夜露がたり

夜露がたり

1,925円 (税込)

9pt

「どいつもこいつも、こけにしやがって」「難儀だね、身内って奴から逃れられないものさ」、追い詰められ女と男は危うい橋を渡ろうとする。「あの場所の生まれでなければ」と呪い、「死んどくれよ」と言葉の礫をぶつけながら、その願いが叶いそうになると惑う。ここに江戸八景の本物がある。「傑作」と呼ぶしかない短篇集。

詳しい情報を見る

閲覧環境

夜露がたり のユーザーレビュー

3.9
Rated 3.9 stars out of 5
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    短編なのにひとつひとつがしっかりとした一編となっていて、どの話もパターンは違い、辛い→少しの灯り、少しの灯り→やっぱり現実の深み、そして、少し「あっ」という展開。お見事です。そして、なんと言っても、日本語が上手。砂原さんの文章は気持ちよく、絵が浮かんできます。

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    安定の砂原浩太朗。読み終わった後もやっとするような、やれやれと開き直るようなそんなお話が多く人間臭い感じがよかった。

    0
    2024年07月05日

    Posted by ブクログ

    江戸市井物の短編集
    氏の長編が大好きなのだがこれはこれでたいそう面白かった
    通り一遍の人情物と思わせて一捻りがあったりなかったり
    短編集としてのバランスが実に良い

    0
    2024年03月30日

    Posted by ブクログ

    市井の人を題材とする時代小説で、これまでの架空の神山藩の侍とは違っているのですが、砂原さんの文章のファンの方には楽しめると思います。短編集なのですが、8編通して「夜露がたり」ですね。

    0
    2024年03月04日

    Posted by ブクログ

    時代物小説ながら勧善懲悪ではなく、人間の業を肯定する結末に満足できた。人の心の理不尽さを描くことで、登場人物への感情移入を容易にしてくれた。
    8編の中でも「死んでくれ」「さざなみ」「錆び刀」「妾の子」が好みだ。
    砂原浩太朗作品は追いかけていきたい。

    0
    2024年02月23日

夜露がたり の詳細情報

閲覧環境

砂原浩太朗 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す