カンナ 飛鳥の光臨

カンナ 飛鳥の光臨

836円 (税込)

4pt

伊賀忍者の末裔にして、出賀茂(いずかも)神社のお気楽跡取り・鴨志田甲斐(かもしだかい)。しかし、その平穏は、秘密の社伝『蘇我大臣馬子傳暦(そがのおおおみうまこでんりゃく)』の盗難によって破られる。謎を追って、現役東大生のアルバイト巫女・貴湖(たかこ)と飛鳥へ向かった甲斐は、そこで密室殺人事件に巻き込まれ……。(講談社文庫)

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  • カンナ 飛鳥の光臨
    836円 (税込)
    伊賀忍者の末裔にして、出賀茂(いずかも)神社のお気楽跡取り・鴨志田甲斐(かもしだかい)。しかし、その平穏は、秘密の社伝『蘇我大臣馬子傳暦(そがのおおおみうまこでんりゃく)』の盗難によって破られる。謎を追って、現役東大生のアルバイト巫女・貴湖(たかこ)と飛鳥へ向かった甲斐は、そこで密室殺人事件に巻き込まれ……。(講談社文庫)
  • カンナ 天草の神兵
    704円 (税込)
    出賀茂(いずかも)神社の跡取りで忍者の血を引く甲斐は、秘密の社伝『蘇我大臣馬子傳暦(そがのおおおみうまこでんりゃく)』を追って、巫女の貴湖(たかこ)らと九州・天草へ。そこでは、児童養護施設「ロザリオ園」のシスターが撲殺されるという事件が起こっていた。犯人は神父が匿っている、と睨む甲斐だが、その前に、“神の子”天草四郎出生の謎が立ちはだかる。(講談社文庫)
  • カンナ 吉野の暗闘
    726円 (税込)
    諒司(りょうじ)捜索のため、甲斐(かい)と巫女(みこ)の貴湖(たかこ)らは奈良・吉野へ。その山中で、一行は山岳ガイドの光昭(みつあき)に助けられるが、同じ頃、光昭の母がさらわれるという事件が発生。その裏には、吉野の黄金伝説をめぐる争いがあった。吉野の山は、なぜ桜だらけなのか? 役小角も金鉱脈を探していたのか? すべての解が、ここに! (講談社文庫)
  • カンナ 奥州の覇者
    691円 (税込)
    闇に葬られた、知られざる歴史を記した秘密の社伝。この書物を持って失踪した諒司から連絡が。急ぎ、岩手・水沢へ向かう甲斐だったが、社伝はすでに修験たちに奪われていた。一方、この土地の先住民・蝦夷の長であったアテルイが、なぜ簡単に坂上田村麻呂に降伏したのか。ここにも歴史の暗部が眠っていた。 ※本作品は 2012年11月8日まで販売しておりました単行本電子版『カンナ 奥州の覇者』の文庫電子版となります。 本編内容は単行本電子版と同じとなります。
  • カンナ 戸隠の殺皆
    691円 (税込)
    忍者の末裔三人組、鴨志田甲斐(伊賀服部流)、中村貴湖(伊勢服部流)、柏木竜之介(甲賀)プラス忍者犬のほうろくは、奪われた秘密の社伝を追って、長野・戸隠へ。敵対する波多野村雲流に襲われながらも、甲斐は戸隠に伝わる「鬼女・紅葉」と「天岩戸」ふたつの伝説の、これまで語られることのなかった真相に迫る! (講談社文庫) ※本作品は 2013年6月13日まで販売しておりました単行本電子版『カンナ 戸隠の殺皆』の文庫電子版となります。 本編内容は単行本電子版と同じとなります。
  • カンナ 鎌倉の血陣
    704円 (税込)
    甲斐は、婚約者の聡美に誘われ、茶会に出席するため鎌倉へ二人旅。しかし、そこには貴湖と竜之介の姿が。女二人が火花を散らす中、茶会の主催者である加賀美宗朝と息子の範夫が殺害される。甲斐は、宗朝が調べていたという源氏がたった三代で滅びた理由と、宗朝親子殺人事件の真相に、奇妙な共通項を見出す!(講談社文庫)
  • カンナ 天満の葬列
    704円 (税込)
    出賀茂神社の社伝「蘇我大臣馬子傳暦」を巡る忍び同士の争いは、更に熾烈に。貴湖の祖父である丹波が何者かに襲われたのを皮切りに、貴湖や忍者犬のほうろくも入院、甲斐自身も繰り返し危険に晒される。そんな中、覚醒しつつある甲斐は、「菅原道真が大怨霊になった理由」と社伝のただならぬ関係を解き明かす!
  • カンナ 出雲の顕在
    704円 (税込)
    社伝を奪い逃走中の諒司から呼び出しを受けた竜之介は、一人、出雲へ。そこで、現在の天皇家である「金烏」とは別に、裏の天皇家の「玉兎」があり、竜之介はその関係者だと告げられる。一方、竜之介を探して島根へと向かった甲斐と聡美は、出雲大社と素戔嗚尊の謎に挑むも、激しい抗争に巻き込まれてしまう!
  • カンナ 京都の霊前
    726円 (税込)
    偽書「蘇我大臣馬子傳暦」を、なぜ幾つもの集団が命懸けで奪い合うのか? 「乙巳の変(大化の改新)」は、中大兄皇子や中臣鎌足が起こした天皇へのクーデターだとする「玉兎」の真の狙いは? 聖徳太子は、藤原氏が捏造した架空の人物なのか? すべての謎を解くべく、甲斐と貴湖は決戦の地・京都へ。禁断の完結編!

