綱淵謙錠のレビュー一覧

  • 斬(ざん)

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    第67回直木賞。
    江戸から明治に変わる時代の、死刑執行人の話。
    当時の死刑執行は、刀による首斬り。腕のたつ山田家が代々それを家業として継いでいたが、仕事とはいえ人を切る生臭さ、周囲の目、技術の鍛錬など、山田一家にとって精神的・身体的な悩みは尽きない。しかも、家族間のいざこざ、明治の御一新で死刑の手段が絞首や銃殺へとって変わるなどが重なり、山田家は崩壊していく。
    時代考察が細かく、ノンフィクションを読んでいるかのよう。実際、斬首した島田一郎(大久保利通の暗殺犯)の逸話などは実話のようだ。
    斬られる人々や、山田家に仕え続けた浜田など、サブキャラクターが小説をより面白いものにしている。。タイトルの「

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    2010年07月04日
  • 斬(ざん)

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    死刑執行人山田浅右衛門一家の話。幕末、廃刀令などの時代背景の中、衰退して行く様を描く。
    幕末の人々、世界が変わって行く様の描写も面白いし、それを肌で感じ翻弄されていく一家も読んでいて心に来るものがある。他の歴史小説とは異なる感じがした。時代背景は歴史を淡々と描き、主人公らには血が通った書き方をしているせいだろうか。最後も物悲しくて良い。

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    2013年11月04日
  • 斬(ざん)

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    敗者からみた歴史、いわゆる稗史の手法は自分好みだけど、 ディテールに凝り過ぎて、 物語の推進力が停滞するというよくある弊害。 好みであり、好みでないんだからビミョーだよな。 たぶん、この人の本はもう読まない気が。 たまたま同時期に読んでいた「警視庁草紙」とエピソードが被っていて、切り口が違うので面白かったが。

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    2011年10月01日
  • 将軍 4

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    フィクションで架空の人物の名前を使っていますが、徳川家康vs石田三成の構図はわかりやすく、読み進めるうちに、戦国日本という異文化の渦の中へ自分まで放り込まれたような感覚になりました。
    外国人の安針の視点で物語が進むため、戸惑いと驚きがそのまま読者の視線となり、礼や忠義が命を左右する世界の緊張感がじわじわと伝わってきました。
    虎長の静かな胆力も実に魅力的で、力よりも“間”で制する怖さに唸らされました。
    一方で、西洋的な視点ゆえの誇張や、人物造形の分かりやすさが気になる場面もあり、もう少し湿度のある感情を見たくなる瞬間もあります。
    それでも、文化の衝突を通して「正しさ」とは何かを問い直されます。

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    2026年07月28日
  • 将軍 3

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    フィクションで架空の人物の名前を使っていますが、徳川家康vs石田三成の構図はわかりやすく、読み進めるうちに、戦国日本という異文化の渦の中へ自分まで放り込まれたような感覚になりました。
    外国人の安針の視点で物語が進むため、戸惑いと驚きがそのまま読者の視線となり、礼や忠義が命を左右する世界の緊張感がじわじわと伝わってきました。
    虎長の静かな胆力も実に魅力的で、力よりも“間”で制する怖さに唸らされました。
    一方で、西洋的な視点ゆえの誇張や、人物造形の分かりやすさが気になる場面もあり、もう少し湿度のある感情を見たくなる瞬間もあります。
    それでも、文化の衝突を通して「正しさ」とは何かを問い直されます。

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    2026年07月28日
  • 将軍 2

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    フィクションで架空の人物の名前を使っていますが、徳川家康vs石田三成の構図はわかりやすく、読み進めるうちに、戦国日本という異文化の渦の中へ自分まで放り込まれたような感覚になりました。
    外国人の安針の視点で物語が進むため、戸惑いと驚きがそのまま読者の視線となり、礼や忠義が命を左右する世界の緊張感がじわじわと伝わってきました。
    虎長の静かな胆力も実に魅力的で、力よりも“間”で制する怖さに唸らされました。
    一方で、西洋的な視点ゆえの誇張や、人物造形の分かりやすさが気になる場面もあり、もう少し湿度のある感情を見たくなる瞬間もあります。
    それでも、文化の衝突を通して「正しさ」とは何かを問い直されます。

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    2026年07月28日
  • 将軍 1

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    フィクションで架空の人物の名前を使っていますが、徳川家康vs石田三成の構図はわかりやすく、読み進めるうちに、戦国日本という異文化の渦の中へ自分まで放り込まれたような感覚になりました。
    外国人の安針の視点で物語が進むため、戸惑いと驚きがそのまま読者の視線となり、礼や忠義が命を左右する世界の緊張感がじわじわと伝わってきました。
    虎長の静かな胆力も実に魅力的で、力よりも“間”で制する怖さに唸らされました。
    一方で、西洋的な視点ゆえの誇張や、人物造形の分かりやすさが気になる場面もあり、もう少し湿度のある感情を見たくなる瞬間もあります。
    それでも、文化の衝突を通して「正しさ」とは何かを問い直されます。

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    2026年07月28日
  • 将軍 4

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    ネタバレ

    最終巻まで読んで、虎長の策略はわりと面白かったかなと思ったけれど、真田広之さんのドラマがそこまで話題になるほどの魅力は、本からは感じられなかった。おそらく、ドラマはより日本の時代劇らしく作り込んだ成果なのかなと想像。
    こうなってみると、むしろドラマを観たいなと思った。やぶへびかもしれない。。。

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    2025年03月30日
  • 将軍 2

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    一巻より面白かった。特に港の出口を巡って二つの船が疾走する場面。
    ただ、敵の武将を始末する長門のやり方は、武士としてあるまじき気がして、相変わらず、ちょっと馴染めない世界。

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    2025年02月11日
  • 徳川家臣団 組織を支えたブレーンたち

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    四天王から家康晩年の頃から仕え始めた家臣たちまでをあっさり風味で振り替える。分かりやすい天下人人事録。

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    2012年04月11日