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今なお、河童伝説が残る川で、左手首が切断された死体が、続いて、左腕が切り落とされた死体が浮かぶ。一方、相馬野馬追祭(そうまのまおいまつり)を見物に出かけていた棚旗奈々たち一行は、岩手県遠野まで足を伸ばしていた桑原崇と合流。そこでまた、血なまぐさい事件が……。事件の真相と、河童にまつわる真実が解き明かされる。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
QEDシリーズ第13弾。 歴史上のマツロワヌ人々を一つの軸として描いてきた著者が放つ、新たなる境地がここに発現されています。 選んだテーマは「河童」。 全国津々浦々、名を変えて存在する彼らをどこまで描けるのか? その真骨頂をその眼でご確認ください。 もう一つの軸、現在に起きる河童の仕業と...続きを読むされる殺人事件の方もよぉく読み込んでみてください。 著者の苦悩は……シリーズを通しで見てきた皆さんはお分かりですよね(笑)
河童伝説は日本各地に残るが、その正体に迫ろうとしたのが高田崇史の『QED 河童伝説』である。怪異として語られてきた河童を、歴史や民俗学の視点から読み解く物語が展開される。 主人公たちは伝承の断片を追いながら、土地に眠る古い記憶や人々の信仰に触れていく。河童は単なる妖怪ではなく、地域社会の歴史と深...続きを読むく結びついていたことが見えてくる。 やがて謎は意外な方向へ広がる。伝説の背後には、権力や文化の変遷、人々が忘れ去った真実が潜んでいた。怪談と思われた話が歴史の問題へと姿を変えるのである。 河童を追う旅は、日本人の記憶をたどる旅でもあった。伝説とは過去からの手紙なのだと気づかされる一冊であり、読後には身近な風景さえ新たな意味を帯びて見えてくる。
現代の殺人事件と祟さんが絡まなかったのは珍しく、切り取ってつけた事件のようにも思えるが、いつもよりは読みやすかったなぁ。 毒草師の出し方が次のシリーズへの伏線みたいだなぁ
タイトル通り、河童にせまる話なのだがなんとなく今回はまとまりがないというか焦点がぼやけてる気がする。
今回の見所は、ついにタタルさんにつられて乙女の放送コードぎりぎりっぽい言葉を口走るようになった奈々ちゃん…!(違) とりあえず、鬼や河童=産鉄民、というのがタタルさんの歴史蘊蓄を聞く上で大前提なのは変わらない。 最近のQEDは、それさえ抑えておけば大丈夫なような気がする(笑)。 タタ奈々+熊崎さ...続きを読むん、沙織ちゃんが仲良く飲む場面がとっても好き(*^^*)
何故か順番を勘違いして読んでしまったおかげで御名形が何者なのか分からないのが痛恨ですが、それを差し引いても今回の河童に関する考察はこじつけ感が強い印象です。現実の事件もいつにも増して取るに足らない背景と犯行手順だったので、二重の意味で残念だった。
読書録「QED河童伝説」3 著者 高田崇史 出版 講談社文庫 p275より引用 “「しかし、ちょっと待てよ。ということは、 そのゴルフクラブだ、コースだのっていう代 金は、もしかして全て薬の代金に乗っかって るってことかよ」 「そう……いうことですね。こりゃ酷い」 「なんだよ。結局はその金は、我...続きを読む々と健康保 険組合とで支払っていることになるじゃない か。随分とまた嫌な話だな」” 目次より抜粋引用 “山童 水虎 兵主部 駒曳法師 川太郎法師” 博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。 シリーズ第十三弾。 夏も本番に差し掛かろうとする七月半ば、 主人公・棚橋奈々の上司は風邪気味で、その 様子から話は風邪薬・抗生物質・抗菌剤へと 移っていき…。 上記の引用は、医者と製薬会社の営業につ いての刑事の会話。 これがどの程度本当にあることかは知りませ んが、横領や着服が事件になって表に出ると ころをみると、良くある話なのかもしれませ んね。自分たちが思っている以上に、必要の ない支出をさせられているのであれば、大き な病気にかかった時の対応について、よく考 えておいた方がいいのかもしれません。 主人公・奈々の妹のキャラクターが少しう るさく感じてしまいました。ファン層を広げ るための話の展開なのかもしれませんが…。 ーーーーー
シリーズ最初は意味不明な神様ばかりで全然ついていけなかったけど、復習みたいな感じでどんどん知識が入っていった。全て河童であるとこの本から読み始めたら意味が分からなかったかと思うけど、あらかじめ前作までの知識が入っていたので受け入れることが出来たかも。 殺人事件と会話があまり上手くない。崇の説明だけ...続きを読むが楽しく読める。
今回は題名通り河童のお話。しかしみんな河童なのには驚きです。アマテラスさえも。そして七夕の二人がそれなのも。蘊蓄は長いですが事件の解決はあっさりです。解決方法が結構きますが・・。
”QED 河童伝説”高田崇史著 講談社文庫(2010/02発売) (2007/02発売、講談社ノベルスの文庫版。解説:西上心太) ・・・QEDシリーズ13作目。連続殺人事件と相馬野馬追祭。あまり関連付けられていないせいか不完全燃焼な感じ。 河童関係ないやろ・・・という読後感。 多少、強引なくらいに...続きを読む過去の事件と結びつけられている方が楽しくなってきました(笑) ・・・御名形、神山等追加レギュラー陣が魅力的なキャラクターだけにシリーズが下り坂に感じられてしまうのが惜しいです。 (私は今巻までですと、”式の密室”が一番と名作と考えています。)
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