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Posted by ブクログ
神話の国・出雲。縁結びの物語が今も語られるこの地で現代の不可解な事件が起こる。神々の時代は終わったはずなのに古代の影はなぜ人の営みに重なるのか。
論理を武器とする燈馬想と歴史に通じる可奈は神話・考古・文献を手繰り寄せ点在する事実を結び直す。伝承は信仰として守られ同時に政治の道具として磨かれてきた。
やがて見えてくるのは、「神話は真実を覆う虚構」ではなく、「虚構として編まれた真実」という逆説である。人の意志が物語を選び歴史を形づくった。
事件の答えは超常ではなく人が積み重ねた選択の先にあった。神話を疑いなお敬う。その姿勢こそが過去と現在を結び未来へ手渡す。
Posted by ブクログ
”QED 出雲神伝説”高田崇史著 講談社文庫(2013/01発売)
(2011/10発売 講談社ノベルスの文庫版。解説:真中耕平)
・・・ひき逃げと惨殺事件に共通して残されていたのは、古の忍び”出雲神流”の籠の目紋であった。
また、”出雲神流”を追っていた人物の行方不明事件も発覚。
事件の真相は。
事件から九年後を描いた短編”QED ~flumen~ 出雲大遷宮”も収録。
・・・連続する事件と”奈良県の出雲”。
それぞれがうまくマッチングした作品でした。
”QED ~flumen~ 九段坂の春”のキャラクターも登場。
最終巻である次巻を前に大盛り上がりの一冊でした。
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小説・文芸
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