読んで旅する鎌倉時代

読んで旅する鎌倉時代

蛭が島:若き源頼朝が流された伊豆の地。当時の支配者は北条氏。
真珠院:頼朝との悲恋の末に八重が命を落とした地。
伊豆山神社:頼朝と北条政子が結ばれた地。
石橋山:頼朝が源氏復興ののろしを上げるも、大庭景親、伊東祐親らの平家軍に大敗した地。
黄瀬川:奥州から駆けつけた義経が頼朝と再会した地。
願成就院:北条時政が頼朝の奥州平泉討伐戦勝祈願のため建立した。
銭洗弁財天:頼朝への宇賀福神の夢のお告げを元に、宇賀福神を祀り神仏の供養を行なったのが創建の由来。
三島大社:頼朝が源氏復興を祈願して旗揚げをした神社。
梶原山公園:頼朝の信任厚かったが、その死後に滅ぼされた梶原景時終焉の地。
鶴岡八幡宮:鎌倉幕府とともにあった彼の地のランドマーク。
伊豆修善寺:頼朝の嫡男・頼家が暗殺された地。

など、鎌倉殿(鎌倉幕府)をめぐる13の地を舞台に、歴史時代小説の手練れ13人が切れ味鋭い筆をふるう。
13の掌編を自宅でじっくり味わうも良し、地図と写真を手がかりに今に残る歴史の現場を訪ねるも良し。

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読んで旅する鎌倉時代 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年04月09日

    「13人」の小説家が「鎌倉」時代について書いた作品集。どの作品も面白いし、最新研究や資料を読み込まれている感じがして、興味もそそられる。
    この本片手に鎌倉を歩きたい。

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    購入済み

    2024年02月09日

    鎌倉三代将軍家の時代の13篇の短編アンソロジー。
    タイトルは『旅する』だけど、旅自体を扱った作品はなかったような?(^_^;)各作品の冒頭に、作品にちなんだ名所の写真と説明がついています。
    前半は頼朝と政子の逸話が多く、後ろになるにしたがって時代があとになります。
    砂原浩太朗さんの「実朝の猫」が好き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月16日

    NHK大河ドラマ、鎌倉殿と13人、を見ているので、それぞれの物語を読むたびに、役者の顔が浮かび、楽しんだ。

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    Posted by ブクログ 2023年07月12日

    それぞれの作者によって書かれた短編作品なので、色んな視点と手法で新鮮な気持ちで読むことが出来る。歴史的解釈はそれぞれなので、大河ドラマ鎌倉殿の13人とセットで見るための付録的な立ち位置で読むと面白い。

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    Posted by ブクログ 2022年10月19日

    大河ドラマに合わせて書かれた短編小説
    ドラマも終盤になった今、逸話の違いが面白い。歴史上の事実だけは変えず、具体的な物語にするなら同じ逸話も印象が真逆な話にもなる。大河ドラマと小説とのコラボ、面白かったです

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    Posted by ブクログ 2022年05月01日

    大河ドラマと合わせて読みました。
    歴史は勝者が作るとはよく聞く話ですが、正史はそうなのだろうなとつくづく思います。そして、それだけではなく、歴史とは解釈なのだなと深く思います。特に歴史小説を読んだ後には。そして、このようなアンソロジーを読むと、一編ごとに少しずつ変わっていく(あるいは観点を変えていく...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年02月17日

     歴史小説が苦手な人にも読みやすいと思います。
     
     様々な思惑がうごめく武家のはじまりの時代。その時代背景がよくわかりますし、素敵な話もたくさん。

     そして、何より出かけたくなる。あー、修善寺の温泉でゆったりしたい~。

    0

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