 花ホテル

    花ホテル

    小説・文芸
    4.3
    1巻880円 (税込)
    平岩弓枝さんが円熟期に書いたミステリアス・ロマン。 舞台はフランスのコートダジュール。海をのぞむリゾートホテル「花ホテル」の経営に人生の再出発をかける美貌の女主人・朝日奈杏子と彼女を支える敏腕マネージャー佐々木三樹を主人公にした連作短編小説。 光あふれる南仏を舞台に、華麗で危険なドラマが繰り広げられます。 平岩さんの代表作である『御宿かわせみ』が好きな方なら、絶対にハマる一冊。1983年には山本陽子さん・名高達郎さんの主演でドラマ化されました。 ※この電子書籍は、1983年4月に新潮社より刊行された単行本を新潮文庫で文庫化した作品を二次文庫化した、文春文庫版を底本としています。
  • 花まんま

    花まんま

    小説・文芸
    3.8
    1巻800円 (税込)
    【第133回直木賞受賞作「花まんま」映画化決定!】 まだ幼い妹がある日突然、母のお腹にいた時のことを話し始める。それ以降、保育園をぬけだし、電車でどこかへ行こうとしたり、習ったことの無い漢字を書いたり。そして、自分は誰かの生まれ変わりだと言い出した…(表題作「花まんま」)。 INFORMATION 映画『花まんま』 2025年春 全国公開 出演:鈴木亮平 有村架純 監督:前田 哲 配給:東映 公式HP:https://hanamanma.com ~映画化によせて~原作者の言葉 私が書いた『花まんま』は八十枚ほどの短編で、もともとは子供である俊樹とフミ子の物語でした。今回の映画化の際には、原作をそのままに生かしつつストーリーを膨らませ、見事に世界を広げていただきました。私の手が届かなかったところにまで気持ちが届いていて、原作者冥利に尽きるというものです。さらに存在感のある出演者の方々には期待が高まるばかりで、まさに私一人では見ることができなかった『花まんま』です。 ------------------ 昭和30~40年代の大阪の下町を舞台に、当時子どもだった主人公たちの思い出が語られる。ちょっと怖くて不思議なことや、様々な喜びやほろ苦さを含む物語に、深い感動と懐かしさがせまる傑作短篇集。 第133回直木賞受賞作。
  • 花森安治の編集室 「暮しの手帖」ですごした日々

    花森安治の編集室 「暮しの手帖」ですごした日々

    小説・文芸
    5.0
    1巻702円 (税込)
    「文章は話すように書け」「ひとの身になって考えろ」「編集者は、芸人でなくてはならない」「編集者にとって、字はいのちだ」「眼は高く、手は低く」 ――伝説の編集者・花森安治はきわめつきの頑固でワンマン、そして自由でしなやかな精神をもつ、天才肌の職人だった。 「暮しの手帖」編集部で花森安治、創業者の大橋鎭子と6年間を過ごし、雑誌作りを一から叩き込まれ、だれよりも怒られた元編集部員がつづる回想。 NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」が、より楽しめる一冊!
  • 華やかな兵器

    華やかな兵器

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    時空を超えて歴史上の事件をテレビ中継する「とりなおし(リテイク)」。非友好的な地球外生命体が地球に送り込んだ秘密兵器を探る表題作「華やかな兵器」。ほかに「交叉点」「反魂鏡」「歩み去る」「曇り空の下で」「山姥譚」、ウォーキング・シンクタンクといわれる著者の、知識とメッセージをつめこんだ無茶苦茶面白いSF短篇七つ。笑って、ほのぼのし、ホッとし、不思議ワールドにひきずり込まれ、ドキッとし、ロマンに胸躍り、戦慄し、涙する……。
  • 花や散るらん

    花や散るらん

    小説・文芸
    4.0
    1巻649円 (税込)
    京の郊外に居を構え静かに暮らしていた雨宮蔵人と咲弥だったが、将軍綱吉の生母桂昌院の叙任のため、上京してきた吉良上野介と関わり、幕府と朝廷の暗闘に巻き込まれてしまう。そして2人は良き相棒である片腕の僧、清厳とともに江戸におもむき、赤穂・浅野家の吉良邸討ち入りを目の当たりにする事となるのだが。2人の運命は如何に……。『いのちなりけり』で歴史小説界に新たな地平を切り開いた作者が、名コンビを再び登場させた! 葉室麟の野心作。
  • 花酔ひ

    花酔ひ

    小説・文芸
    3.9
    1巻652円 (税込)
    『ダブル・ファンタジー』を超える、衝撃の官能世界! 恋ではない、愛ではなおさらない、もっと身勝手で、純粋な何か――。浅草の呉服屋の一人娘、結城麻子はアンティーク着物の仕入れで、京都の葬儀社の桐谷正隆と出会う。野心家の正隆がしだいに麻子との距離を縮めていく一方、ほの暗い過去を抱える正隆の妻・千桜は、人生ではじめて見つけた「奴隷」に悦びを見出していく……。かつてなく猥雑で美しい官能世界が交差する傑作長篇。
  • 離れ折紙

    離れ折紙

    小説・文芸
    3.9
    1巻682円 (税込)
    美術ミステリならこれを読め! 「騙すか、騙されるか」。関西の骨董業界を巡る丁々発止をテンポよく描き、人間の尽きることない欲望をあぶり出す傑作美術ミステリ。! ※本作品は 2015年12月24日まで販売しておりました単行本電子版『離れ折紙』の文庫電子版となります。 本編内容は単行本電子版と同じとなります。
  • 羽生結弦 王者のメソッド

