綱淵謙錠の作品一覧

「綱淵謙錠」の「将軍」「」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 将軍 1
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    1~4巻2,420円 (税込)
    大人気ドラマ原作 全世界で1500万部以上売れた大ベストセラー、ここに復刊! 徳川家康と三浦按針をモデルに関ケ原前夜の乱世を描く戦国絵巻! 暴風雨に遭って伊豆に漂着したオランダ船の水先案内人で英国人のジョン・ブラックソーン。彼は数名の仲間とともに地元の若い侍、柏木近江に捕らえられ、叔父の領主、柏木矢部のもとで取り調べを受ける。しかし、彼らの漂着を察知した関八州の支配者、吉井虎長は、腹心の大名、戸田広松を秘かに現地に派遣する……。
  • 歴史へのいざない
    -
    1巻660円 (税込)
    歴史小説ファン必読のしみじみエッセイ集.歴史の魅力にとりつかれるまでの自己の軌跡や作品と取り組む姿勢を魅力的に語る――妖刀・村正、大坂城の贋金など、歴史の秘話を探る、歴史的《時間》への旅。姫路・白鷺城、函館・五稜郭などの、地理的《空間》への旅。樺太生まれの《わたくし》自身の伝記。豊富な資料をもとに新しく光を当てた歴史上の人物の《生き方》。……歴史のおもしろさとは何であるかを、楽しく、しみじみと綴ったエッセイ集。
  • 徳川家臣団 組織を支えたブレーンたち
    3.0
    1~2巻660円 (税込)
    家康の栄光をささえた幕臣18人の生きた道――家康を助け、幕藩体制を確立した家臣列伝。「徳川家よ永遠なれ」と、永久政権の実現を願う家康に従い、徳川300年の礎となった重臣たち、徳川四天王の一人・榊原康政に始まり、本多忠勝、石川数正、酒井忠勝、松平信綱らに至る18人はどう生きたか……。現代の経営戦略に相通ずるトップと側近が辿った道を綴る好著。<正続2巻>
  • 人物列伝幕末維新史
    -
    1巻660円 (税込)
    幕末維新を鮮烈に生きた男たちの歴史読物――激動の時代、幕末維新を生き、近代日本の曙をかけぬけた6人の英傑たち…水野忠邦、栗本鋤雲、勝海舟、大久保利通、坂本龍馬、福沢諭吉。歴史が大きな転換期を経験した、〈天保〉から〈明治〉にいたる約30年の時の流れを、6人の波瀾に富んだ、鮮烈な生涯を描いて、陰翳ある歴史として把握する、傑作歴史読物。
  • 幕末風塵録
    -
    1巻660円 (税込)
    浦賀にペリー艦隊が突如、現れたのは、嘉永六年六月のこと。この黒船ショックが、その後どういう変容を遂げて明治維新や現代に受け継がれて行ったか──。「戊辰戦争の敗者の慰霊鎮魂なしには、明治以後の歴史は語り得ない」とする著者が、動乱の幕末の深層を抉り、将軍から遊女まで、人々の息遣いに触れさせてくれる随想集。《目次の一部》榎本武揚と樺太、吉田松蔭とテレパシー、大奥は砂糖天国、家茂びいき、将軍の気くばり、トコトンヤレ節由来、写真術事始、ナポレオンと留学生ほか。
  • 斬(ざん)
    4.5
    1巻550円 (税込)
    “首斬り浅右衛門(あさえむ)”の異名で天下に鳴り響き、罪人の首を斬り続けた山田家二百五十年の末路は、明治の維新体制に落伍しただけでなく、人の胆をとっては薬として売り、死体を斬り刻んできた閉鎖的な家門内に蠢く、暗い血の噴出であった。もはや斬首が廃止された世の中で、山田家の人間はどう生きればいいというのか。豊富な資料を駆使して時代の流れを迫力ある筆で描き、「歴史小説に新領域を拓いた」と絶讃を博した、第67回直木賞受賞の長篇大作。
  • 剣

    -
    1巻705円 (税込)
    塚原卜伝、上泉秀綱、柳生石舟斎、松永久秀、石田三成、坂本龍馬、榊原鍵吉ら、兵法の奥義を、天下統一を、新しい時代の幕開けを、戊辰戦後の屈辱への憤りを剣に賭けた武士たちの壮烈な人生を鮮やかに描く歴史小説10篇。

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  • 斬(ざん)

    Posted by ブクログ

    第67回直木賞。
    江戸から明治に変わる時代の、死刑執行人の話。
    当時の死刑執行は、刀による首斬り。腕のたつ山田家が代々それを家業として継いでいたが、仕事とはいえ人を切る生臭さ、周囲の目、技術の鍛錬など、山田一家にとって精神的・身体的な悩みは尽きない。しかも、家族間のいざこざ、明治の御一新で死刑の手段が絞首や銃殺へとって変わるなどが重なり、山田家は崩壊していく。
    時代考察が細かく、ノンフィクションを読んでいるかのよう。実際、斬首した島田一郎(大久保利通の暗殺犯)の逸話などは実話のようだ。
    斬られる人々や、山田家に仕え続けた浜田など、サブキャラクターが小説をより面白いものにしている。。タイトルの「

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    2010年07月04日
  • 斬(ざん)

    Posted by ブクログ

    死刑執行人山田浅右衛門一家の話。幕末、廃刀令などの時代背景の中、衰退して行く様を描く。
    幕末の人々、世界が変わって行く様の描写も面白いし、それを肌で感じ翻弄されていく一家も読んでいて心に来るものがある。他の歴史小説とは異なる感じがした。時代背景は歴史を淡々と描き、主人公らには血が通った書き方をしているせいだろうか。最後も物悲しくて良い。

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    2013年11月04日
  • 斬(ざん)

    Posted by ブクログ

    敗者からみた歴史、いわゆる稗史の手法は自分好みだけど、 ディテールに凝り過ぎて、 物語の推進力が停滞するというよくある弊害。 好みであり、好みでないんだからビミョーだよな。 たぶん、この人の本はもう読まない気が。 たまたま同時期に読んでいた「警視庁草紙」とエピソードが被っていて、切り口が違うので面白かったが。

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    2011年10月01日
  • 徳川家臣団 組織を支えたブレーンたち

    Posted by ブクログ

    四天王から家康晩年の頃から仕え始めた家臣たちまでをあっさり風味で振り替える。分かりやすい天下人人事録。

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    2012年04月11日

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