作品一覧 2024/02/15更新 どうした、家康 値引きあり 試し読み フォロー いのちがけ 加賀百万石の礎 試し読み フォロー 逆転の戦国史 ~「天才」ではなかった信長、「叛臣」ではなかった光秀~ 試し読み フォロー 決戦!桶狭間 試し読み フォロー 決戦!設楽原 武田軍vs.織田・徳川軍 試し読み フォロー 霜月記 試し読み フォロー 高瀬庄左衛門御留書 試し読み フォロー 藩邸差配役日日控 試し読み フォロー 黛家の兄弟 試し読み フォロー 黛家の兄弟 試し読み フォロー 夜露がたり 試し読み フォロー 読んで旅する鎌倉時代 試し読み フォロー 1~12件目 / 12件<<<1・・・・・・・・・>>> 砂原浩太朗の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 高瀬庄左衛門御留書 砂原浩太朗 単行本で読んで何回も読みたい本だったので意を決して購入。これから先もこのような温かみのあるまったりとした時間を一緒に過ごしていきたいと思える作家。三崎亜記氏の世界と共に老後も付き合っていきたい。 Posted by ブクログ 高瀬庄左衛門御留書 砂原浩太朗 架空の神山藩を舞台にした江戸時代のこの物語は今までに読んだことのない文章の美しさがあった。江戸から離れた村の景色、季節のうつろい、村人や武士たちの生活、それぞれの描き方が実に美しい。主人公の描く絵が褒められたのと同じ言い方なら見事という他ない。 ストーリーは小さな出来事の積み重ねだが、少しの謎が次の...続きを読む話の伏線となって繋がってゆく展開もゆったりとしながら時には先を急ぎたくなるような、しかしそこでこの美しい文章を味わいたい気持ちが強くなって留まる、何か時代小説を読む楽しみを改めて感じさせてくれたところがある。 郡方という役回りはよく知らなかったが、藩の中で地道に生きてゆく主人公、その人柄もこの文章が表しているのだろう。続きのシリーズもまた読んでみることにしよう。 それにしても蕎麦がうまそうだった。食べ物の描き方もいい。志穂が書いた絵の雰囲気もなんと無く伝わってくる。しみじみと味わい深く小説を楽しめてよかった。 Posted by ブクログ 夜露がたり 砂原浩太朗 江戸市井物の短編集 氏の長編が大好きなのだがこれはこれでたいそう面白かった 通り一遍の人情物と思わせて一捻りがあったりなかったり 短編集としてのバランスが実に良い Posted by ブクログ 黛家の兄弟 砂原浩太朗 「神山藩」シリーズ第2作目は、本屋が選ぶ時代小説大賞など4冠を獲得した『高瀬庄左衛門御留書』以上の傑作。 今まで読まずにいたのが惜しまれたと思わずにはいられない第35回山本周五郎賞受賞作。 神山藩で筆頭家老を勤める黛家の三男新三郎が主人公。 三兄弟それぞれに描き分けられ、どんでん返し的なミステリー性...続きを読むもあって、これぞ時代小説と堪能の読後感。 「それはわれらが、黛家の兄弟だからでござる」に、カタルシスを覚える。 Posted by ブクログ 夜露がたり 砂原浩太朗 市井の人を題材とする時代小説で、これまでの架空の神山藩の侍とは違っているのですが、砂原さんの文章のファンの方には楽しめると思います。短編集なのですが、8編通して「夜露がたり」ですね。 Posted by ブクログ 砂原浩太朗のレビューをもっと見る