    羽生結弦 王者のメソッド

    2014年ソチ冬季五輪で、日本の男子フィギュア史上初の金メダルに輝いた羽生結弦。 史上最年少の12歳で全日本ジュニアの表彰台に上がり、14歳で初出場した世界ジュニア選手権では、すでに「僕が日本で2人目の金メダリストになる」と宣言していた。 15歳で世界ジュニア優勝、17歳で世界選手権銅メダル、19歳で五輪と世界選手権、GPファイナルの3冠達成。20歳で史上初の300点超えを果たした。 「悔しすぎて、嬉しくなってきました」「僕はレジェンドになりたい。羽生結弦の名前を歴史に刻みたい」「これからは自分のなかで戦いを創り上げていかないといけない」「絶対王者になってやる」 その柔和で端正な容姿からは想像できない強い意志を持った「羽生脳」と、そこから導き出される「絶対王者のメソッド」が浮かび上がる。 本文カラー写真を再構成し、2016年以降、平昌五輪に向けて更なる進化を遂げていく過程を、「文庫版あとがき 王者のメソッド、最後は挑戦心に戻る」として追加した文庫版を電子化。
  • 母親やめてもいいですか 娘が発達障害と診断されて…
    完結

    母親やめてもいいですか 娘が発達障害と診断されて…

    少女・女性マンガ
    3.5
    全1巻693円 (税込)
    「この母親は許せない!」「すごく救われた。ありがとう!」賛否両論を巻き起こした超ド級の子育てコミックエッセイ!母娘の近況も新たに追加収録。 高機能自閉症やアスペルガー症候群の権威・杉山登志郎先生の解説付き。 不妊治療や流産を乗り越え、ようやく授かった娘は発達障害だった。療育に奔走するが、わが子と心が通い合わない事に思い悩み、いつしか将来を悲観するようになっていく。チャット、浮気、新興宗教……現実逃避を重ねる中、夫から離婚届を突き付けられてしまう。その時、私が選んだ道とは――。著者の絶望と再生の体験記!
  • 母なる色

    母なる色

    小説・文芸
    4.5
    1巻880円 (税込)
    101歳。人間国宝にして随筆の名手が紡ぐ、色彩と言葉の織物 【言葉と色彩の、極上の織りもの】 世界の見え方が変わる文章です。 染織に興味がある方はもちろん、自然とは、生きるとは、仕事とは何かについて考えている方にはぜひ読んでいただきたいです。 ――小説家・ほしおさなえさん推薦! 手仕事なくしては、一日も生きられない―― 人間国宝にして『一色一生』(大佛次郎賞受賞)などの著書で知られる 染織家・志村ふくみの名随筆が、単行本刊行から20年以上の時を経て、 待望の文庫化!! 文庫版では、志村ふくみが京都・嵯峨野の工房で機織りをしている貴重なショットから、桜の枝(植物染料)で糸を染めていく行程まで、数多の撮りおろしの写真を堂々追加! 可愛らしく綺麗な小裂(こぎれ)、植物染料で染まった美しい糸、オリジナル機織り機など、カラー4色の写真ページ、必見です。 平凡な主婦が31歳のときに染織の世界に飛び込み、 日夜を忘れて仕事に没頭する日々を送っていた。 糸を植物染料で染めていたある日、風と光の中で新しい色が誕生した瞬間に巡り合う。 失敗を繰り返しながらも道を切り拓き、紬織の第一人者、人間国宝に。 植物が与えてくれる自然の恩恵、“母なる色”について綴る名随筆。 解説・田中優子(法政大学名誉教授、同大学江戸東京研究センター特任教授) 単行本 1999年4月 求龍堂刊 文庫版 2025年11月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。 (文庫化にあたり加筆修正いたしました。文庫オリジナル版ビジュアルページを冒頭に追加しました。)
  • 羽生善治 闘う頭脳

    羽生善治 闘う頭脳

    1996年2月、史上初の七タイトル独占を達成。通算タイトル獲得90期(史上1位)。 1991年以降24年にわたり、少なくとも一冠以上を保持。通算対局数500超、通算勝率7割超の双方を満たす唯一の棋士 ――将棋棋士、羽生善治さんが打ち立ててきた記録の一端です。いまなお勝ち続けている彼の発する言葉には、将棋の枠には収まりきらない深い含蓄に満ちています。 【主な内容】 1. 巻頭ロングインタビュー「勝つための6つのプロセス」 2. 羽生善治の思考力 〈覚える〉と〈発想する〉のスイッチを切り替える 【対談】「頭の使い方」にはコツがある ×池谷裕二(脳研究者) 【講演録】「長考に好手なし」決断力を磨くために 3. 羽生善治の「勝負力」――七冠プレイバック1995-1996 4. 羽生善治の「発想力」 眠っていた力が目覚めるとき ×小川洋子 サムライ魂と勝負の心 ×為末大 人間の理を越えて ×朝吹真理子 5. 羽生善治の「人間力」 「垂直」な人間関係、「水平」な人間関係 ×山折哲雄 「将棋はゲーム」と言い切る革命児  大崎善生 6. 羽生善治の「持続力」 調子の上がらぬ朝にこそ、すべきことがある 高川武将 若い世代に勝ち続ける思考法 聞き手・後藤正治 特別対談「考える力」と「捉える力」  ×沢木耕太郎 特別対談 「七冠制覇は自分の力で成し遂げた気がしませんでした」 × 阿川佐和子 ※2015年3月配信のムック電子版に巻末の阿川佐和子氏の対談を加えた、文庫の電子版です。※
  • まぐさ桶の犬