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カンナ 飛鳥の光臨 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年07月24日

    聖徳太子が本当に実在したのか。
    何故法隆寺に三体の本尊が祀られているのか。
    聖徳太子は自然死なのに対し息子は戦いに敗れて自害したのに鎮魂のための神社に息子が祀られていないのは何故か。

    最近聖徳太子の時代に興味を持ってきたのに本当は実在しないのではないのか?
    天皇制を勉強したのに蘇我馬子が天皇だった...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月05日

    京都の神社の跡取り息子とバイトの女子大生を中心に、盗まれた社伝、行方不明になった知人を探し、殺人事件に巻き込まれる。歴史の謎を追いながら、現在のミステリを解き、更に忍者捕物を行うという盛りだくさんぶり
    甲斐、貴湖

    0

    Posted by ブクログ 2012年02月05日

    カンナシリーズ文庫化待ってた。
    高田作品は文庫で追っかけてるのでノベルスの新刊を見るたびにぐぬぬ…ってなってた。
    丹波がお気に入りになる予感がする。

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    Posted by ブクログ 2012年05月06日

    QEDシリーズと並ぶ、カンナシリーズの1作目。
    文庫版が出たので買ってみました。

    QEDシリーズよりも時代が遡る歴史物。
    ちょっと苦手かも?とか、QEDシリーズの登場人物が好きだったので、カンナシリーズはどうなの?と思うところがあったのだけど、なかなか面白かった。

    さすがは高田氏というべきか・・...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月19日

    シリーズ物と知らずに読んだので、色々と消化不良なところもあるけど、歴史への新解釈に触れられるのは純粋に面白い!

    登場人物もキャラクターがはっきりしてて、好きな俳優さんに当てはめて楽しく読めました。

    0

    Posted by ブクログ 2015年03月28日

    最終的に犯人は逃走し行方不明になってしまうのと、結局何故盗みに入ったかという理由と、組織については解明されず。これから物語が始まる序章のような話だったので、甲斐くんはこれから強くなっていくのかと、貴湖ちゃんとの関係などなど続きが気になります。

    0

    Posted by ブクログ 2013年01月26日

    前QEDシリーズからの派生、スピンオフシリーズ。相変わらず殺人の部分は強引だが、読んでいて面白い小説。底流には、筆者の歴史認識が。聖徳太子と蘇我三代の関係とは。乙巳の変はなんだったのか。学校で習った、勝者藤原氏側からの歴史観では分からなかった事が視点を変えると、そうだったのかも、、と思えてくる。

    0

    Posted by ブクログ 2012年04月03日

    カンナシリーズ1作目。

    勝者の描く歴史によって隠された真実の歴史を追求するという点では、QEDシリーズと同じ。そこに、主人公たちが忍者の末裔だったりで、多少アクション的なものもプラスされている。ただ、QED同様、歴史薀蓄の部分は興味深く読めたけれど、正直言って、その他の部分はラノベちっくで軽すぎる...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年02月03日

    新シリーズ第一作とのこと。とりあえず、お見知りおきをってなところですか。表舞台から消されてしまった、敗者である以前の施政者の影を掘り起こしていくのだろうか。それとも……

    ところで カンナ とは何のことだろう? 
    (神名 という文字が浮かぶけれど違うよねきっと) 

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年01月05日

    忍者の末裔の神職と現役東大生の巫女が奪われた謎の社伝を求めて全国を駆け回る。ついでに歴史の勉強。今回は聖徳太子虚構説と巳亥の変の真実に迫る。

    有名な聖徳太子による日出づる国の天子ーの文言。同じ文章が隋書にも見られるが、推古天皇ではなくアメノタリシヒコによるものと書かれてある。明らかに男性だがいった...続きを読む

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