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闇に葬られた、知られざる歴史を記した秘密の社伝。この書物を持って失踪した諒司から連絡が。急ぎ、岩手・水沢へ向かう甲斐だったが、社伝はすでに修験たちに奪われていた。一方、この土地の先住民・蝦夷の長であったアテルイが、なぜ簡単に坂上田村麻呂に降伏したのか。ここにも歴史の暗部が眠っていた。 ※本作品は 2012年11月8日まで販売しておりました単行本電子版『カンナ 奥州の覇者』の文庫電子版となります。 本編内容は単行本電子版と同じとなります。
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Posted by ブクログ
ストックがなくなったので買って来ました。(笑) カンナシリーズの4作目は今までと少し雰囲気が違うかな。 ずっと追いかけていた人とあっさり会う事が出来て(後でまた別れてしまうのだけど)ちょっと拍子抜けした感もありますが、まだまだ謎が多いのが分かってメインのストーリの合間の息抜きストーリーという印象を受...続きを読むけました。 このシリーズもまだまだ続いているので、また続編も読んで行きたいと思います。
QEDシリーズに比べてアクション?というか派手さがあってまた違った面白さがある。 どんどん謎が解明されてきてドキドキワクワクしてくる。 次回作も楽しみ。
カンナシリーズ4作目。今回の舞台は東北地方。蝦夷の長、阿弖流為と征夷大将軍の坂上田村麻呂について。 今まで逃げ回って姿を見せていなかった諒司だったが、ここに来て本人が登場。カンナシリーズとして一気に展開が進んだ感じ。「カンナ」という言葉の意味も分かりかけてきたような? 阿弖流為たちについての考察は...続きを読む、さほど驚くようなことでもなく、、、。勝者側(朝廷側)に立った歴史書の編纂の経緯を分かっていれば、まあ想像はつくかなと。阿弖流為に関しては作中にも出てくる高橋克彦の「火怨」は必読。あれを読めば誰でも阿弖流為信者になれると思う。 最後にあの二人がゲスト出演。そう言えば、あっちのシリーズの中でも同じシーンがあったな、、、。あっちのシリーズが一応完結して、そろそろ恋しくなって来ていたので、単純に嬉しかったデス。
坂上田村麻呂とアテルイ 彼らの話を漫画で読んだ気がする。内容はほとんど覚えていない、困ったもんだ。 正義が力になるんじゃなくて、力が正義になる。敗者の歴史は勝者の歴史に飲み込まれて消えていってしまう。ある意味それは自然な流れかもしれない。敗者として消されてしまった歴史があると忘れないでいよう
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