    葉村晶シリーズ

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    ミステリ作家やミステリファンに熱い支持を受ける“葉村晶”が帰ってきた──! タフで不運すぎる女探偵・葉村晶。 吉祥寺のミステリ専門書店〈MURDER BEAR BOOKSHOP〉でアルバイトとして働きながら、〈白熊探偵社〉のただ一人の調査員として働いている。 「さよならの手口」(2014年4位)、「静かな炎天」(2016年2位)、「錆びた滑車」(2019年3位)、「不穏な眠り」(2021年10位)と「このミス」上位常連の人気シリーズ、5年ぶりの書き下ろし長編が文庫で登場です。 「鼻からポタポタと血を垂らしながら考えた。いったいどこのどいつだ、わたしを殺そうとしているのは……。 心当たりは、ありすぎるほどあった」(本文より) 葉村晶も五十代に突入し、老眼に悩まされるお年頃。 魁皇学園の元理事長でミステリのエッセイストとしても名を馳せた乾巌、通称カンゲン先生に、<秘密厳守>で「稲本和子」という女性の行方を捜してほしいと頼まれた晶。 彼女の一人娘は学園の理事だったが、本屋で万引きしたとして留置中に急死していた……。 高級別荘地の<介護と学園地区構想>など、さまざまな思惑が絡み合い、 やがて誰もが予想のしない結末へ! 前回の書き下ろし長編「静かな炎天」は「このミス」2位、「読書芸人」のカズレーザーさんや、のんさんも絶賛、2020年には、NHK総合で「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」として連続ドラマ化もされています。 クールでドライでシニカルで、唯一無二の強烈な魅力を放つ葉村晶が、緑の古い小型車“毒ガエル”を駆って真実に迫ります。
  • 速すぎるニュースをゆっくり解説します Fast News,Slow Journalism

    速すぎるニュースをゆっくり解説します Fast News,Slow Journalism

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻896円 (税込)
    誰もがスマホに追われている今だからこそ、「スロー」なジャーナリズムを! 慌ただしい日々のニュースの塵を払ってゆっくり解説しなければ、世界の変化の本質は見えません。トランプ登場、英EU離脱のきっかけは? 米朝首脳会談や北方領土問題など、どう状況が変わった? 数年間の情報をまとめて池上彰が解説します。半藤一利、エマニュエル・トッド、出口治明との対談も収録。 【目次より】 第1章 アメリカ激変──トランプイズムとは何か 第2章 EU崩壊──自国ファーストと女帝メルケルの挫折 第3章 ロシアの覇権──“皇帝”プーチンの新・帝国主義 第4章 中東の火種──大国サウジvsイランの時代に 第5章 中国の成長痛──習近平、“皇帝”への道 第6章 韓国・北朝鮮の新展開──「シン・冷戦」の結末は 第7章 沈む日本──安倍一強のひずみ
  • 祓い師 笹目とウツログサ

    祓い師笹目とウツログサ

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻770~800円 (税込)
    見えないけれど、どこにでもいる 植物の妖怪とも称されるウツログサ。 多くは無害だが人についたものは宿主の欲望を読んで成長することもある。 幼いころから傍にある穴。誰にも言えず自分だけが見えることに 怖さを感じて――(「アナホコリ」)。 ニュータウンのひかり台でウツログサを祓う男と、 それに囚われた人々の心のうちをあざやかに描く。 『活版印刷三日月堂』の著者によるリアルで不思議な物語。文庫オリジナル。
  • ハリウッド女優になったOL奮闘記

    ハリウッド女優になったOL奮闘記

    小説・文芸
    4.5
    1巻611円 (税込)
    やりたいこと、夢……簡単にみんな口にするけど、肝心の私の夢っていったい何? 率直な疑問をみずからに向けた彼女の答えは「アメリカで女優になるんだ」。壮大な憧れを成就するため、大企業のOLを辞め、驚く家族を説得し、恋人を日本に残し、単身ハリウッドに乗りこんだ著者。しかし、そこで待ち受けていたのは、言葉の壁、孤独、摂食障害。障壁に挑み、ときに苦しみながらも「俳優」の仕事を獲得し、実現させていくまでを克明につづった感動の手記。
  • 磔

    小説・文芸
    3.8
    1巻680円 (税込)
    慶長元年春、ボロをまとった二十数人が長崎で磔にされるため引き立てられていった。歴史に材を得て人間の生を見すえた力作。「三色旗」「コロリ」「動く牙」「洋船建造」収録。(曾根博義)
  • 播磨国妖綺譚 あきつ鬼の記

    播磨国妖綺譚

    美しく、時に切ない。播磨国で暮らす「陰陽師」の物語 律秀と呂秀は、薬草園をあずかりながら庶民と暮らす、心優しい法師陰陽師の兄弟。ある出来事をきっかけに、彼らは一匹の鬼と出会う。 ※この電子書籍は2021年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • ハルカ・エイティ

    ハルカ・エイティ

    小説・文芸
    4.1
    1巻997円 (税込)
    大正に生まれ、見合い結婚で大阪に嫁ぎ、戦火をくぐり抜け、戦後の自由な時代の波に乗り……。人生の荒波にもまれつつも、平凡な少女は決して後ろ向きになることなく、その魅力を開花させ、みんながハルカの天真爛漫なキャラクターに引き込まれていく。やっぱ、新時代の婦人は、これくらいさばけてなあかん! 実在の伯母をモデルに、著者が新境地に挑んだ原稿1000枚の力作。ヒメノ式「女の一生」、直木賞候補の傑作長編。
  • 春から夏、やがて冬

    春から夏、やがて冬

    小説・文芸
    3.8
    1巻569円 (税込)
    スーパーの保安責任者の男と万引き犯の女。偶然の出会いは神の思し召しか、悪魔の罠か? ミステリーの限界を超えた“現代の神話” スーパーの保安責任者・平田誠は、ある日、店で万引きを働いた末永ますみを捕まえた。いつもは情け容赦なく警察へ引き渡す平田だったが、免許証の生年月日を見て気が変わった。昭和60年生まれ。それは平田にとって特別な意味があった。平田はますみを見逃すことにした。これがきっかけで二人に交流が生まれ、やがて平田は己の身の上をますみに語り始める――。 偶然の出会いは神の思し召しか、悪魔の罠か? 二人を結ぶ運命の糸は、思いもよらない結末へと繋がっていた!トリックなし。しかし、ラストで世界が反転する! “絶望”と“救済”のミステリー。 解説・榎本正樹
  • 春告鳥 女占い十二か月

