黛家の兄弟
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黛家の兄弟

1,001円 (税込)
700円 (税込) 12月25日まで

3pt

第165回直木賞、第34回山本周五郎賞候補『高瀬庄左衛門御留書』の砂原浩太朗が描く、
陥穽あり、乱刃あり、青春ありの躍動感溢れる時代小説。

道は違えど、思いはひとつ。
政争の嵐の中、三兄弟の絆が試される。
『高瀬庄左衛門御留書』の泰然たる感動から一転、今度は17歳の武士が主人公。

神山藩で代々筆頭家老の黛家。三男の新三郎は、兄たちとは付かず離れず、
道場仲間の圭蔵と穏やかな青春の日々を過ごしている。しかし人生の転機を迎え、
大目付を務める黒沢家に婿入りし、政務を学び始めていた。そのさなか、
黛家の未来を揺るがす大事件が起こる。その理不尽な顛末に、三兄弟は翻弄されていく。

令和の時代小説の新潮流「神山藩シリーズ」第二弾!

~「神山藩シリーズ」とは~
架空の藩「神山藩」を舞台とした砂原浩太朗の時代小説シリーズ。
それぞれ主人公も年代も違うので続き物ではないが、統一された
世界観で物語が紡がれる。

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黛家の兄弟 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2022年第35回山本周五郎賞

    歴史小説、時代小説から少し遠のいていましたが
    一挙に引き込まれてしまいました。

    架空の神山藩が舞台となります。
    著者の時代シリーズに共通する舞台です。
    そして、日本史ポンコツなので気楽にこの世界に入れる重要なポイントかもしれません。

    筆頭家老黛家の三兄弟の物語、

    0
    2025年04月22日

    Posted by ブクログ

    この方の作品はとにかく文面が緻密で美しい情景が浮かんできて圧倒される。
    導入部では黛の三兄弟が内記の策略により翻弄される。選択を迫られる苦悩に新三郎の未熟は罪だ、と至らなさを痛感する場面、分かってしまう。無知であるのが恐ろしいんだ。
    第二話になると成長した織部正(呼び方が役職で引き継がれているのが新

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。前作同様、かつての侍たちが持つ矜持と、現代人にも理解しやすい情や心理がとてもうまくミックスされていると思う。激しく豊かな想いを持ちながらも、自分を律し滅私奉公に徹する姿は美しい。
    神山藩シリーズ3作目も楽しみ。年末にでもゆっくり味わって読んでみたい。

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    めちゃ面白かった。
    庄左衛門には関係ないが、
    同藩の立花さんや啓一郎が学んだ藩校が、まだ構想程度だった時代の神山藩。
    そして、『庄左衛門』よりもエンターテイメント性が飛躍的に高くなっている。
    ミステリ、ツイスト、アクション、そしてロマンス
    こなれてはりますな。
    個人的には『庄左衛門』のほうが好きでは

    0
    2024年06月24日

    Posted by ブクログ

    「神山藩」シリーズ第2作目は、本屋が選ぶ時代小説大賞など4冠を獲得した『高瀬庄左衛門御留書』以上の傑作。
    今まで読まずにいたのが惜しまれたと思わずにはいられない第35回山本周五郎賞受賞作。
    神山藩で筆頭家老を勤める黛家の三男新三郎が主人公。
    三兄弟それぞれに描き分けられ、どんでん返し的なミステリー性

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    前作が良かったからすごく楽しみにしてたんだけど、期待以上だった!
    前作はもうちょっとほのぼの感というか、日常感があったけど、今回は凄くドロドロしてるし、人もいっぱい死ぬし、騙し騙され…って感じですごかった。
    次も楽しみー

    0
    2024年01月04日

    Posted by ブクログ

    前半は、初々しい、少年の主人公の成長と父、兄達の様子がその時代の景色と共にいきいきと描かれているいて、読んでいてストレートに楽しい。そして後半。13年もの時が、経ってしまっていた。あれあれ?あれあれ?の連続。そしてこの変化の奥には何かあるぞ。と思わせる展開。時代小説を越えた、人間社会の絡み合いが、最

    0
    2024年10月12日

    Posted by ブクログ

    続きが気になって時間があれば読んでましたとてもおもしろかったので、他の作品も読んでみたいと思いました

    0
    2024年08月23日

    Posted by ブクログ

    時代小説は舞台が限られているからやむ得ないのだが、筋書きはありきたり・・だが、砂山氏の筆は違う!
    何といっても骨太い。
    時を、藩ののドラマはともに伏線がびっしり惹かれている。それは論理的にきっちり回収されており、読後の充実差に通じている。

    1冊目で読んだ「高瀬庄左エ門」でも十分に満足したが、こちら

    0
    2024年05月17日

    Posted by ブクログ

    未熟であるが故に大切なものを守れない。
    聞いた時は理解出来ていない言葉も、自身が経験することで腑に落ちる。そして、人へと引き継ぐことができる。人を理解するには時間がかかるが思いは伝わる。そんなことを感じ一冊。家族、親から子へ、人から人へ、といった人の繋がりを感じ、読後が心地よい。

    0
    2024年01月19日

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