Posted by ブクログ 2021年12月28日
学生の頃、百人一首を暗記させられたけど、同じようなフレーズがいくつも出てくるから覚えにくかったことを思い出した。なんでこんなに同じフレーズが出てくるのかなあと不思議だったけど、こういうことだったんだ。
これ、漫画化されている。たしかに百人一首の並びは解説は漫画のほうがわかりやすいと思う。
QEDシリ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月26日
購入してから気がついたけど巻末に織り込みの図表が付いている。凝ってんな。
今までなんとなく敬遠していた本書、存外面白かった。
個人的趣味の問題だが、夏の終わりに相応しい王道ミステリを読みたい気持ちと、蘊蓄に溺れたい知識欲と、百人一首への突発的なマイブーム、全ての欲求にピタリと応えてくれた。
ただ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月20日
QEDシリーズの第一弾。自宅で殺害された企業のワンマンオーナーの犯行現場に残された百人一首はダイイングメッセージのようであり、百人一首に込められた藤原定家の意図を解明しながら事件の真相を探る歴史ミステリー。
百人一首に関する知識が圧倒的に不足しているので充分に楽しめたと言い難いものの、こういった雰囲...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月27日
高田氏の記念すべきデビュー作品であるとともにメフィスト賞受賞作。殺人事件がまだ現在の作品よりもテーマと関連づけられている、と思います。 でもやっぱり、事件はおまけ程度であり(おおよその読者にとっても、主人公にとっても)、薀蓄をただ眺める形になる読者も多いのではないでしょうか。 ま、好きだからい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月23日
百人一首コレクターである実業家男性が、自宅で惨殺された。
百人一首の札を一枚握って。
私が一番気になったのは、「壺で人を殺せるのか?」ということだったんだけど、その謎については最後まで解明されなかった。
というのも、最近、壺をもった男が小学校に侵入して教師、児童を襲うという事件が実際に発生した。壺...続きを読む
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