    春告鳥 女占い十二か月

    小説・文芸
    5.0
    1巻764円 (税込)
    江戸時代にも「占い」は流行し、女性たちはそのお告げに一喜一憂していた。実際に出版されていた占い本「女用知恵鑑宝織(おんなようちえかがみたからおり)」。女の吉凶を生まれ月ごとにズバリあてるこの本に想を得て、1月生まれから12月生まれまで、12人の女の喜びと悲哀が綴られる。月ごとの風物を織り込みながら、時代小説の名手が江戸の女の恋愛を生き生きと描き出す。切なくも愛らしい傑作時代短篇集。
  • 春の庭

    春の庭

    小説・文芸
    3.6
    1巻702円 (税込)
    第151回芥川賞受賞作。「春の庭」 書下ろし&単行本未収録短篇を加え 待望の文庫化! 東京・世田谷の取り壊し間近のアパートに住む太郎は、住人の女と知り合う。 彼女は隣に建つ「水色の家」に、異様な関心を示していた。 街に積み重なる時間の中で、彼らが見つけたものとは―― 第151回芥川賞に輝く表題作に、「糸」「見えない」「出かける準備」の三篇を加え、 作家の揺るぎない才能を示した小説集。 二階のベランダから女が頭を突き出し、なにかを見ている。(「春の庭」) 通りの向こうに住む女を、男が殺しに来た。(「糸」) アパート二階、右端の部屋の住人は、眠ることがなによりの楽しみだった。(「見えない」) 電車が鉄橋を渡るときの音が、背中から響いてきた。(「出かける準備」) 何かが始まる気配。見えなかったものが見えてくる。 解説・堀江敏幸
  • 春の夢

    春の夢

    小説・文芸
    4.0
    1巻691円 (税込)
    亡き父の借財を抱えた大学生、井領哲之。大阪にあるホテルでのアルバイトに勤(いそ)しむ彼の部屋には、釘で柱に打ちつけられても生きている蜥蜴(とかげ)の「キン」がいる──。可憐な恋人とともに、人生を真摯に生きようとする哲之の憂鬱や苦悩、そして情熱を1年の移ろいのなかにえがく、青春文学の輝かしい収穫。
  • 春はそこまで 風待ち小路の人々

    春はそこまで 風待ち小路の人々

    小説・文芸
    3.5
    1巻712円 (税込)
    江戸は芝神明宮にほど近い「風待ち小路」には、小さな店が肩を寄せ合うように集まっている。その中のひとつ、絵草紙屋・粂屋のあるじ笠兵衛は、いまひとつ覇気が見えない跡取り息子の瞬次郎に物足りなさを感じていた。ある日、半襟屋のおちせが店に引札(広告チラシ)を依頼に訪れ、瞬次郎と恋仲になっていくが……。子連れのおちせが抱える意外な秘密とは? 男と女、父と子、母と子──さまざまな人間模様を感情豊かに描く連作短篇集。時代小説の新たな担い手による傑作。
  • 春は昔 ──徳川宗家に生まれて

    春は昔 ──徳川宗家に生まれて

    小説・文芸
    4.3
    1巻817円 (税込)
    15代将軍・徳川慶喜の跡を継いだ家達を祖父に持ち、17代・家正の長女として生まれた著者による、自伝的エッセイ。若き日は、大使として世界各国に赴任した父に同行。音楽やスポーツが得意で、一躍社交界のスターに。会津松平家に嫁いだ後、家事と育児に追われ辛苦をなめるがくじけない。戦中は、御殿場で食べ物にも苦労する疎開生活。秩父宮、近衛文麿、栗林忠道などとの縁……。大正、昭和と激動の時代を生きた「お姫さま」中の「お姫さま」による心打つ回想記。
  • 春、バーニーズで

    春、バーニーズで

    小説・文芸
    3.6
    1巻540円 (税込)
    妻と幼い息子を連れた筒井は、むかし一緒に暮らしていた男と、新宿バーニーズのスーツ売り場でばったり再会する。懐かしいその人は、花柄の派手なシャツを着て、指には大きなエメラルドの指輪、相変わらずの女言葉で、まだ学生らしき若い男の服を選んでいた。当惑した若い男の姿は、まるで10年前の自分だ。日常のふとしたときに流れ出す、選ばなかったもうひとつの時間。デビュー作「最後の息子」のその後が語られる表題作にはじまる、磨きぬかれた連作短篇集。
  • はるまき日記 偏愛的育児エッセイ

    はるまき日記 偏愛的育児エッセイ

    小説・文芸
    4.1
    1巻652円 (税込)
    ドラマ化&アニメ化された『臨死!!江古田ちゃん』の瀧波ユカリはじめてのエッセイ集。2010年9月に生まれた娘、名付けて「はるまき」が、寝たきり乳児から走り回り乳幼児になるまでを描いた育児日記には、子育てものに欠かせない「かわいい!」や「共感しちゃう~!」は存在しない。その代わり、乳児を抱える新米夫婦の大いなる妄想や現実逃避、大人のホンネが満載! スリル満点のおむつ替え、新しい授乳法「おっパブ」の開発、乳児に向かって時には歌い踊り、時には淡々と説諭する夫。飲む出す吐くしゃぶる寝る泣くを繰り返すはるまきの、突然やってきた赤子の宇宙人感や赤ちゃん特有のむっちり感……。はるまきの成長とともにつづった爆笑の育児エンタメ・ノンフィクション! 書き下ろしの4コマ漫画も収録。
  • ハルモニア

    ハルモニア

    小説・文芸
    4.1
    1巻753円 (税込)
    脳に障害をもつ由希が奏でる超人的チェロの調べ。言葉を解せず、道徳を持たない女性にもたらされた才能は、中堅どころの音楽家によって恐るべき開花を遂げる。しかし、難曲をこなし、自在に名演奏を再現してみせるその旋律には、自己表現が決定的に欠けていた。彼女の音に魂を吹き込もうとするチェロ奏者・東野。<天上の音楽>にすべてを捧げる二人の前に次々と起こる超常現象と奇怪な事件。崇高な人間愛と世俗の欲望を圧倒的筆力で描く文芸ホラー長篇。
  • 春を背負って

