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伊勢の鄙びた村から秘宝の鮑真珠を持って上京していた神職が、不審な墜落死を遂げる。親友・小松崎良平から事件解決への協力を頼まれた桑原崇は、棚旗奈々とともに伊勢へ。しかし、真相に迫る二人にシリーズ中最大の危機が。祟は、事件の真相と、最大の深秘「伊勢神宮の謎」を解けるのか?「QED」完結編!(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
やっと、最後のQEDを読破しました 歴史考察は流石です 時々、強引なところもありますが(笑) 作中、いくつか謎を残しての完結となりましたが、新シリーズを期待させます 新シリーズを待っています!
三重県出身者としては思い入れのある場所なだけに、いつもよりも興味を持って読めたこと、外宮の重要度がかなり上がったこと、内宮が逆になんだかあの神聖さは気持ちだけのものなのか?とか色々思うところがありました。 途中でさらっと出ていた、猿田彦神社の話はどうなったんだろう。 いつも通りウンチクたくさんで...続きを読む、ついてくの大変だったけど、いつもよりは残った! 事件はまじ救いようがなかったなぁ。 何はともあれ、最後に2人がくっついたからそれだけで☆あげる!笑
QEDシリーズ完結編。 正に完結編の名に恥じぬ素晴らしい作品でラストでした! おめでとう、二人ともおめでとう!…で、いいんですよね?!
QEDシリーズ、いよいよ完結! 今回、タタルと奈々たちが挑むテーマは「伊勢神宮」です。 タタル曰く「伊勢神宮の二ダースにも及ぶ謎(最後には二ダース半=30になるのですが)」に加えて、東京で起きたとある神職の殺人事件と一人の女性の自殺の謎を解き明かしていきます。 今回は、タタルと奈々が、伊勢への道中で...続きを読む謎について語り合う部分が多くを占めています。 二人の会話から、シリーズをとおしてお馴染みとなった、「時の為政者、支配者によって作られた歴史とその裏に隠された物事」を思い起こさせられます。 途中の名古屋で、タタルにとっての「あの人」=五十嵐弥生との邂逅があり(余談ですが、QEDをホームズ譚に例えるなら、五十嵐弥生はアイリーン・アドラーにあたるんでしょうね)、ここから物語は、俄然スピードアップしていきます。 これまでシリーズにはなかったアクション要素も加わりつつ、一気にラストまで走り抜け、実際に読み終えてみると、あっけないとすら思えるほどでした。 とはいえ、物語の面白さはもちろん、御名方史紋や神山禮子などキャストも豪華で、完結編にふさわしい仕上がりでした。
QED完結編!!とうとうです!! 文庫で出るのを待ちわびてました。 ラストの舞台は伊勢神宮です。 日本最大の謎が隠されてます。 この本片手に伊勢神宮に行きたい! 相変わらず、日本の神々や歴史については睡魔と戦う場面がチラホラσ^_^; それでも、今までQEDを読んできた者として理解できる点もあ...続きを読むりましたぞ!! そしてなんといっても、タタルと奈々の二人の関係性でしょ!! 最後にタタルさんが何て言ったのか気になる〜 ラストにふさわしく、ほとんどのキャストが出てきます。 大地くん… この話もぜひ読みたい!! 沙織と熊つ崎に何があったんだ!! 完結はしたんですが、いつでもスピンオフ、待ってます。
伊勢神宮の祭神の事を考えたこともなかった。歴代天皇と天照大神の関係も。書き残されたことの表裏も。目に見えない裏側に隠されてしまった事があることを知っていないといけないんですね。今この世界に溢れている情報も操作されているかもしれないと、少し醒めた目で観る必要があるのかも。
相変わらず事件はもうそっちのけ。素晴らしい蘊蓄の連打はありがたいです。なるほど、天照は男かも、ですか。いつもいつも感心しては鎌倉なり伊勢なりにいくんですが、読んでるときは感心して、実際にいくと「考え過ぎだろ」と思えちゃいますね。なんでヘビが好きかね、古代人。
はぁー。 なんつーか、もう引用が多すぎてわけがわからないよ。 やっぱじっくり読むべきね。 でもやっぱり面白かった。 もう一回落ち着いて読みたいな。 タタルさんの突然の変わりように驚いたけど。 二人がうまくいきますように。
失くしてしまったと思っていたが、引っ越しにより奇跡的に見つかった本。 桑原崇と棚旗奈々。 最後は、伊勢神宮、天照大御神の謎に挑む。 伊勢神宮にも、色々と謎があるんだな。 殺人事件も勃発するなか、崇と奈々の身にも魔の手が忍び寄る。 崇による、QED宣言がなされたときの開放感はたまらない。
シリーズ最終巻に相応しい盛り上がりだった。 奈々がすごくヒロインしてる。 歴史蘊蓄以外はどうでもいい、が私のこのシリーズに対するスタンスだったのだが、いつの間にか主人公達に愛着が湧いていたようで、人間関係の動きにグッときた。 4人のゴールについては、前巻と今巻でかなりトリッキーに描写されていた。 し...続きを読むかし弥生先生まで活躍してるというのに、まったく出番のなかった沙織が不憫だ。 歴史の方だが、たまたま本書と同時進行で『伊勢神宮の謎を解く』(武澤秀一/ちくま新書)を読んでいるのだが、内容的にリンクしている部分が多い。もちろん、解釈が異なる部分もあるが。タタルの言ってることも強ち与太話(失礼)でもないのかもしれない。
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高田崇史
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