    春を背負って

    小説・文芸
    4.2
    1巻641円 (税込)
    主人公の長嶺亨は大学院卒業後、サラリーマンをしていたが、父親の訃報をきっかけに奥秩父の山小屋を継ぐことになった。そんな亨をサポートしているのが「ゴロさん」。父親の大学の後輩で、ひょんなことからホームレス生活をしていたが、亨の父親と再会。父親の死後は亨を手伝い始めた。ある日、年配の刑事がゴロさんそっくりの指名手配のチラシを持って亨の家にやってきた。あまりにも謎に包まれたゴロさんの過去。亨の心にうまれた疑いの灯――。奥秩父の山小屋を舞台に、山を訪れる人々が抱える人生の傷と再生を描く、感動の山岳ヒューマン小説。監督・木村大作、主演・松山ケンイチで感動の映画化!
  • 繁栄の昭和

    繁栄の昭和

    小説・文芸
    3.5
    1巻743円 (税込)
    文壇のマエストロ、超斬新な短編集 迷宮殺人の現場にいた謎の小人、 人工臓器を体内に入れた科学探偵、 窃盗団に身をやつした貴公子、 ツツイヤスタカを思わせる俳優兼作家……。 メタフィクションとノスタルジー、奇想に満ちた妖しげな世界に、どこまでも誘われてください。 ツツイワールド大爆発! 【目次】 繁栄の昭和 大盗庶幾 科学探偵帆村 リア王 一族散らし語り 役割演技 メタノワール つばくろ会からまいりました 横領 絵の教室 知床岬 高清子とその時代
  • はんざい漫才

    はんざい漫才

    小説・文芸
    3.0
    1巻815円 (税込)
    女三十一歳、寄席ではじける! スキャンダルの傷をもつ漫才コンビが神楽坂倶楽部に出演することに。席亭代理・希美子にも人生の決断の時が。寄席ミステリ第三弾!
  • 「半沢直樹」で経済がわかる!

    「半沢直樹」で経済がわかる!

    ビジネス・実用
    3.6
    1巻529円 (税込)
    『経済の入門書であると同時に、「半沢直樹」シリーズの入門書である』(池井戸潤 序文より) ●半沢は取引先の訪問で何を見ているのか? ●粉飾決算の手口とそれを見抜く方法 ●最優秀店舗に選ばれるといくらもらえる? ●金融庁の「黒崎キャラ」は本当にいるの? ●M&Aから焦土的経営まで、企業買収の最前線とは? ●バブル期とは何だったのか? 「半沢直樹」シリーズに登場する台詞や事象を上げて、経済・金融用語を優しく解説した1冊。「100のキーワード」でお金をめぐる社会の仕組みが丸わかり! 「半沢直樹」ワールドを2度楽しめる本。 文庫書き下ろし作品。
  • 反知性主義者の肖像

    反知性主義者の肖像

    小説・文芸
    4.0
    1巻880円 (税込)
    〈本書は、単行本『コロナ後の世界』(2021年 文藝春秋刊)を文庫化にあたり改題したものです。〉 「生きている気」がしなくなる国で 陰謀論、他者への悪意、排外主義……社会の病毒をえぐり再生への道筋を示す処方箋。文庫化企画として森本あんりさんとの対談を掲載。 なぜ日本は”生きている気”がしない国になったのか。「自分は正義を執行している」と信じる人は時にとてつもなく残酷になれる。尖った言葉が蔓延する社会で「親切」であることの意味を問う言葉の処方箋。『コロナ後の世界』を改題し、文庫化特別企画として『反知性主義』『不寛容論』の著者、森本あんりさんとの対談を収録。 単行本 『コロナ後の世界』2021年12月 文藝春秋刊 文庫版 2025年12月 文春文庫刊 ※文庫化にあたり改題 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 藩邸差配役日日控

    藩邸差配役日日控

    小説・文芸
    4.3
    1巻790円 (税込)
    お務め一途な江戸の男が相対する五つの難題 江戸藩邸の“なんでも屋”、差配役のもとには日々厄介事が持ち込まれる。消えた若君に、不審な入札…。五つの難題に挑む痛快な物語。 単行本 2023年4月 文藝春秋刊 文庫版 2026年3月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 反日種族主義 日韓危機の根源

    反日種族主義

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻880円 (税込)
    激震が走った話題のベストセラー 憂国の研究者グループが、慰安婦問題、徴用工問題、竹島問題などを実証的研究に基づき検証。韓国に蔓延する「嘘の歴史」を指摘する。 目次 日本語版序文 はじめに プロローグ 嘘の国 ●第1部 種族主義の記憶 1 荒唐無稽『アリラン』 2 片手にピストルを、もう片方に測量器を 3 食糧を収奪したって? 4 日本の植民地支配の方式 5 「強制動員」の神話 6 果たして「強制労働」「奴隷労働」だったのか? 7 朝鮮人の賃金差別の虚構性 8 陸軍特別志願兵、彼らは誰なのか! 9 もともと請求するものなどなかった――請求権協定の真実 10 厚顔無恥で愚かな韓日会談決死反対 ●第2部 種族主義の象徴と幻想 11 白頭山神話の内幕 12 独島、反日種族主義の最高象徴 13 鉄杭神話の真実 14 旧総督府庁舎の解体――大韓民国の歴史を消す 15 親日清算という詐欺劇 16 ネバー・エンディング・ストーリー 「賠償!賠償!賠償!」 17 反日種族主義の神学 ●第3部 種族主義の牙城、慰安婦 18 我々の中の慰安婦 19 公娼制の成立と文化 20 日本軍慰安婦問題の真実 21 解放後の四十余年間、慰安婦問題は存在しなかった 22 韓日関係が破綻するまで エピローグ 反日種族主義の報い 解説 「反日種族主義」が問いかける憂国 久保田るり子(産経新聞編集委員) 文庫版付記 ※この電子書籍は2019年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 半分、青い。 上

    半分、青い。

    小説・文芸
    4.3
    1~2巻968~1,018円 (税込)
    心は、空を飛ぶ。 片耳を失聴したヒロイン、スズメの愛と勇気の物語――。 高度成長期の終わり、岐阜県の小さな食堂に生まれたスズメ。 小学生の時に病気で左耳を失聴してしまうが、我が子を愛してやまない両親と、 同じ日に同じ病院で生まれた幼馴染のリツに支えられ健やかに成長する。 高校を卒業したスズメは少女漫画家を目指し上京し、 人気漫画家・秋風羽織のもとで仲間と修業に打ち込むが……。 最注目の「連続テレビ小説」を小説でお楽しみ下さい
  • 伴侶の死

    伴侶の死

    あなたは自分にとって大切な人――たとえば夫や妻のことを、本当に知っていると言えますか? 著者は、38年間連れ添った夫を、癌告知からわずか12日で失います。突然の別れに混乱する中、著者の中で芽生えたのは、「夫はどんな人だったのか?」という、自責を含んだ問いでした。そうして、夫の真の姿を知るために旧知の人たちを訪ね歩き、「夫探し」の旅を始めた著者が見出した答えとは……。夫婦の在り方を問い、ベストセラーとなった名著、四半世紀の時を超えて待望の復刊です
  • バイアウト 企業買収

    バイアウト 企業買収

    小説・文芸
    3.4
    1巻712円 (税込)
    金儲けを第一主義に、敵対的TOBなどで世間の注目を集める相馬ファンド。相馬との念願の取引にこぎつけた外資系証券会社の広田美潮だったが、買付を依頼された銘柄は、皮肉にも幼い頃自分を捨てた父の音楽会社だった。また相馬だけでなく他三社がTOBを仕掛けてくる異常事態発生。生き残りをかけた熾烈な戦いが始まった。金儲けは悪か? 企業の価値とは何か? 日本経済の希望を書き続ける著者渾身の長編小説。
  • 売国

    売国

    小説・文芸
    3.6
    1巻784円 (税込)
    検察、宇宙、陰謀――真山仁の真骨頂! 日本が誇る宇宙開発技術をアメリカに売り渡す「売国奴」は誰だ!? 検察官・冨永と若き研究者・八反田遙。陰謀渦巻く骨太社会小説。 テレビ東京系ドラマスペシャル 『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』(出演 玉木宏 仲代達矢ほか)原作。 気鋭の特捜検事、冨永真一。 宇宙開発の最前線に飛び込んだ若き女性研究者・八反田遙。 ある汚職事件と、親友の失踪が二人をつなぐ。 そして炙り出される、戦後政治の闇と巨悪の存在。 正義を貫こうとする者を襲う運命とは!? 雄渾な構想と圧倒的熱量で頁を捲る手が止まらない! 真山仁の超弩級謀略小説。 解説・関口苑生
  • 幕府軍艦「回天」始末

    幕府軍艦「回天」始末

    歴史に秘められた事実を掘り起こした傑作長篇。 明治二年三月二十五日の夜明け。 宮古湾に碇泊している新政府軍の艦隊を 旧幕府軍の軍艦「回天」が襲った――。 箱館に立てこもった榎本武揚、土方歳三らは、次第に追い詰められていく状況を打開しようと、新鋭艦・開陽丸なきあと二番手の軍艦だった「回天」を使い、大胆な奇襲に賭けたのだった。 奇襲には成功したが、外輪船で小回りが利かない「回天」は、新政府艦隊に包囲されて集中砲撃を浴びる――。 一切作者の主観的視点は入れ込まず、事実のみをたどり、「回天」の運命を追いながら、初めて海上から箱館戦争が描かれた。 後に書かれる『天狗争乱』につながる、隠れた名作。 薩摩藩領宝島において、外国の捕鯨船員と島の警備の日本人との間の、小規模ながら戦闘がおこなわれた様子を描く「牛」を併録。 解説・森 史朗
  • ちょっと徳右衛門 幕府役人事情

    幕府役人事情

    小説・文芸
    4.0
    1~6巻662~784円 (税込)
    八十石取りの与力・浜野徳右衛門32歳。日々のお役目は無難にこなし、偉くなるより家庭円満の暮らしを愛していたが、ある日、息子の慎之介が上役の息子にイジメられていることを知り……出世を望む妻、上司や同僚の視線、人情が呼ぶ意外な事件。右往左往の徳右衛門、ささやかな幸せを守れるか!? 剣の腕は確かで上司の信頼も厚い、マイホーム侍、見参。新感覚時代シリーズ初登場!
  • 幕末

    幕末

    小説・文芸
    3.8
    1巻880円 (税込)
    「歴史はときに、血を欲した。このましくないが、暗殺者も、その兇手に斃れた死骸も、ともにわれわれの歴史的遺産である。そういう眼で、幕末におこった暗殺事件を見なおしてみた」(「あとがき」より)。春の雪を血で染めた大老・井伊直弼襲撃から始まった幕末狂瀾の時代を、清河八郎、吉田東洋など十二の暗殺事件で描く連作小説。
  • 幕末新選組 新装版

    幕末新選組 新装版

    小説・文芸
    4.1
    1巻743円 (税込)
    なあに、明治維新なんてえものはね、つまり薩長たち雄藩と徳川との争いさ。いまのような文明開化の世が来たのも、そいつは時勢というやつでね。つまりは日本国民がえらいのだよ──いたずら好きの腕白小僧が、父の意に反しひたすら剣術の稽古にあけ暮れて十年。折しも幕末の動乱期、永倉新八は剣道の快感に没入した青春の血汐をそのまま新選組に投じた。女には弱いが、剣をとっては近藤勇以上と噂された新八の、維新後におよぶ生涯を、さわやかに描ききった長篇。
  • 幕末風塵録

    幕末風塵録

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    浦賀にペリー艦隊が突如、現れたのは、嘉永六年六月のこと。この黒船ショックが、その後どういう変容を遂げて明治維新や現代に受け継がれて行ったか──。「戊辰戦争の敗者の慰霊鎮魂なしには、明治以後の歴史は語り得ない」とする著者が、動乱の幕末の深層を抉り、将軍から遊女まで、人々の息遣いに触れさせてくれる随想集。《目次の一部》榎本武揚と樺太、吉田松蔭とテレパシー、大奥は砂糖天国、家茂びいき、将軍の気くばり、トコトンヤレ節由来、写真術事始、ナポレオンと留学生ほか。
  • ばくりや

    ばくりや

    小説・文芸
    3.6
    1巻611円 (税込)
    あなたの「能力」を、あなたにはない誰かの「能力」と交換いたします――。北の街の路地裏に「ばくりや」という店がひっそりあった。女に異常に好かれる三波は、その力を交換すべく店を訪ねたが……。その他、就職先が必ず潰れる、ささいなことでも泣けるなど、能力を交換した人々の悲喜劇を描く異色の連作短篇集!
  • 伴天連の呪い

    伴天連の呪い

    小説・文芸
    3.0
    1巻641円 (税込)
    大好評「彦輔」シリーズ第2弾! ちゃっかり御家人三男坊・鹿角(かづの)彦輔が芝の寺へ遊山に出かけたところ、隣の寺の裏手で額に十字の焼き印を押された死体が発見された。そこはかつて、切支丹の伴天連(ばてれん)が何十人も火あぶりにされた寺だという。彦輔は意外な犯人に行き当たるが――個性豊かな面々が江戸の町で大活躍する傑作時代小説集!
  • バナナの丸かじり

    バナナの丸かじり

    小説・文芸
    4.0
    1巻730円 (税込)
    バナナの皮を踏むと本当に滑って転ぶのか? 嫌いは嫌い、好きは好き。鰻重っておいしいんだよねー! と叫びたくなる抱腹絶倒の東海林ワールド、「丸かじり」シリーズ第41弾!
  • ばにらさま

    ばにらさま

    小説・文芸
    4.0
    1巻700円 (税込)
    二度読み必至! 伝説の直木賞受賞作『プラナリア』に匹敵する、 光と闇が反転する傑作短編集。 1,「ばにらさま」  僕の初めての恋人は、バニラアイスみたいに白くて冷たい……。 2,「わたしは大丈夫」 夫と娘とともに爪に火をともすような倹約生活を送る私。 3,「菓子苑」 気分の浮き沈みの激しい女友だちに翻弄されるも、放って置けない。 4,「バヨリン心中」 余命短い祖母が語る、ポーランド人の青年をめぐる若き日の恋。 5,「20×20」  主婦から作家となった私は、仕事場のマンションの隣人たちと……。 6,「子供おばさん」 中学の同級生の葬儀で、遺族から形見として託されたのは。 以上6編を収録。 日常の風景の中で、光と闇を鮮やかに感じさせる凄み。 読み進むうちにぞっと背筋が冷えるような仕掛け。 「えっ」と思わず声が出るほど巧みな構成。 引きずり込まれる魅力満載の山本文緒文学! 2021年10月に惜しくも逝去した著者最後の小説集。 解説=三宅香帆 ※この電子書籍は2021年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • ババア・ウォーズ 新たなる美貌

    ババア・ウォーズ

    小説・文芸
    3.6
    1~3巻580~600円 (税込)
    マッド高梨の手腕で、見事に若さを手に入れた女王様は27歳のウリセンに恋をした――。新しい恋愛は新しい地獄への道しるべなのか!? うさぎさんの週刊文春連載エッセイ「さすらいの女王」をまとめた一冊。巻末に福岡伸一教授との特別対談「うさぎという生き物」を収録!
  • バブル・バブル・バブル

    バブル・バブル・バブル

    小説・文芸
    3.3
    1巻815円 (税込)
    パルコ系クリエーターとして、バブルをど真ん中で経験したヒキタクニオが 自らの仕事と恋愛、青春の日々を回想するドキュメンタリーノベル。 1967年、故郷の福岡を出て東京へ。大学在学中にイラストレーターとしてデビューし、 やがて大規模なグラフィック展覧会「80 sグラフィックパワー展」の顔ぶれに20代で抜擢され、 パルコ系クリエイターの仲間入りを果たす。 それがきっかけで、汐留の国鉄跡地に造られることになった 大型ライブハウス&ディスコ「サイカー PSYCHER」の内外装を任され、 さらにゲームファンタジア渋谷の外壁や店内アートを担当する。 時はバブル全盛時代。数々の変人たちと出会いながら、 充実した仕事の毎日を送る一方で、同郷の恋人と別れてモデルと結婚。 絶頂の日々を過ごしつつも、確実に時代の変化を感じていた――。 解説 日比野克彦 バブル当時、著者が出会った人々 空間プロデューサー、コンセプチャー、デザイナー、 女性のアート系プロデューサー、新進気鋭の映画監督、 広告代理店の営業マン、超能力者、老舗ホストクラブの男、 ヤクザの3人組、銀座で豪遊するキング・オブ・バブル社長、 アニメ「ちびまる子ちゃん」を平成のサザエさんに仕立てた男……
  • バベル

    バベル

    小説・文芸
    3.5
    1巻968円 (税込)
    新型ウイルスの出現によって、日本中がパニックに―― ある日突然、同棲している恋人が高熱で意識不明の重体となり、 救急車で搬送される。彼に付き添い続けた悠希にも、魔の手がしのびより……。 感染爆発が始まった原因不明の新型ウイルス「バベル」に、人間が立ち向かう術はあるのか? 日本政府はある対策を講じる決断をする。 近未来の日本を襲った緊迫のバイオクライシス・ノベル! 毎年インフルエンザの季節が到来するとマスクの人が増え、自分の周囲にインフル患者が出た途端に緊張感が高まりますが、この小説は、インフルどころではない最強のウィルスが日本国内に発生してしまうという、「もしかして、ひょっとしたらありえるんじゃないか」という危機感さえ感じさせる緊迫した内容となっています。 極小サイズだけど、人間を恐怖のどん底に陥れる「ウィルス」によって、日本は恐ろしい事態に陥ります。追い詰められた人々は、どのような手を打つのでしょうか? 読み始めたら、最後まで止まることができません。
  • 番犬は庭を守る

    番犬は庭を守る

    小説・文芸
    3.9
    1巻800円 (税込)
    とてつもなく過激で痛快、そして悲惨――とにかく無類に面白い。 ページをめくる手が止まらない傑作長篇! 原子力発電所が爆発し、臨界事故が続発するようになった世界。そこでは、放射能汚染による精子の減少と劣悪化が深刻な問題となっていた。 優良精子保有者である「種馬」の精子は民間の精子バンクが高額で買い上げ、その一家には一生遊んで暮らせる大金が転がり込んでくる。 一方で、第二次性徴期を迎えても、生殖器が大きくならず、セックスのできない不幸な子どもたちは「小便小僧」と呼ばれていた。 「小便小僧」として生まれたウマソーは高校を卒業後、警備保障会社に就職をするが、 市長の娘に恋をした罰として、使用済みの核燃料や放射性廃棄物で溢れる、廃炉になった原発を警備することになる。 やがてウマソーの性器は徐々に失われ……。 超格差社会の最底辺を生きるウマソーは、次々と襲いかかる悪夢にどう立ち向かっていくのか。 岩井俊二が全身全霊を込めて書ききった、壮大で豊饒なエンタテインメント。 解説・金原瑞人 ※この電子書籍は2012年1月に幻冬舎より刊行され、文藝春秋より2020年1月に刊行した文庫版を底本としています。
  • 晩鐘 上

    晩鐘

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻652~702円 (税込)
    佐藤愛子九十歳・奇跡の話題作、待望の文庫化! 老作家・藤田杉のもとにある日届いた訃報――それは青春の日々を共に過ごし、十五年間は夫であった畑中辰彦のものだった。 「究極の悲劇は喜劇だよ」 辰彦はそういった。 それにしても、どうして普通じゃ滅多にないことばかり起るのか。 当時の文学仲間たちはもう誰もいない。 共に文学を志し、夫婦となり、離婚の後は背負わずともよい辰彦の借金を抱え、必死に働き生きた杉は、思う……。 あの歳月はいったい何だったのか? 私は辰彦にとってどういう存在だったのか? 杉は戦前・戦中・そして戦後のさまざまな出来事を回想しながら、辰彦は何者であったのかと繰り返し問い、「わからない」その人間像をあらためて模索する。 枯淡の境地で、杉が得た答えとは。 『戦いすんで日が暮れて』『血脈』の系譜に連なる、かつて夫であった男と過ぎし日々を透徹した筆で描く、佐藤愛子畢生の傑作長編小説。
  • バンド臨終図巻 ビートルズからSMAPまで

    バンド臨終図巻 ビートルズからSMAPまで

    ゴールデンボンバー 鬼龍院翔、絶賛! あなたが好きだったあのバンドはなぜ解散したのか? 金の分配、ドラッグ、メンバーの死、お馴染みの音楽性の不一致。ときにはマネージャーが暴走し、メンバーが殴り合い、美しい解散宣言もあれば、泥沼の裁判沙汰に至ることも。ビートルズからSMAPまで、古今東西のバンド200組の解散事情を網羅する、音楽ファン悶絶必至の大著。
  • バーニング・ワイヤー(上)

    バーニング・ワイヤー

    人質はニューヨーク! リンカーン・ライム・シリーズ 電力を操作して殺人を繰り返す凶悪犯を追うリンカーン・ライム。だが天才犯罪者ウォッチメイカーの影が…人気シリーズ第9弾。
  • パパのおくりもの

    パパのおくりもの

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    作家でもある神経科のお医者さんが、フランス人の奥さんとの間に生れた三人の娘たち、ユキ・ミト・チカに贈る愛のプレゼント。幼な子たちのかわいい行状と、パパの昔の留学の思い出からヨーロッパ紀行と、数々の挿話の中に卓抜な文明批評が織り込まれている愛と機知とユーモアに溢れた楽しいエッセイ集。家族が変容しつつある現代にあって、見失われている父親の愛とはなにかを問い直し、こどもとの心の交流の偉大さに気付かせてくれる言葉のかずかず。
  • パラサイト日本人論 ウイルスがつくった日本のこころ

    パラサイト日本人論

    小説・文芸
    4.2
    1巻478円 (税込)
    なぜ京都人は恐妻家で九州人は男尊女卑なのか。死後の世界を信じる日本人VS「死んだら終わり」と現世利益にいそしむ日本人。容姿のいい男に群がる女は暑い国に多く、イヌイットでは短足夫でもそれなりに困らない。それら深遠なる人類の謎を解くカギは寄生者(パラサイト)にあった! ミトコンドリアが語る日本人のルーツ、縄文人だけがもっていたウイルスの秘密など最先端の研究を駆使して人間とパラサイトの不思議な関係を論じた、目からウロコの落ちる傑作。
  • パラレル

    パラレル

    小説・文芸
    3.5
    1巻550円 (税込)
    妻の浮気が先なのか、それとも僕が勝手に会社を辞めたせい? とにかくゲームデザイナーの僕は失職し、離婚した。長年の親友でキャバクラ大好き・顔面至上主義者の津田と、別れた後もしきりにメールをよこす元妻、そして僕の新しい恋人……錯綜する人間関係と、男と女の微妙なくい違いを絶妙な距離感で描く、長嶋有初の長篇。タランティーノ監督の映画をイメージして書いたという斬新な構成と、思わず書きとめたくなる名言満載の野心作!
  • パリ仕込みお料理ノート

    パリ仕込みお料理ノート

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    なぜかしら音楽家には食いしん坊が多いのです とろとろのチーズトーストに、二時間煮込んだシチュー、たきたてご飯にバター、しょうゆ、おかかを混ぜ、おみそ汁のお豆腐をのせた現代版ウツミ豆腐……戦後シャンソン歌手としてデビューしたパリで“食いしん坊”に開眼した著者が、人生で出会った忘れがたい料理と世界の友人たちを自在に綴るエッセイ集。

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